Diversity & Inclusion Blog

Welcome to Diversity & Inclusion Blog.
ダイバーシティの推進を願い、より多くの意義ある活動や世界の情報を、より多くの人に届けるため発信していきます。
GEWELのメンバーや志を同じにする人たちから、日本や世界のダイバーシティ&インクルージョン情報をお届けします。
賛助会員ネットワーキング参加レポート

NPO法人GEWEL 正会員
佐藤彩有里
(バルーン・コンサルティング代表)


6月1日の賛助会員向けのネットワーキングに参加させていただきました。
はじめに代表理事の村松さんから、現在理事をされている方々や最近行われたイベントの紹介があり、GEWELの近況について知ることができました。

短時間ではありましたが、参加者の方が普段考えているD&Iについての率直なご意見を交換する機会になりました。

なかでも、「大切だと思いつつも、自分の職場ではまだまだ。言いたいけれど生意気に思われるのではないかという不安がある」「女性性を押し殺して働いている感じがする」などのコメントには、一人一人が孤立せず、よりよい働き方や社会を目指していくためにもGEWELをプラットフォームのように活用しながら励まし合っていくことの大事さを感じました。

また、今回皆さんの意見を伺っていて特に印象に残った点は、「地方と都市との差」「自社と派遣先との差」なども含む、それぞれの組織におけるD&Iのレベルの違いです。

他と比べることで自分の置かれている環境が惨めに思えたり、絶望的な感じになることもあると思いますが、「諦めることなく自分の周囲を少しでも良くしていくためには、何ができるのだろう?」ということについて、建設的な意見が出されました。

ベンチマーク、ルールの整備、人を巻き込むスキルやタイミング、事例の共有、歴史を学びながらも他の歴史を選んでいく勇気を持つこと、アカウンタビリティを果たす・・・

一人では難しいこともありますし、いっぺんにはできないことも多くありますが、GEWELに集っているメンバーと共に頑張っていきたいと思いました。

今後もGEWELでは、ロールモデルカフェや事例セミナーなど、様々な催しやネットワーキングが開催されるようです。最後に村松代表理事がおっしゃっていたように、GEWELを積極的に活用しながらどんどん輪を拡げ、自分自身がエンパワーされ、また周囲をエンパワーできるような存在になっていきたい。そんな期待が膨らむ時間になりました。

| Maki | D&Iイベント報告 | 09:29 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
オランダ流D&Iラウンドテーブルに参加して

プロカウンセラー池内秀行
(株式会社 Heart and Holistic Consulting)

今回、行ってよかったです。
発表者の佐藤さんから開催情報をもらい、参加させて頂いたのですが、想定外の有意義な時間でとても楽しかったです。
参加しようと思ったのは、オランダの実情に興味を持っていたからです。
オランダをはじめヨーロッパやアメリカなどで一定の成果を出しているハームリダクションを礎にしたCRA(Community Reinforcement Approach)という"アディクション(依存症)援助"の講座を受けたことがきっかけでした。

CRAでは、アディクションの問題を抱えている人を、依存対象物質(お酒・ドラッグ等)や関わっていると物質使用をしてしまう人間関係について、否定したり禁止せずに、それらを横に置いて、本人にとっての利益を最優先に考えて、それとは別の社会的にGoodな活動やGoodな人間関係の時間を増やしていくことで、結果として依存対象物質の使用を減らし、その先の回復援助へついでいくというものです。

日本では、CRAのような構造化された援助の理論と方法論は入ってきはじめたばかりですが、従来から、それぞれ現場の援助職が、いろいろな工夫と現場での経験則等から、同じようなスタンスや考え方を持って、援助を行っている人達も存在します。これはアディクション領域だけに限りません。

そこで、CRAがオランダで機能しているという事実は、その社会的事情や背景・歴史がかなり関係していると思ったので、それを知ることで、より日々の援助で役立つだろうなと思って参加させていただきました。

その思いで、佐藤さんのお話を聞いていると、オランダには、CRAが機能する土壌が存在していました。それはコミュニティーの機能が重要になってくるんだろうなと思いました。CRAをうまく使っていくには、現状の日本でGoodなソーシャルリソースは何であるかもやはり同時に考えて整理していくことも必須だなと思いました。

しかし、こうした理解が出来たこと以外に、想定外で有意義な体験もありました。
GEWELさんの存在は、佐藤さんから案内をもらってはじめて知りました。
ダイバーシティについては、2000年以降注目され、また、インクルージョンについても、シナジー効果を前面に押し出すなどの工夫をしたりと啓発や実現のための実践が、いろいろなところで試みられていると思います。

私自身、会社経営者や管理職、働いている人達のサポートを行うなか、規模に関係なく「ジェンダー」の問題が横たわり、本来の「ダイバシティ」の理解が浸透せず、問題が混乱して、うまくいってないなと思うことがよくあります。インクルージョンについても、同じで、どうしてもジェンダーのテーマに問題がすり替わっていく経験をしてきました。

GEWELさんのパンフレットにある「組織とD&I進化」をお借りすると、多様性レベル1までは行っても、多様性レベル2に移行していく時に、それが全てではありませんがかなりの割合でジェンダーのテーマにもっていかれて停滞しているように私は思っています。
こうしたことに、気づいておられる方も沢山いるのではないかと思うのですが、これまでの経験上、この話が出来る場所や人は意外と少ないのです。
ところが、今回、参加者の方で隣に座った方と、偶然、この話になり、話が盛り上がり、初めての場所と初対面でこういう話が出来て嬉しい驚きでした。
また、参加者全体ににシェアしたところ、すんなり受け入れてくれて、それぞれの立場や経験からのお話が出て、参加している人達がそれぞれD&Iを実践している人達なんだなと肌で感じることが出来て、その場の安心感を感じました。
私の経験では、こういうのは、意外とあるようでないので、新鮮な体験をさせていただきました。
正に、今回のラウンドテーブルそのものが、D&Iの多様性レベル3だったのではないかと思います。
また、個人的に、過去に5年間程、日本とカナダを行き来して生活していたこともあり、海外と日本を行き来して仕事をされている方のお話や、実生活の体験からのシェアやお話も懐かしい感じがしました。それも、久しぶりの刺激になり、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

なにより、いろいろお話させてもらったり、お話をうかがっていて、思いもよらず、私自身が大切にしていることや培ってきたものを、役立ててもらえる人達が、きっと沢山いるんだろうなと思えた瞬間があり、元気を頂きました。

どうもありがとうございました。

GEWELパンフレット裏面:組織とD&I進化
| Maki | D&Iイベント報告 | 09:47 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< June 2016 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE