Diversity & Inclusion Blog

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ダイバーシティの推進を願い、より多くの意義ある活動や世界の情報を、より多くの人に届けるため発信していきます。
GEWELのメンバーや志を同じにする人たちから、日本や世界のダイバーシティ&インクルージョン情報をお届けします。
第4回 GEWEL Open Forum 盛会でした

川合 昭子

2014年11月7日(金)18時30分から第4回GEWEL Open Forum2014“Leading a Diverse Team:多様なチームを活かす極意”を開催いたしました。

 

お蔭様で、会場は予定通りほぼ満席となりました。ありがとうございました。
会場となった御茶ノ水SolaCityも、地下鉄の駅から直結で、利便性も高く、昨年より広く会場を使えたことなどもあり、日々慌ただしく時間のやりくりに追われる参加者のみなさんには好評だったようです。
恒例のお弁当&ちょっぴりワインも、「嬉しい配慮でした」と喜んでいただけました。


終了後のアンケート結果では、全体としてすべての点で“期待以上”か“期待通り”という回答をいただきました。

プログラムについて、参加者からの感想や主なコメントを抜き出してみましたのでご覧ください。

◆パネルディスカッション

多様な経験をお持ちの方々によるパネルディスカッションは、自らの経験を交えての率直な意見交換が行われました。




参加されたみなさんには、それぞれに刺激となったとみえ、たくさんのコメントをいただきました。
「キーワードで整理ができた」「多様な考え方を体感できた」「楽しかった」「異なる考え方を受けれることに無意識に抵抗を感じていると改めて気づいた」「自分を特別だととらえ、受け入れるところから始めます」「辛口コメント、さすが」「初めてダイバーシティのことがスーッと腹落ちしたように思う」などなど。

私が印象深かったパネリストの言葉は、
・メインストリートにいなかったことで見えることや、冷静に判断できることがある
・Acceptanceが大切。自分を特別と思い自信をもつこと。自分に自信がないと多様性も出てこない
・意見の違いを重視して議論するからイノベーションが起きる
・原理原則とゴールを共有することが守られていれば、多様な人達同士柔軟にやっていてもうまく行く
・多様なチームでは、ゴールと責任分野を明確にすること。アウトプットが命。
・モチベーションを与えることがリーダーの一番の役割

◆グループディスカッション
多くの参加者から“期待以上だった”とご回答いただいたグループディスカッションは、18のグループに分かれ小グループで実施しました。和やかな雰囲気のなかでも、熱気あふれる場となりました。



主な感想は、「企業や職種、年代や性別、階層が多様だったので大いに刺激を受けた」「あっという間に深い話に入ることができた」「楽しく意見交換できた」「活発で多様なディスカッションができた」「さまざまなメンバーと意見交換できたのは貴重な体験」などでした。

その後、参加者から、全員に共有したいコメントをいただきました。
・なぜ多様性が求められるのか、どんな多様性が求められるかを話した。
 Acceptanceで仕事環境が良くなる
・成功体験と新しいことの共通項を見つけてアクションする
・(今後のアクションとして)自分のことを大切に思う、人と話す
・居心地が悪いのは成長につながるんだなと知った。他人に対して寛容になることや常識を疑うことも大切
・評価制度がきっちりしていると多様性を受け入れやすいのではないか
・マイノリティ感を味わえた
など、会場からの笑いや拍手が起こる中、今日一番の気づきや明日からのアクションをシェアしてくださいました。



最後に、パネリストの皆さん全員から参加者に向けて、フィードバック、持ち帰ってもらいたい言葉をいただきました。会場にいるすべての人が一体となり、フォーラムで得たもの一つ一つを振り返り、明日からの自分にとって貴重な糧となる言葉を得て閉会となりました。

その後も会場には、同じグループで別れがたい経験を共有した仲間同士、名残を惜しんでいる姿があちこちに散見されました。

************************
GEWELは、引き続きダイバーシティとインクルージョン(D&I)リーダーシップの実践と支援を続けて参ります。

皆様とご一緒できる機会をこれからも作って参りたいと思います。
今後ともGEWELの活動をご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。
| Maki | D&Iイベント報告 | 19:13 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
GEWEL Open Forum Report

根本 雅子 L.C.L. (Miyabi Consultants Ltd) Director  

GEWEL open forum に参加させて頂きまして、有難うございました。
大変有意義な金曜日の夜3時間でした。

1部のパネリストのトークは、業種の違う方々のお話を伺え、改めて『多様性とは』を自分なりに考える機会でした。

性別の違いは、明らかな多様性ですが、性別が同じでも、そもそも個々人によって、強みが異なることから、多様性であるはずなのに、多様性だとマネジメントがしづらいのか、『同一性』が日本の組織の中で重んじられてきたことは、否めません。もちろん、自分と同タイプを多く作ることによって、組織力が上がるという事実もあり、この結果、成長を遂げた組織もあったかと思います。

しかしながら、クローンが増えても、『革新』が起こりづらいという状況が続くのみと、私は、考えております。

今回のテーマ『多様なチームを活かす極意』は、まさに、この『革新』を今の日本に創り出す不可欠な要素と、感じました。

もちろん、クローンをマネージする方が、他者は自分と同じ人間であるという前提と期待から人間関係を作れるので、容易です。一方、多様なチームのマネジメントは、他者が自分と違うという前提に立たなければいけないので、チャレンジングになります。このチャレンジングが、『革新』『ブレークスルー』を創るのではないのでしょうか。

パネリストからのお話しで、「『ダイバーシティは、ビジョンの共有から』そうでなければ、勝手なグループになってしまう。」「チーム員には、柔軟性を持たせて」という言葉がありました。真のリーダーは、ビジョンを語り、チーム員と共有できる人です。
また、『多様性活用には、個々人の強みを活かすこと』というパネリストの言葉も印象的で、この『個々人には、違う強みがあることが価値を創る』という前提に、マネジメントが立つことが、多様性を活かすコツであると改めて確信いたしました。

この裏には、マネジメント自身が、自分自身を俯瞰し、受け入れるところから、人と比較することを手放せ、自分自身が幸せである状態から、多様性の価値を見出せる鍵があるという言葉は、核心です。
グループディスカッションでは、異業種の方々と時間が足りないと感じる程、深くお話しでき、多様性の捉え方を学び合えました。

私は、ちょうど、1週間前にイギリスの『ファイナンシャルタイムズ』という日本の日経新聞のような新聞を読む機会があり、その中の一つの記事が、『女性活用、empowering women』でした。この記事に、『現在、イギリス企業の女性役員は、19%であり、何故、50%ではないのか、どのようにしたら50%が可能か』という記事でした。」日本との違いを改めて痛感した直後に、このような画期的なフォーラムに参加させて頂き、日本の変革がここから生まれることを感じ、私自身の仕事を遂行することにインスパイアされた数時間でした。
ありがとうございました。
| Maki | D&Iイベント報告 | 11:42 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
被災地支援報告より 盛岡も東京も同じ

「『女性活躍』と『地方創生』 処方箋は盛岡にあり」
(オックスファム・ジャパン、Gender Action Japan-GAP主催)に参加して
川合 昭子


10月24日、ジャーナリストの治部れんげさんにご案内いただき、盛岡で実施された女性支援事業の報告会@参議院議員会館に行ってきました。

プログラムは、事業全体の取り組みを評価・提言されたGAP代表の目黒依子さんのお話が最初にあり、インクルいわての一人親就労支援(山屋理事長)、もりおか女性センター起業芽出る塾(担当水野さん、起業第1号の潮風ハーブ園の古舘さん、講師の関陽一さん)、起業支援のオックスファム・ジャパンのお話、ディスカッション(治部さん、一橋大学竹内幹准教授、GAP大崎麻子さん、古舘さん、関さん)と続きました。

なるほどと印象深く思ったことをいくつか挙げます。
目黒依子さんの事業評価軸は、参加動機、資源の所有、家庭内のケア労働の負担、事業参加後の本人の意志と行動力です。特に家事育児介護等々を「家庭内ケア労働」と定義しています。これは元々途上国のジェンダーエンパワーメントで注目していたことで、ジェンダー視点をもって施策を打つことが非常に重要でした。そうでないと逆に差別を生むことにつながります。(大崎さん)

農村部では女性の労働は重いのですが、現金収入がないこともあって家族からの評価が低く自分でも低く評価しがちです。結果、負担もストレスも大きくなってしまいます。このような方たちも研修に参加し、アドバイスを受け、家内労働を金額にして客観的に可視化することにより、自信がつき、自己肯定度も上がったそうです。自己を肯定し自信をもつことの大切さは世界共通です。

一緒に考えてパーソナルサポートを行うインクルいわて

このパーソナルサポート事業はひとり親のワークとライフ、不安や心細さもまるごとサポートし、自立を図るきめ細かいサービスで、震災直後にスタートしました。居住のためのアパートとハローワークで仕事を探すという、生きるために重要なのっぴきならないことであっても、両方をまとめてサポートすることは制約があってできない現実がありました。いわゆる行政の縦割り弊害ですね。そこで山屋さんは、役所で働いた経験と人脈を大いに活かし、包括的な(インクル)支援を一緒に考えながら行い、役所間の壁を取り払い、大きな成果をあげています。インクルージョン、横のつながりは大切です。

「本音のWhy」
成功する起業を支援する関さんの「本音のWhyがある人はあきらめない」というお話が心に残りました。また、本音のWhyは変わっていくものだとも言われました。私も自分はなぜそれを行うのか、本音のWhyを問い続けていこうと思いました。
最後に、支援を受けて起業された「潮風のハーブ園」古舘富士子さんの美味しいハーブティも堪能しました。

お話を聞いて感じたことは、盛岡でも東京でも女性が活躍しようとすると立ちはだかる壁には共通することが多いということです。
東京の大企業に勤める女性達にも不安を持つ人は多いです。家庭内ケア労働が女性にだけ重くのしかかっていれば、女性活躍推進の取り組みをしても、ワークとライフ双方に二重三重の負荷が女性にかかることが懸念され、なかなか前向きにはなれません。同様に、ケア労働を担っている男性もなかなか理解されずストレスが溜まります。

長時間労働などの改革や、家庭内ケア労働の分担を同時に進めていかなければ、途上国の例と同じように、かえって差別を生みだしかねないことに危惧を感じています。

**********************
以下はオックスファムジャパンより:
国際協力NGO(特活)オックスファム・ジャパンは、東日本大震災以降、世界各地と日本の皆様からお預かりしたご寄付と助成金約2億円により、延べ約2万人の方々を対象に女性の支援を柱に緊急支援と復興支援を行って参りました。

長年日本の女性支援に携わる方々のNPOをパートナーとし、私達が資金提供と事業実施・評価等のサポートを行うなかで、現場の優れた知見・教訓を広く共有することが、被災地はもちろん、日本社会全体の財産になると考えました。

今回の院内集会の報告の根拠となったシンクタンクNGO「ジェンダーアクション・プラットフォーム(GAP)」による支援団体の外部事業評価は自己肯定感と自己決定する力を高める「エンパワメント」の支援が、就業支援や起業支援のインパクト大きく高めることを示しています。

それぞれの事業の外部評価報告書の概要、オックスファム報告書の全文は以下のページからダウンロード頂けます。そのほかの関係リンクとあわせてお知らせ致します。

・外部評価報告書全文ダウンロード

・オックスファム・ジャパンWEB「東日本大震災:資料センター」
http://oxfam.jp/2014/10/post_646.html

・今回岩手からのゲストとしてご登壇頂いた支援団体のWEBサイト

インクルいわて: ひとり親の包括的就業支援を実施  http://incluiwate.blog.fc2.com/

-もりおか女性センター「起業応援ルーム」 : 女性の起業支援を実施 http://www.sankaku-npo.jp/mederunet/

もりおか女性センターの起業支援事業に関する取材記事

経済ジャーナリスト 治部れんげ氏によるもりおか女性センターの起業支援事業の取材記事がオンラインビジネス誌「現代ビジネス」にて掲載されており、ビジネスパーソンを中心に大きな反響を頂いています。

●自己肯定感が低い「農家の嫁」に逃げ道を! 「女性が輝く社会」最後の砦に挑む東北起業支援の現場
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40553

●「マスコミも行政も、起業家の邪魔をしちゃあいけません」 高い事業継続率を生みだす盛岡の「企業世話人」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40616

●「畑を守りたくて」ハーブで起業した農家・長男のお嫁さん
 数々の困難を乗り越えた準備期間20年の軌跡
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40844
| Maki | 最新D&I情報 | 03:03 | comments(0) | - |
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