Diversity & Inclusion Blog

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ダイバーシティの推進を願い、より多くの意義ある活動や世界の情報を、より多くの人に届けるため発信していきます。
GEWELのメンバーや志を同じにする人たちから、日本や世界のダイバーシティ&インクルージョン情報をお届けします。
ジェンダーギャップ拡大 経済、政治はいわずもがな、教育も91位の現実

世界経済フォーラム 男女平等指数、日本3年連続低下の105位 
教育分野の男女差が10位下がって91位に。
佐々木まき

世界経済フォーラムが発表したジェンダー・ギャップの指数が、136か国中105
位とまた今年度も順位が後退しました。今年順位が下がった理由は女性国会議
員数が減ったから、と報道されていますが、次世代にかかわる教育分野の男女
差を表す順位が昨年81位から10位下がり、136か国中91位になったことに驚きま
した。2006年の60位から毎年下がり続けています。高等教育の男女差が埋めら
れないことが原因のようです。

ランキングをみると、他の先進諸国では、ガラスの天井を破るには、女子が高い
教育を受けることが常識となっており、男性より女性のほうがより高い教育を
うけている傾向が進んでいるという背景があります。
まだまだジェンダーギャップについて問題意識が広がっていないことを示してい
ると思います。

世界経済フォーラムの女性リーダーと男女共同参画プログラム代表で、レポートの共同著者でもあるサーディア・ザヒディ氏は、次のように語っています。
「国内、国家間、双方において経済的なジェンダー平等に向けて、教育が後押しできる明確な道筋があります。教育に対する基本的な投資を行っている国々では、女性を労働力として統合することが、変革に向けた次なるフロンティアとなります。一方、女性の教育への投資が行われていない国々では、この障害に対処することは、女性の生活だけではなく、経済力という点でも大変に重要です」プレスリリースより

レポートはこちら
http://www.weforum.org/reports/global-gender-gap-report-2013

以下2013/10/25 日経新聞記事より
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2404H_U3A021C1000000/

 世界経済フォーラム(WEF)は25日、世界各国の男女平等の度合いを指数化した2013年版「 ジェンダー・ギャップ指数」を発表した。日本の順位は調査対象136カ国のうち105位で前年より4つ下がった。識字率や高校までの教育水準では世界1位だが、女性の就労者や政治家が少ないことが全体の評価を下げている。

 順位の低下は3年連続で、同指数の発表が始まった06年以降の最低を更新した。経済協力開発機構(OECD)加盟国で日本より順位が低いのは111位の韓国だけだった。

 WEFは女性の地位を経済、教育、政治、健康の4分野で分析している。日本は経済で104位、政治では118位にとどまった。教育は識字率の高さなどを、大学や専門学校への進学率の低さが相殺し91位だった。

 1位は5年連続でアイスランドで、2位以下はフィンランド、ノルウェー、スウェーデンと北欧勢が続く。上位10カ国のうち7カ国を欧州が占める。アジアで最高は5位のフィリピン。同国は大学や専門学校に進学する人に占める女性の比率が世界で最も高く、政治への参加も世界で10位と高く評価された。
(ブリュッセル=原克彦)
| Maki | 最新D&I情報 | 20:52 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
GLOBEWOMEN ENEWS

GlobeWomen ENews: Issue No. CCXII; September 27, 2013

II. NUMBER OF WOMEN PRESIDENTS AND PRIME MINISTERS REMAINS UNDER 20

With the re-election of Angela Merkel as Chancellor of Germany in September and the recent appointment of Aminata Touré as Prime Minister of Senegal, 16 countries around the world now have a female head of state. When Erna Solberg takes office as Prime Minister of Norway in October, that number will rise to 17. Still, only 8.8% of countries worldwide are led by a woman President or Prime Minister.

The number of women in top political posts has changed little over the past decade, despite advances in women’s rights globally in other spheres. There are fewer nations led by women today than there were in 2011, when 20 women were in power worldwide. That year marked the largest number of women leaders at any point in modern history— but still represented a 10.3%. Many nations—including major global players like the United States, China, Russia, and Japan—have never had a woman head of government.

Number of World Nations with a Woman Head of Government from 2004-2013

In recent remarks at the annual meeting of the Clinton Global Foundation in New York, Former U.S. Secretary of State Hillary Clinton noted recent progress made towards women’s rights and inclusion worldwide. Yet Secretary Clinton also noted that, “It’s time for a full and clear-eyed look at how far we have come, how far we still have to go and what we plan to do together about the unfinished business of the 21st century == the full and equal participation of women.”

http://www.globewomen.org/ENewsletter/Issue%20No.%20CCXII,%20September%2027,%202013.html
| Maki | 最新D&I情報 | 18:04 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
GEWELが考えるD&Iの基本

ダイバーシティー(Diversity)とは

ダイバーシティの定義はいろいろな言葉で表されていますが、最もシンプルな表現は “人々の間の違い”(Difference between people)のことをいいます。ほかに“異なることと同質なこと”という表現をしている場合もあります。日本語では多様性といわれています。

日経連の定義は:異なる属性(性別、年齢、国籍など)や従来から企業内や日本社会において主流をなしてきたものと異なる発想や価値を認め、それらを活かすことで、ビジネス環境の変化に迅速かつ柔軟に対応し利益の拡大につなげようとする経営戦略。また、そのために、異なる属性、異なる発想や価値の活用をはかる人事システムの構築に向けて連続的かつ積極的に企業が取り組むこと。
(「ダイバーシティ・ワークルール研究会」報告書 2002)

一般的なダイバーシティの切り口は、見える違い(外見、性別、年齢、働き方の違いなど)、見えない違い(経験、育った環境、文化、宗教、学歴、地位、所属する組織)および心理的傾向(価値観、キャリア志向、組織観、職業観、ライフスタイルなど)があります。


| Maki | 最新D&I情報 | 15:09 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
改めてダイバーシティの価値について

ダイバーシティがなかなか進展しないのはなぜ?
川合 昭子

 日本でもダイバーシティ(多様性)の大切さについての記事を新聞雑誌で目にすることが増えました。9月の日経新聞を見ると、「女性取締役が一人でもいる企業の方が自己資本利益率や利益の伸びが良好。多様な取締役会は議論を活性化させ、企業の新たな視点の獲得にもつながる」(2013年9月10日。クレディ・スイス2012年世界2300社調査結果)や、「例えば地方銀行の退職者をその地域の支店に来てもらって人脈や経験を活かして営業などで即戦力を発揮してもらう。(中略)老若男女、国籍を問わず、多様性を尊重すれば新しい知恵が出る」(2013年9月19日。宮内義彦氏)などがありました。

 世の中がどんどんグローバル化し変化もよりダイナミックになって、ダイバーシティが一層大きな意味を持つようになりました。しかし、かえって問題が生じた、なかなか進展しないという声もよく耳にします。なぜなのでしょう。

 ダイバーシティの価値
 あらためてダイバーシティの価値を考えてみます。
‖人佑併訶世箏亳海あれば、お互いのアイディアから創造性が生まれ新しい製品や仕組みを創り出すことができます。

⊆匆颪陵諭垢平傭と同じ経験や文化を持つ人がいれば、その人達の痛みや経験が分かり多様なニーズに応えることができます。つながりも持て、的確なコミュニケーションもとり易くなります。

F団蠅凌傭に限定せずにパイを大きく捉えれば、より多くの優れた人材を得やすく(多様な人達の機会が増え)、目的を共有する多様な人達と連携できるようになります。

多様な人達との関わりが増え変化が起きる 
ダイバーシティが力を発揮しているということは、異なる人と変化を前向きに受け入れインクルージョンが進んでいるということです。
 多様な人達が増え関わりも増えればどうなるでしょうか。今まで出会ったことのない人たちと仕事をしなければならないし、慣れ親しんだ環境や仕組みも変わらざるをえなくなります。

 企業内を見てみれば、新卒と中途入社、若い人たちと年齢の高い人たち、外国籍や海外経験のある人とそうでない人達、合併などで同僚となった人達、男性と女性、子持ちと独身、介護を担う人とまだそうなっていない人、そのような多様な人達と一緒に仕事をすることになります。

 似た環境、似た経験を持っている人達どうしでなら、あうんの呼吸で察しあい思いやることもできそうですが、違えば違うほど理解は難しくなります。若い人達のことを宇宙人と言ったりするのもその良い例です。固定概念や思い込みで相手を判断して誤解し、反発しあうかもしれません。相手の行動や考えが分からなければ不安になり、怖くなります。結果、敵対してしまうかもしれません。利害関係が絡めばなおさらです。今までの慣れ親しんだ環境が変わり、わけのわからない人達に邪魔されて面倒だ、道理に合わない、今までより効率が悪くなったという人も出てくるでしょう。視点が違えば道理も違う、部分最適が全体最適と一致するとは限りませんから。また、少数派の人達が遠慮したり自信を持てなくなったりするかもしれません。こうなってはマイナス効果の方が大きくなってしまいます。

ダイバーシティを力にするには
 大きな価値を得るにはリスクもあるし投資も必要です。多様さは今もこれからもどんどん大きくなっていくのですから、そのままではリスクもどんどん大きくなります。ダイバーシティを力に変えるには投資も必要です。

 第一に、トップのリーダーシップとコミュニケーションがとても大切です。理解は簡単ではないのですから。と同時に、私達一人ひとりの覚悟も大事です。自分を信頼し自分と違う人達を信頼する覚悟がいります。色々な人の価値観が分かれば視野が広がります。不安にとらわれていないで一歩を踏み出せば新しい世界が見えてきます。結果、排除したりされたりするのではなく、自分自身が成長し、チームでより大きな力が発揮できるようになります。得るものは大きいはずです。

 具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか。
例えば、今まで付き合いのなかった人と連絡をとる、苦手だと思う人がいたらなぜそうなのかその人の何が分からないのかを相手に好奇心を持って考えてみる、違うやり方を試してみる、教えてもらう、同僚や部下のなかで光の当たっていない人がいないか振り返ってみる、固定概念で物事をとらえていないかを指摘してもらう、必要なときには助けを求める、目的を明確にして本音の議論をするよう努力する、など。

 あのプロ野球のイチローの言葉を紹介します。「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」。実は私は三日坊主で続けるのが苦手なので心にずしんときました。無理は禁物、続けられることを見つけたいものです。皆さんのアイディアやご経験もぜひ教えていただきたいと思います。

 GEWELが目指すのは「自律した“I”のある“We”」の状態であるチームです。一人ひとりが自律しお互いを信頼して、自分自身もチームもより大きな力を発揮できるように、ダイバーシティとインクルージョンの旅を続けましょう。
| Maki | 最新D&I情報 | 01:04 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
言葉の多様性 方言の魅力

「あまちゃん」が促進するダイバーシティ
高井 瑞穂

今年の流行語大賞は「じぇじぇ!」ではないかと思うくらい、子どもからお年寄りまで、周りの人々が様々なシーンで使っているのを耳にします。
東北・北三陸地方を舞台にしたNHK朝ドラ「あまちゃん」は、高い視聴率を集め、ネットでも毎日「あまちゃん」談義が盛んに行われるほど人気を博していました。ドラマの終了後、「あまロス症候群」(番組終了後の脱力感)を心配する人も多いと聞くと、その人気の高さにまさに「じぇじぇじぇ!」の驚きです。

この「じぇじぇ」の人気と共に、今一度見直されているのが各地の方言の魅力です。
方言だと理解してもらえない、方言を使うのがはずかしい、という思い込みを抱いている人達も、「あまちゃん」の発信する方言が全国的に受け入れられているのを見て、この思い込みを取り去る人も少なからずいるのではないでしょうか。
NHKの取材によると、最近若者の方言に対する意識が変わりつつあり、方言について会話を楽しむ高校生のグループや、方言で話すおもちゃの売れ行きが上がったり、方言で目覚ましをするスマホ用アプリが登場したりと、方言に魅了される人が増えているようです。

昨年都内にオープンした飲食店では、従業員がそれぞれの出身地の方言で接客し、顧客を楽しませると同時に、従業員自身も「素でいられるので楽しい」と話しているそうです。
また沖縄のあるグループも、これまで歌詞を標準語で表現してきたのを、標準語では表しきれないその地に根ざすニュアンスを肌で感じ取ってもらいたいと、あえて方言のまま伝えるようにしたとのことです。

先日、招致が決定した東京オリンピックのプリゼンテーションで話題になった「お・も・て・な・し」も、英語のhospitalityと訳さず、あえて日本語で表したのは日本風の「おもてなし」が持つニュアンス強調したかったのではないでしょうか。

言葉の背景にある文化、風土、慣習などの多様性が受け入れられ、より面白みのある社会になっていけばと思います。

| Maki | - | 00:54 | comments(0) | - |
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