Diversity & Inclusion Blog

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ダイバーシティの推進を願い、より多くの意義ある活動や世界の情報を、より多くの人に届けるため発信していきます。
GEWELのメンバーや志を同じにする人たちから、日本や世界のダイバーシティ&インクルージョン情報をお届けします。
WST Report 1

第5回WST「女性のためのビジネスリーダーシップ塾」2013/01/18開催
GEWEL理事 川合昭子

2007年にはじめたWomen's Summit Tokyo(WST)、第5回目となる本年度は「女性のためのビジネスリーダーシップ塾〜しなやかに、したたかに〜」と題し、アサヒビール(株)会議室にて開催した。

「企業で働く女性が活き活きとしなやかに働き続け、ビジネス成功のキーパーソンとして成長することをめざし、その成長過程において一助となりたい」というWSTの精神はそのままに、主催企業(およびグループ企業9社)に限定し、将来のリーダーとして期待される女性社員55名に参加していただき、ビジネスリーダーとしてのキャリア開発や、自分らしいリーダーシップスタイルの発見・強化に役立てる為の異業種交流研修となった。

主催企業は、(株)あおぞら銀行、アサヒビール(株)、(株)NTTデータ、住友スリーエム(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、(株)日立製作所の6社、GEWELは共催。(一般募集はなし)

 リーダーシップビンゴの様子

プログラム概要
・最初にGEWEL代表理事藤井による「リーダーシップビンゴ」で、自己紹介とリーダーシップの要素を出し合って緊張をほぐした。

・午前は、(株)ポーラ 常務取締役 小西尚子氏の基調講演
・午後は、GEWELメンバーのあおぞら銀行鈴木理香氏モデレーションによるパネルディスカッション
パネリストは、主催企業から3人の女性部長管理職とゲストの経済産業省坂本里和氏
・最後に「私達のリーダーシップチャレンジ」をテーマにグループディスカッション

基調講演
(株)ポーラ 常務取締役小西尚子氏の基調講演は、
・ポーラのCSR理念「AAA(Anti-Aging-Alliance)今の自分に自信を持ち、明日の自分をもっと好きになること。そのために小さくても確かな情熱を積み重ねること
・全国14万5千人のポーラレディのうち、90歳代489名、80歳代5000人が現役。
美婆(Viva)伝から90歳代ポーラレディの「向上心を鍛える、一生攻める」や同99歳の「やっぱり仕事の試練で自分が変わった。続けてこられたことに感謝」ということばを紹介され、ホーッと一同圧倒されて始まった。

 小西尚子氏 基調講演の様子

そして、ご自身の成長実感を縦軸にしたキャリアチャートをもとにしたご経験や参加者へのアドバイスなど、次のような貴重なお話をいただいた。

仕事での成功
・百貨店事業担当の暗黒の7年、元上司から「頑張り抜く」という年賀状が届き、「成功はその先にしかない」と覚悟した。辞めたら自分が採用し育てた部下たちの仕事もなくなると踏ん張った
・ストレスのせいか過労により2週間入院したとき、自分にとっての仕事は何かを考える時間を得て、腹をくくれた
・高島屋新宿店の出店を会社に掛け合い「成功店を作ること」を条件に認められ、精鋭を集めマーケティングも展開するなど背水の陣で取り組み、成功した

リーダーとして
・部門長になると手応えや景色が違ってきた。いわば船のキャプテン、重責だが得られる成果も大きい
・リーダーは自分だけでなくチームにパッションをもたらし、チームで力を引き出す役割だと思う。そのためには方向と長期ビジョンを示し、それを徹底的に刷り込む(伝わるまで言い続ける)こと。
 同じ思いの人を何人つくれるかだ
・リーダーは、判断がぶれないこと。そのために基準と軸を明確にすることが重要
・リーダーは、自分がやりすぎると失敗する、相手や部下が「自分がやらなくてもよい、やってもらえるだろう」と待ちの姿勢になってしまうから。
・最初が肝心。(大切大事な人生のパートナーも同じ。家事をやりすぎると当たり前になってしまい、自分も続かなくなる)
・スーパーウーマンになるのではなく、部下の最大出力をどうだすかを考え、一人ひとりを主役にするアドバイスをする

自分自身の成長を糧に
・快適ゾーンに留まっていると次の自分に会えない。踏み出せば世界が広がりやがて自分のものになる
・糧になったのは谷。もがいて苦しみ、それを乗り越えたときに喜びと自信がある
・壁を前にしたら、留まるか乗り越えるかしかない。進む勇気が大事
・人間の成長は、もがいて苦しんで修羅場を乗り越えて得られるもの。
 挑戦すると苦しく溺れそうになるが、ふっと水面に浮かび楽になっている。そのとき成長している

WST Report 2につづく



| Maki | 最新D&I情報 | 10:27 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
WST Report 2

WST「女性のためのビジネスリーダーシップ塾」2013/01/18開催
川合 昭子 GEWEL理事

WST Report 1より続き
パネルディスカッション
WST後半のパネルディスカッションでは、リーダーシップスタイルやしんどかったこと嬉しかったこと、ターニングポイントなどを伺った。

印象に残った言葉を上げると、
・ゴールを示してやり方は任せる
・中間と最後にフォローアップする
・自分に制限を付けない
・部下に少し嫌われることも覚悟、あとで解る、それも愛
・忍耐
・両立には開き直りも。限界があることが前提だ。100点は無理、配分して精一 杯やっていることで良しとする
など。

さらに、経済産業省の坂本さんからIMFやAPECでのデータや意見を踏まえ「女性の活躍は経済の問題という認識。量と質で考えている。政府の取り組み課題として女性リーダーを各分野で増やさねばならない」こと、「ダイバーシティ経営企業100選」をベストプラクティスとして紹介し、裾野を広げ、財務良く女性投資に熱心な企業を『なでしこ銘柄』とする」などの施策を説明いただいた。

グループディスカッション
グループディスカッションでは、お互いのリーダーシップ経験を共有し、講演を踏まえて明日のリーダーシップについて話し合った。

その後、各自が選んだ「私のリーダーシップチャレンジ」に対し、グループメンバー全員が具体的なヒントや励ましなどのピアフィードバックを一人ひとりに渡した。
各グループの選り抜きのグッドアイディアを全体に共有したのち、各自が明日からのアクションプランの元を考え、研修を終えた。


研修終了後には、アサヒビール(株)のアレンジによるレストランでの懇親会で交流をさらに深め、「異業種交流により、刺激をうけた。このネットワークを大切にしたい」などのコメントが多くあり、充実した一日となった。




| Maki | D&Iイベント報告 | 10:38 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
ポジティブアクション「見える化」シンポジウム

ポジティブアクション「見える化」シンポジウム

厚生労働省が、企業における女性の能力発揮を促進するための取組(ポジティブ・アクション)を推進するため、「ポジティブ・アクション「見える化」シンポジウム」を開催します。

詳細はこちら、https://www.positiveaction.jp/15/pdf/sympo201302.pdf

大阪会場
日時:2月25日(月)13:30〜16:30
場所:北浜フォーラム
基調講演:池田 心豪 氏
(独立行政法人労働政策研究・研修機構 企業と雇用部門 副主任研究員)

東京会場
日時:2月28日(木)13:30〜16:30
場所:女性就業支援センター
基調講演:武石 恵美子 氏 (法政大学キャリアデザイン学部 教授)

参加費は無料

東京会場の内容

第1部:基調講演
「ポジティブ・アクション推進の意義と課題
 〜男女の区別なく従業員が活躍できる組織を目指して〜」(仮題)
 武石 恵美子 氏 (法政大学キャリアデザイン学部 教授)

第2部:「見える化」支援ツールのご紹介

第3部:パネルディスカッション
●取り組み事例のご紹介
●ディスカッション:
「ポジティブ・アクションを推進するためのポイント」
●来場者を交えた質疑応答
【コーディネーター】
武石 恵美子 氏 (法政大学キャリアデザイン学部 教授)
【パネリスト】
西田 薫 氏
(株式会社東芝 多様性推進部 きらめき企画担当グループ長)
大出 麻紀子 氏
(株式会社ニチレイフーズ 管理部 人事企画グループ マネジャー)
山本 悠介 氏
(株式会社千葉銀行 人材育成部 能力開発室 調査役)
| Maki | 最新D&I情報 | 20:04 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
選挙公約2030*は達成できるのか

女性活躍推進とは? 選挙公約2030*は達成できるのか。
藤井 幸子

このところ、メディア関係の方からGEWELに問い合わせがあります。安倍総理が2030*を公約にしているため、多くのメディアで女性の進出について取り上げられているからでしょう。しかし、なぜかD&Iについては取り上げてもらえず、女性の活躍とは別物と捉えられているようです。

某TV局の報道番組では、自民党の有力女性議員2名が出演し、『2030を達成するには』というテーマでディスカッションをしていました。一人は『女性活躍推進に数値目標を掲げるべきではない』という意見、もう一人は『数値目標を掲げないと2030は達成できない』とする意見に分かれ、数値目標の是非に焦点が当てられました。しかし残念なことに新聞報道では、「どちらも目的とするところは同じだからいいのではないか」とまとめられてしまいました。

日本のGender Gap Indexが改善されないのは、その対策が効果的ではなかった結果です。ほかの国では、数値目標やポジティブアクションなどの対策が効果をあげ、結果インデックスの数値が改善したために、相対的に日本のランクが下がっているのだと思います。日本の状況は、すでに猶予はないところまできています。

では、選挙で与党が自民党に変わったから、2030*が達成できるのでしょうか?私は疑問を持っています。

女性リーダーをつくるという点では、安倍総理は「まず企業からやってもらいたい」というコメントをしています。経済同友会ではすでに経営者の宣言が出ていますが、これに対して、経団連は賛成の立場をとっていないとも聞いています。

女性の政治参加という点あでは、今回の選挙結果では、女性議員は絶滅危惧種ともいわれ、Gender Gap Indexで最も低いランクにある政治参加の項目は、2012年よりさらに下がると思われます。一方お隣の韓国では、初の女性大統領が選ばれ、選挙制度ではクオータ制がとられているので、女性の政治参加も日本よりはギャップは小さいと思われます。日本は、本気で2030*を推進するのであれば、大臣の数を3割にする位の思い切ったことをして、国民に示すべきでしょう。

2030*を選挙公約にしたのは、女性票を取り込むためではないかと思います。参議院選に向けたパフォーマンスに終わらなければいいがと危惧しています。また、TV局の制作担当者に言われた「D&Iという言葉はNG」にはちょっとびっくりしました。自民党ではD&Iという認識が低いのではないかと・・・。


*2030とは?
2020年までに、各分野で指導的立場の女性(管理職レベル)を30%にするという、政府公約で、2010年12月に民主党時代に閣議決定された、第3次男女共同参画基本計画に基づくもの。この時すでにポジティブアクションが織り込まれている。


*世界経済フォーラム発表Global Gender Gap Index2011 は韓国108位、日本101位/135か国中)

| Maki | 最新D&I情報 | 02:43 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
女性総理大臣の可能性は?

男女共同参画の進展は、女性が苦労することが多くなる?
東北大学の調査結果より
藤井 幸子

1月7日付で、『日本における女性総理の可能性は?』という調査結果が東北大学により発表されました。

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20130107_02.pdf

 調査対象は、約300人の男女となっているので、社会の最大公約数と言えるかどうかは少々疑問ですが、結果をみると、総論賛成だが、実際には候補者がいない、という現実が垣間見えます。

以前にUN Womenのバチェレさんの講演について、ご報告しましたが、バチェレさんは「パイプラインの数を増やさない限り、女性が活躍していることが目に見えるようにならない。目に見えるようになればそれが当たり前で、ロールモデルも増える」と言われました。

特に、絶滅危惧種と言われるような希少な女性議員の中から、総理にふさわしい女性をイメージできるはずがないと思います。大臣や国会議員に就任となると、既得権をめぐる争いともとらえられ、女性には譲りたくないのが男性の本音かもしれません。新聞報道では、適任者がいるかどうかについて書かれており、この記事に対する反応は、適任の女性総理候補がいるかどうかに議論が集中しています。

また調査では、政治とは別に、『男女共同参画の進展が男女に及ぼす影響について』を複数回答で聞いています。「男性側の既得権が失われ、男性が苦労することが多くなるだろう」という回答が全体で10%(男性で13%、女性で7%)。「女性側の責任や義務が増え、女性が苦労することが多くなるだろう」という回答が20%(男性22%、女性19%)。「男女ともに協働する社会となり、男女共の幸福になるだろう」が16%(男性、女性ともに16%)という結果でした。

社会状況により、このあたりの意識がふれているようですが、世界でも既得権益を守ろうとするセグメントのバリアはきついのが現状です。

女性活躍推進が経済効果への道具と考えられるだけでなく、社会の活力への効果も考えてもらいたいものです。



| Maki | 最新D&I情報 | 02:49 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
2013年 新年のあいさつ

今年は、巳年、これまでの自分から脱皮して成長を!藤井 幸子

皆さま、あけましておめでとうございます。
巳年の新年にあたり、D&I的な視点で干支を考えてみました。
ヘビは脱皮を繰り返しして、成長する生き物です。ヘビは再生や長寿の象徴だそうです。

私たちも自分の殻を破り、脱皮をすることで成長するのではないでしょうか?
自分の枠を広げるには、脱皮というプロセスが必須なのではと思います。自分の枠の中に納まっていては、枠は広がらないし、異なる視点でものを見ることも難しいでしょう。是非新年にあたり、D&Iの旅をさらに続けるため、脱皮しながら成長することを自分に課するのもいいのではないかと思います。ヘビが脱皮するときは、目からうろこが落ちるそうです。思い込みを払しょくして、新しい視点でアイデアを考えることもD&Iの旅のプロセスです。



また、へびは弁財天の使いといわれます。弁財天(弁天さま)はあの宝船に乗っているお正月のシンボル、多様な七福神なかの唯一の女性神で、学問・弁舌・音楽・除災・財宝・至福を与える神で、農業神・海上神・福徳神などとして人々の願いを聞きとどけてくれる女神と信じられているとのこと。


        
今年は巳年ですから、女性がさらに活躍するには、丁度よい年かもしれません。女性も今のままではなく、脱皮し、成長することで、財福をもたらすのではないでしょうか?会社の中でもこんなネタで、女性活躍推進の年としてもいいかもしれません。
日本も、巳年にちなんで、過去の栄光を取り戻そうとするよりは、古い自分から脱皮して、これまでとは異なる意味での成長を求める方がいいのかもしれませんね。

また、今年は、20年に1度の伊勢神宮、60年に1度の出雲大社の二つの神社が遷宮する年に当たります。遷宮にはいろいろな深い意味があるようですが、「再生し常若を保つこと」や「精神と技術を伝承すること」も意味していると聞いたことがあります。

巳年に、日本を代表する二つの神社が遷宮することは、日本再生への第一歩と言えるのかもしれません。それは、誰かがやってくれるのではなく、私達一人一人が意識して、これまでの自分の殻から脱皮し、成長して、初めて、再生への道が見えてくるのではないでしょうか?
夢で終わらないようにしたいものです。
| Maki | その他 | 01:36 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
企業参加の子育て支援事業全国会議開催

内閣府が「企業参加の子育て支援事業全国会議」を開催

2月1日、「企業参加の子育て支援事業全国会議」が開催されます。
会議の目的は「企業が参加した子育て支援の取組を一層推進し、社会全体で
子育て家庭を支援する機運の醸成を図るため、全国会議を開催する」ものです。

 前半の2時間は、自治体、企業、NPOごとに分かれた分科会で事例発表が行われ、自治体と企業、NPOが連携する際の課題などを話し合います。
 後半は全国会議で林文子・横浜市長の基調講演「超成熟社会の鍵は『女性』と『こども』」などが予定されています。
  
 企業参加の子育て支援事業全国会議

 1.日時平成25年2月1日(金)10:00〜16:30
  (受付開始 分科会:9:30 全国会議:12:45)

 2.場所イイノカンファレンスセンター 
  東京都千代田区内幸町2-1-1 イイノビル4階
  http://www.iino.co.jp/hall/access.html

 3.対象地方自治体、企業の担当者、NPO関係者、および関心のある方
  230名
  (事前申込制・先着順)

 4.参加費無料

 5.主催内閣府

 詳細はこちらへ http://www8.cao.go.jp/shoushi/11premium/zenkokukaigi/h24/index.html
| Maki | 最新D&I情報 | 12:38 | comments(0) | - |
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