Diversity & Inclusion Blog

Welcome to Diversity & Inclusion Blog.
ダイバーシティの推進を願い、より多くの意義ある活動や世界の情報を、より多くの人に届けるため発信していきます。
GEWELのメンバーや志を同じにする人たちから、日本や世界のダイバーシティ&インクルージョン情報をお届けします。
「プロフェッショナルへ導いた言葉」から

“ひとは変えられないが、自分は変われる”
NHK 言葉のチカラスペシャル プロフェッショナルへ導いた言葉から
藤井 幸子

“ひとは変えられないが、自分は変われる”。ピカソ、ゴッホ、モネなど多くの名画をよみがえらせている絵画修復家の岩井喜久子さんの言葉に、“そうそう、その通り”と共感しました。
多様な人たちと関わり、さまざまな軋轢(あつれき)に苦しむ中で、自分の人生を豊かなものにするには、自分がどう受け止めるかで、ガラッと変わる。と言われています。

Diversity & Inclusionを実践するには、自分の持つ基準と相手の持つ基準を客観的にとらえることが大切です。相手をコントロールしようなどということは、ハラスメントにつながります。特に組織内では、もはや”あ・うん“の呼吸ではコミュニケーションができない位、多様な人たちが存在しています。自分自身の価値観、どんな人生を送りたいか?などをよく考え、企業の価値観、目標とする社会的価値など、も知る必要があります。そのために自分がどう役に立てるか?そのための組織構成員とのコミュニケーションは相当意識しなければ、自分を変えることもできません。どんな仕事でも自分一人ではできないわけで、周りの人達との折り合いをつけつつ、自分を客観的にとらえること、かつ相手がなぜそんな反応や行動をとるのか?なども客観的にとらえると、かなりストレスが少なくなります。

私はD&Iのワークショップにおいて、コミュニケーションの大切さ、そのために知っておくと便利なツールなども紹介し、自分のコミュニケーションのやり方を5%変えるだけで大きく変わるとお伝えすると、皆さん納得されます。それは家族にも適応可能ということで。。

岩井さんは、“ひとは変えられないが、自分は変われる”という言葉に出会い、「試練や壁は、自らを鍛え強くしてくれる。人生を良くするのも悪くするのも、自分の考え方次第だ」とポジティブな考えで人生を送っているとのことです。
| Maki | 最新D&I情報 | 01:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
女性社員のコア人材割合 増加しています

第3回「コア人材としての女性社員育成に関する調査」結果が発表されました。


日本生産性本部では、「コア人材として活躍できる女性社員の層の厚みを増していくことが企業の経営戦略として重要である」として、上場・非上場企業3000社を対象に、2009年から同調査を行っています。

今年度は、昨年に引き続き役員と課長(相当職)の女性の割合が増加していますが、部長(同)の割合は若干減少しています。

女性役員3.4%、部長(相当職)1.8%、課長(相当職)6.8%(2011年)
女性役員1.0%、部長(相当職)2.8%、課長(相当職)4.9%(2009年)

また、3年以内に課長(相当職)になる可能性のある職位の人は15.9%と2009年10.2%から5.7ポイント増加しています。

 
調査結果概要 →
 http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001332.html


調査結果は → http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001332/attached.pdf
| Maki | 最新D&I情報 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(43) |
NPO法人GEWEL
Top Interview (7) インテージ 最終回 大切にしていること

インテージの社風は歴史のなかで作られる


(株)インテージ 代表取締役会長 田下憲雄氏
1947年生まれ。岐阜県出身。一橋大学社会学部卒業後、1972年 (株)社会調査研究所 (現インテージ)入社。
2000年に代表取締役社長。2011年4月代表取締役会長に就任。
一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会会長。
アジア・パシフィック・リサーチコミッティ会長。

Q:最後に、御社で大切にしておられることをお聞かせ下さい。

田下:私は社員の一人ひとりの立ち居振る舞いに、その企業の社風がにじみ出ていると考えています。社風が作られるには大変な時間がかかります。だから他の会社が真似しようと思ってもできないことです。

私は、国内だけではなく、中国でも、東南アジアでも、社員同士が一緒に頑張ろうと共感し合えるような関係を作っていきたいと思っています。

中国でこれからどのような社風の会社を作るのか、格闘中です。日本のそれとは全く同じではないかもしれませんが、共有する価値観がないと共感は生まれません。

何を残して、何を変えていくのか、今はまだ混沌としています。“まとも”をはずさず、新しい歴史を作っていきたいと思っています。

* * * *
株式会社インテージ
インテージグループ各社とともに、リサーチノウハウ、データ解析力、
システム化技術とこれらに基づく情報評価力をコア・コンピタンスとして、経営および
マーケティング上の意思決定に役立つ情報(intelligence)を提供。
国内マーケティングリサーチ最大手。
| Maki | D&I 人物インタビュー | 23:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
女性が日本経済再生の担い手

首相施政方針演説にみる、女性活用とは?
藤井 幸子

首相は、施政方針演説「2.3つの優先課題への取り組みの中」で、復興、福島再生の次に「日本経済の再生に挑む」という部分で、以下のような言葉で「女性」について言及しています。

“日本に広がる幾多のフロンティアは、私たちの挑戦を待っています。
「女性」は、これからの日本の潜在力の最たるものです。これは、減少する労働人口を補うという発想にとどまるものではありません。社会のあらゆる場面に女性が参加し、その能力を発揮していただくことは、社会全体の多様性を高め、元気な日本を取り戻す重要なカギです。日本再生の担い手たる女性が、社会の中でさらに輝いてほしいのです”


この演説内容についてはいろいろなところで具体性がないなど、Criticalな意見が書かれています。
このような演説をしておきながら、ただでさえ少ない女性閣僚を1名減らした内閣改造をしたわけで・・・。
先に発表されたGender Gap Index Reportでも、日本のランキングが2011年は、前回の94位から98位へとさらにランクが下がり、日本国内での男女の格差が他の国よりも大きいということの指標となります。男女格差の中身は、社会参加、政治参加、教育、健康という切り口でとらえており、日本の場合は特に政治参加において極端に差が大きく、社会参加においても企業における幹部社員層の女性の割合も少ないことが挙げられています。

この演説では日本社会の多様性、日本再生には女性がキーだと言っていますが、社会の中でさらに輝いてほしい・・・程度でよろしいのでしょうか?国連の藩事務総長は昨年のGlobal Summitで、“国連組織の重要なポジションに女性を登用した。既成勢力の抵抗などハードルは高かったが、実際にその地位に就いた女性たちは活躍し、それまでの男性たちより、新しい施策の実行力はそれまでとは異なり、影響力を及ぼしている”といわれました。日本の政治家もこのくらいの度量があってほしいものです。

それでは日本の公務員の男女格差は、2010年の人事院報告では、国家公務員採用者擬錣任蝋埓職では25.7%ありますが、行政職で16.5%、係長職で17.1%、本省課長補佐クラスで5.7%となっています。公務員の部分こそ、本来の意味での機会均等を推進していれば、もっと数字が高くなると思われます。
また、首相の言う、各分野における女性の割合というグラフで、最も高いのが薬剤師67%(しかし日本薬剤師会役員の女性割合7%で、都道府県薬剤師会の役員が15%)で、専門職として、歯科医師、医師、検察官が高い比率ですが20%を切っています。

このところ、労働人口減少に伴う、女性の社会参加がメディアでも訴求されていますが、現実にはまだまだというところだと考えられます。チャレンジできる社会を作ること、そのためには私達は男女ともマインドを変えることも、大切なことだと思います。
女性の社会進出は、「共稼ぎ世帯」数が「男性雇用者と無業の妻による世帯(この表現は信じがたいですが)」数をもう10年も前に上回っているデータでも明らかです。男性だけで家族を養うというモデルは難しいことを表しています。それでも2010年の意識調査では男性の46%、女性の37%が「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という既成概念を持っています。反対は女性の約6割、男性の半数となっています。政府のKPIとして意識の改革も掲げていますが、「男女共同参画社会」「女子差別撤廃条約」「ワークライフバランス」という用語の周知度とそれぞれ、2015年までに100%、50%、50%と掲げています。用語の周知度とそのことを実践するというのは、大きな違いがあるので、実践できるようになるまで、さらに10年はかかるのでは?と危惧しています。
女性サイドも、機会均等法以後に社会に出た人たちは、差別されていると感じることは少なくなってきたかもしれませんが、現実には格差が厳然とあることに気づいていると思います。日本の企業は制度が先行し、制度の目的がどこにあるかが見えなくなっているような気もします。

Diversity&Inclusionを推進している企業でも、制度の利用者が増えたことは良い結果だけれど、職場復帰してチャレンジするにはハードルが高くなっている。さらには暗黙のうちにやめたら?という上司からの言葉で退職してしまうケースも少なからずと聞きます。チャレンジするには覚悟も必要です。与えてもらうことばかりを期待せず、自分で取りに行くくらいのことも必要ではないでしょうか?

一方パワー(権力や決定権)を持つ人達には、これまでの既得権意識のようなものが根強くあると思います。変えることは不安を伴うものです。歴史的にみても自分の後継者は、ある程度自分が影響を与えられる人を選ぶ傾向があるのではないでしょうか?

私達は、これから社会の在り方をよく考えて、自分の目先の利益を追うことに汲々とせず、社会の持続性をもたらすものは何か? という視点で、行動していきたいと思います。
| Maki | - | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
Top Interview インテージ(6) リーダーの現地化

現地の人が自立して、自分の頭で考え、リーダーとなること

 (株)インテージ 代表取締役会長 田下憲雄氏
1947年生まれ。岐阜県出身。一橋大学社会学部卒業後、1972年 (株)社会調査研究所
(現インテージ)入社。2000年に代表取締役社長。2011年4月代表取締役会長に就任。
一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会会長。
アジア・パシフィック・リサーチコミッティ会長。


Q:今後はどのようなことを目標とお考えですか

田下:私の目標は、それぞれの国に、現地の人達がリーダーとなって、自立した会社を作ることです。難しいことだとは思いますが、そのためにマネジメントの現地化を進めています。

リサーチはものづくりではありません。生活者が持っている言葉にならない価値観を理解して、それをきちんと顧客企業に伝えることができないとリサーチの価値は高くなりません。これはローカルの人材でなければ、できないことだと思います。

また、日本で成功したからといって、日本で考えて設計したサービスが、現地で受け入れられるかどうかわかりません。だから現地での課題を理解する力、ローカライズするチカラを育てないと良い仕事ができません。これがローカルインサイトです。

私は日本人が管理するのではなくて、現地の人が自立して、自分の頭で考えるようになることが重要だと考えています。現地化はたやすいことではありませんが、次のステージにインテージグループが成長するためには、何としても越えなければいけないハードルだと思っています。

* * * *
株式会社インテージ
インテージグループ各社とともに、リサーチノウハウ、データ解析力、
システム化技術とこれらに基づく情報評価力をコア・コンピタンスとして、経営および
マーケティング上の意思決定に役立つ情報(intelligence)を提供。
国内マーケティングリサーチ最大手。
| Maki | D&I 人物インタビュー | 10:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
経営者のためのポジティブアクションセミナー

厚生労働省が21世紀職業財団に委託して開催する経営者のためのセミナーのご案内です。財団が作成した中小企業向け「ポジティブ・アクション実践的導入マニュアル」を使うなど実践的な内容となっています。

女性の活躍推進状況を診断できるポジティブ・アクション導入ポータルサイト
公開されました。

詳細はこちらまでhttp://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000021oxe.html

「女性社員の活躍推進セミナー 〜経営者のための『女性社員の戦力化』推進」
(1)日程
    兵庫・・・3月1日(木)13:30〜16:00 神戸国際会館
    埼玉・・・3月8日(木)13:30〜16:00 
       埼玉県男女共同参画推進センターWith Youさいたま
(2)セミナー内容
    基調講演「女性社員の活躍推進の課題と解決策」
      麗澤大学経済学部教授 木谷 宏 氏
    事例発表「わが社の女性社員の活躍推進の取組」
      兵庫・・・神姫バス株式会社 総務部人事課長 井村 在宏 氏
      埼玉・・・三州製菓株式会社 代表取締役社長 斉之平 伸一 氏
(3)対象
    ポジティブ・アクションの取り組みをこれから導入しようとする企業の    経営者、人事・労務担当者など
(4)申込先・実施主体  財団法人21世紀職業財団
    申込書に記入の上、FAX:03-5844-1670までお申込みください。

| Maki | 最新D&I情報 | 05:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
女性活躍促進プランコンペ 傍聴者募集!

【女性の活躍促進プラン学生コンペティション】
傍聴者募集のご案内

企業での女性活躍促進に関するプランを大学生が発表するコンペティションが開催されます。一般観覧者の募集です。どんなアイディアが出るか、参加してみませんか。

・日時:3月7日(水)10:30〜17:30
・場所:東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区)
・内容:基調講演、学生によるプラン発表
・審査員:勝間 和代氏(経済評論家)
    渥美 由喜氏(株式会社東レ経営研究所ダイバーシティ&
     ワークライフバランス研究部長)
    大沢 真知子氏(日本女子大学人間社会学部教授)
    井上 昌美氏(筑波大学ビジネスサイエンス系博士特別研究員)他

申込は http://www.plan-competition2012.jp
(先着200名程度 定員に達した時点で締切)
 メールplan-competition2012@omc.co.jp
 FAX、電話での申込も可(下記まで)

託児あり(要申込)

その他詳細については
:女性の活躍促進プラン学生コンペティション運営事務局まで
(株)オーエムシー内 担当:村山・柴田)
E-Mail:plan-competition2012@omc.co.jp TEL:03-5326-0120
| Maki | 最新D&I情報 | 17:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
女性活用による経済効果:Womenomics

人口問題と年金問題は女性のパワーを使うことで解決の方向性へ!
藤井 幸子

このところ、年金の危機や少子高齢化問題を政府やメディアがたくさん取り上げています。昨日のニュースで、「外国人労働者を取り込むまえに、もっと女性を活用すべきだ」とあるキャスターが言ってました。今更ながらですが、メディアがもっとダイバーシティの切り口から、女性活用による経済効果:Womenomicsの提言を、危機感をもって、真剣に取り上げてもらいたいと思います。

年金問題と少子高齢化の人口問題は20年以上前に厚生省(厚生労働省になる前に)内部で、公にはしていませんでしたが、深刻な問題として考えていたと内部事情に詳しい方から聞きました。人口構成は20年前にはすでに明らかだったはずで、人口減少は誰でもわかっていたことだと思います。

このような流れを受けて、今企業では海外から優秀な人材を採用する動きが活発になっています。国内に能力ある人材はどこにいるのか?と考えると最も大きなセグメントは“女性”です。
「あなたの周りには優秀な女性がたくさんいるのです」と言いたいです。女性が経済的に自立し、税金を払い、年金も払うことで、税収増加、経済活性化に貢献できるはずです。

現実に労働市場に女性を取り込もうとする動きはかなりあるようで、事実「女性の就労促進を考える」という調査結果が昨年12月に出ています。

また、政府は、第3次男女共同参画基本計画の中で、管理職に占める女性の割合を、2015年に10%程度とする数値目標を設定しました。「2020年までに社会のあらゆる分野で指導的地位に女性の占める割合が少なくとも30%程度となるよう期待する」とされていますが、実態はどうなっているのでしょうか?

この調査結果によると、「2003年と2010年を比較すると、係長、課長相当の女性比率はそれぞれ、9.4%から13.7%、4.6%から7.0%と確実に増加している」と報告されています。しかしこれではまだまだ国際的には低いと言わざるを得ません。管理職層の女性比率が伸び悩んでいる原因として、“昇進・昇格要件を満たしにくい女性が多いため”という理由が最も高く、部長クラスに至っては50%の企業(モニター企業53社中、複数回答)で、課長クラス、係長クラスでも約3分の1の企業がこの理由を原因として挙げています。また、その他の回答として「女性の絶対数が少ない」という回答が最も高いところにも問題が内包されています。

先日TVでリーダーシップについて討論が行われた中で、「失敗を恐れて、チャレンジしなくなっている」という指摘がありました。無難に、ひたすら無難にでは、自らの成長を感じる機会も少なくなります。

チャレンジする女性(男性もかもしれません)がもっと増えて、社会が元気になることを信じてD&Iの旅をさらに続けます。

| Maki | 最新D&I情報 | 09:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
26272829   
<< February 2012 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE