Diversity & Inclusion Blog

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EUアジア各国に波及するノルウェーにおける女性登用割当制

女性取締役が40%にみたなければ上場廃止
EU、アジア各国に波及するノルウェーにおける女性登用割当制

2007年の終わり、ノルウェーで「女性取締役を40%に」という女性取締役割合を割当る法律がいよいよ2008年から施行されることになったと佐久間京子氏が報告をして3年が経過しました。
佐久間氏報告はこちら
さて、その後ノルウェーは、そして日本はどう変化したでしょうか。

ノルウェーのその後について、渥美由喜氏が当地でヒアリングした報告が「共同参画23年8月号(発行内閣府)」に掲載されているので紹介します。

2008年法律が施行されると、日本の経団連にあたるノルウェー経営者連盟(NHO)加盟企業では、全ての企業で女性取締役の割合が40%を超えたといいます。

法律が検討され始めた当初は、産業界から「国際競争力を失う」という強い反対意見があったといいます。それが導入3年後には、多くの経営者が「おおむね企業業績に好影響を与えた」と言うまでに変化しているのです。

また、このノルウェーの成功を受けて、女性取締役を数値割当する法案について、他のEU諸国やアジア諸国にも波及し、EU欧州委員会での検討がはじまり、マレーシアでは5年間で3割にするよう閣議決定がなされたといいます。

渥美氏は、日本でもさまざまな意見があることは承知したうえで、「今後、わが国でも女性取締役40%割当制あるいは企業に女性活躍推進の行動計画を義務付ける法律を検討すべきだ」と締めくくっています。

日本の企業では、女性取締役割合は低いままです。もうそろそろ、本気で行動すべき時に来ているのではないでしょうか。


「共同参画」23年8月号
ダイバーシティ経営の理念と実際(4) 女性社員の多様性Part2
株式会社東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長 渥美 由喜
http://www.gender.go.jp/main_contents/category/kyodo/201108/201108_08.html

関連ブログ
 ノルウェーのD&Iについて by小西ひとみ

| Maki | 最新D&I情報 | 17:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
どう乗り越える電力危機 JWEFシンポジウムのご案内

GEWELめるまが51号でご紹介いたしました若手女性技術者に贈る奨励賞の受賞者が決定しました。
授賞式と合わせて、シンポジウムが開催されますのでご案内いたします。


********************************

2011年度JWEF奨励賞授賞式とシンポジウム
『明るい未来に向けて〜省エネ・次世代エネルギーの役割〜』

 2011年夏、私たちはこれほどまでにエネルギー問題と向き合ったことがあったでしょうか。

本年度JWEF奨励賞は、OA・光学機器メーカーに勤め、まさに省電力と向き合って果敢に挑戦してきた若手女性技術者に贈られることとなりました。
 またシンポジウムでは、持続可能で活力ある低炭素社会の実現に向けて研究活動を行ってこられた演者より、日本の現在の電力危機の問題を語っていただき、さらに私たちがどうすればこの危機を乗り越えられるのかを解説していただきます。

≪JWEF奨励賞授賞式とシンポジウム≫

【日時】 2011年9月11日(日)
  13:00 開場 13:15 受付開始
   13:30−13:50 JWEF奨励賞受賞者発表と授賞式
       受賞者 長曽我部紀理子氏
      (株)リコー MFP事業本部第三設計センター 所属
    13:50−14:30 受賞講演
(仮)「製造業の省エネへの挑戦」

    14:30−14:40 休憩
    14:40−15:50 シンポジウム 
      「明るい未来に向けて〜省エネ、次世代エネルギーの役割」
    15:50−16:40 懇親会
    16:40−17:00 閉会 

【場所】 東京都立産業貿易センター 浜松町館 第1.2会議室
     〒105-0022 東京都港区海岸1-7-8
     アクセス JR浜松町駅徒歩5分 
     http://www.sanbo.metro.tokyo.jp/access.html
【参加費】 会員無料 非会員1000円 【懇親会費】 500円

【受賞者略歴】
(株)リコー MFP事業本部 第三設計センター 長曽我部 紀理子氏
入社以来、複合機の電気回路を設計する部署に所属し、電気回路設計
・電源開発・システム構想・電力システム設計 に従事する。

【シンポジウム演者略歴】 田中加奈子氏
 1999年東京大学工学博士取得。国際エネルギー機関、英国Tyndall 気候変動研究所など国内研究機関を経て、2010年 科学技術振興機構、低炭素社会戦略センター(LCS)主任研究員。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)報告書代表執筆者。 近著「電力危機」

若手女性技術者を応援するJWEF奨励賞のイベントへ参加し、受賞者へエールを送ってあげてください!

詳細と申し込みはこちらをご覧ください。
 http://jwef.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/911jwef-70be.html  
| Maki | - | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
D&I事例 黒柳徹子さん “規格外”が“個性”に

黒柳徹子さんのインタビューから
いろいろあったけれど「自己否定」せず、周りのひとの愛情と自らの想いで、運命を切り開いた女優
by 藤井 幸子

NHKの100年インタビューで、黒柳さんが子供の頃、NHK放送劇団に入ったころの話をしていました。
「窓際のとっとちゃん」にも書かれていましたが、ともえ学園に入って周りと同じ行動ができず、担任の先生が手をやいていた時も、校長先生は「自分らしくいていいんだよ」と“とっとちゃん”を決して否定しなかった。そして、彼女のお母様も学校を退学したからと言って「ダメな子」とは言わなかったそうです。
NHK放送劇団に入った動機は「子供にお話を上手にしてあげられるお母さんになりたい」と考え、芸能人になることではなかったそうです。しかし、劇団生として、愛宕山のNHK(当時日本放送協会)のテレビの制作現場で、通行人の役をしても、黒柳さんの場合はその存在がわかるようなしぐさ、立ち振る舞いになってしまい、“もう帰っていい”といわれ、来る日も来る日も、規格外の劇団研修生とみられ、仕事を与えられなかったそうです。ここで彼女は、自分がexclude(除外)されていたのに、自信を失ったわけではなく、何かできることがないか?と考えていたとのこと。

ラジオ番組の「ヤン坊、ニン坊、トン坊」で声優として、初めて大人が子供の役をやることになり、お話を上手にできるお母さんのイメージで、自分がやれることを見つけた。といっています。
そして、それまで、「個性をださないで!」と言われ続けたのが、個性尊重の時代が来て、かつ「個性をそのままに、自分らしく」と飯沢匡さんに言われたそうです。

普通私たちは、自分らしく居ることを否定されると、“自分にふたをして生きていく、自分らしく表現することはいけないことだ。”と思うようになります。それでも、黒柳さんの場合は、校長先生や、お母様、劇作家の先生が愛情を持って、彼女を認めてくれたことで、自分を否定しないで済んだのだと思います。
この周りにいた大人たちは、今でいえばインクルーシブな人たちだったのです。

インタビューの終わりに、ユニセフの親善大使として貧困国を初めて訪れた時、飢餓で死んでいく子供に“あなたに幸せがありますように!”といわれて、子供の無垢な愛情に接し、それ以来、子供たちのためにできることをし続ける、と決心したそうです。いまは、自分のためにばかりという大人たちが多いのに、飢えで死にそうな子供でさえ、他人を思いやる心があるのが、人間としての原点では、とも言っています。

黒柳さんは、クイズ番組の賞品や、仕事で使った衣装などは毎年チャリティをして、養護施設を出なければいけない年齢に達した人たちの自立支援に寄付をしています。
一貫して同じ人間として、子供にも大人にも接していることが、黒柳さんが長い間、幅ひろい年代に支持されていることにつながるのではないか?と感じました。これがInclusionを態度で、行動で実践している例ではないのでしょうか?
| Maki | D&Iケーススタディー | 11:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
宮城復興・女性シンポジウムのご案内

下記の通り、内閣府男女共同参画局から緊急シンポ開催のご案内がきました! ぜひご参加ください。

http://www.gender.go.jp/symposium_miyagi2.html

宮城復興・女性シンポジウム
〜女性の視点で具体的な復興を!〜


 東日本大震災により亡くなられた方々とそのご遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々や避難生活を続けておられる方々に心からお見舞いを申し上げます。

 大震災発生からまもなく5カ月が経ちますが、女性の視点を反映した復興策や女性の就業や起業支援を進めるため、被災地の女性団体代表者や女性起業家等が女性の活躍についての意見を表明し、東北・宮城から女性のパワーを発信することが必要です。

 このため、以下の通り、「宮城復興・女性シンポジウム 〜女性の視点で具体的な復興を!〜」を開催します。

 下記要領により参加者を募集していますので、参加を希望される方は、本ホームページよりお申し込み下さい。
 なお、会場の定員(240人程度)より、申込者多数の場合はお断りすることがありますので、あらかじめご了承願います。

* * *
日時 平成23年8月24日(水)
13:30〜16:00(予定) (受付13:00〜)
会場 せんだいメディアテーク 1階 オープンスクエア
(〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1)
<行き方> 
【地下鉄】仙台駅から泉中央行きで3分、勾当台公園駅下車。「公園2」出口から徒歩6分
【バス】仙台市営バス 仙台駅前-29番(荘内銀行前)のりばから「定禅寺通市役所前経由交通局大学病院」行き(系統番号J410)で約10分、メディアテーク前下車
【徒歩】仙台駅より約20分(約1.8キロメートル)

主催 内閣府、共催 宮城現地復興対策本部

プログラム
開会
なでしこジャパンよりビデオメッセージ
討論会
〜女性の視点でこれからの復興を考える〜
○コーディネーター:藤沢 久美 シンクタンク・ソフィアバンク副代表
○パネリスト:末松 義規 内閣府副大臣
奥山 恵美子 仙台市長
宗片 惠美子 NPO法人イコールネット仙台代表理事
山田 昌弘 中央大学教授
横山 英子 仙台経済同友会幹事

意見発表会
(1)復興に向けてのアイデアの発表
有識者、女性団体、地元起業家等が考えるアイデアを発表する。
○コーディネーター:藤沢 久美 シンクタンク・ソフィアバンク副代表
○コメンテーター:末松 義規 内閣府副大臣(第1部)
奥山 恵美子 仙台市長(第2部)

(第1部)女性の起業支援
○発表者
東 園絵  ジャパンポートLLP 代表
浦沢 みよこ (株)インターサポート 代表取締役
平賀 ノブ 宮城県商工会議所女性会連合会 会長/東北六県商工会議所女性会連合会会長
横田 響子 (株)コラボラボ 代表取締役

(第2部)女性による支援及び復興
○発表者
木村 律子 JAみやぎ亘理女性部部長
鈴木 玲子 気仙沼市婦人会会長(宮城県地域婦人団体連絡協議会)
中里 佐智代 宮城県看護協会第二副会長
中村 敦子 仙台青年会議所JC運動発信委員会委員長
萩原 なつ子 立教大学教授/日本NPOセンター常務理事(元宮城県環境生活部次長)
樋渡 奈奈子 宮城県女医会理事

(2)会場からの意見
会場の出席者から、国に対する意見や自身のアイデアを発言する。
閉会
※手話通訳、託児あります。

申込要領
(1) 申込方法
 本ホームページよりお申し込み 下さい(電話又はFAXでも申込可)。
 参加の可否については、ご登録いただいたメールアドレスに、申込日の翌日(申込日の翌日が休日の場合は、その翌平日)までに、内閣府からメールにてお知らせします。
なお、電話でお申し込みされる場合は、以下の(1)〜(5)(※必須)をお伝え下さい。
(※)(1)氏名(ふりがな)
(2)所属(所属されている企業・団体等がある場合)
(※)(3)住所(お住まいになっている都道府県)
(4)託児(託児を希望される場合はお子さまの氏名・年齢)
(※)(5)連絡先(主催者より緊急に連絡差し上げる場合の電話番号)
また、FAXでお申し込みされる場合は、以下の(1)〜(6)(※必須)をお伝え下さい。
(※)(1)氏名(ふりがな)
(2)所属(所属されている企業・団体等がある場合)
(※)(3)住所(お住まいになっている都道府県)
(4)託児(託児を希望される場合はお子さまの氏名・年齢)
(※)(5)連絡先(主催者より緊急に連絡差し上げる場合の電話番号)
(※)(6)連絡先(FAX番号)
(2) 定員
 240人程度(先着順)

お問い合わせ先
内閣府男女共同参画局総務課企画係
電話 03−5253−2111(内線83704)
FAX 03−3581−9566
| Maki | 最新D&I情報 | 11:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
自然から学ぶD&I 枯れた草花の声を聞く

自然に学び、身近な不自然さに気付こう
By 佐々木まき

この夏、山や海で心を洗われて日常に戻ってこられた方も多いと思います。
大自然の中では、人間も単なる生き物の一種にすぎないこと、自然の秩序の美しさに気付かされます。多様な生物が共存・共生できる環境が豊かさの象徴です。だとすればそこには人の営みである社会や組織にも共通する事柄があるにちがいありません。Diversity&Inclusionが目指すのは、一人ひとりがその人らしく生き、共に生きる豊かな社会が大前提ですから。

わたしは、山梨県で開かれたいのちめぐる大地再生講座で、目からうろこが落ちて帰ってきました。講師は、NPO杜の会矢野智徳氏です。いままで沖縄の森を回復するなど、自然と人の共存・共生する環境を作る実践家です。その中から、いくつか学んだことをシェアしたいと思います。

・自然は、適度でやりすぎず、自ら最適な修復をする。
嵐の後、公園では木々の若くて小さい枝葉がそぎ落とされているのを見ることがよくあります。木々の剪定はこのくらいが望ましいと言います。きれいに落としすぎないこと。人が自然に手を入れるときは、風や雨や光がするように、自然のやり方をまねて補助する程度にします。人の手とカマや移植ごて、風の動きを再現する刈り払い機を使用して、草刈り機で根こそぎ刈りとったり、除草剤をまいたり、コンクリートでがっちり固めたりなどはしません。無茶なエネルギーがかかった状態のでこぼこ道は、土で埋めず、石ころや枯枝、枯葉を置いて時間とともに風と雨、光によって修復されるのを待ちます。人のひとりよがりの合理的な発想や偏見による美意識が他の生き物たちの生活を脅かすことになるからです。

・目に見えるものから、目に見えないものを推察する。
目に見える植生の状態をよく観察してみましょう。土を覆う草花や低木、高木などの茂り具合、空気の通り具合がそのまま土中の根や水、空気の流れに反転されているといいます。ここから根が詰まりすぎていないか、空気が通っているかといった地中の状態の健康さを察知することが大切なのです。
また、枯れた枝葉はさまざまなメッセージを出しています。空気と水と光のバランスが欠けた状態を表し、そこから今なにが足りないかを知ることができます。特に幹が痛むのは周りの環境に大きな危機があることを示唆しています。枯れた樹木を取り去って、新たなものに植え替えるのでは、まったく問題解決にはなりません。

・では、D&I的にみるとどうなのでしょうか。
組織でも全体をよく観察してみることが大切です。よくみる“枯れた枝葉”や“引っこ抜かれた草花”の表しているメッセージに耳を傾けてみましょう。一見合理的な意見だけれど・・・、と納得できかねることってありますね。またなんとなく居心地がわるい場ってありますね。
人が考える合理的な発想のなかには、一部の考えを押し通そうとして、他をけむに巻き、圧倒・封殺するパワー&コントロールが働いていることがよくあります。

下記のような場面ではどうでしょう。

□会議は満場一致で、反対意見なし
□場の空気を読めと言われる
□数字や計画を優先して、現状に合わせない
□競争に勝つことがなにより重要だ
□場のヒエラルキーバランスによって発言する内容が変わる
□非公式な場での情報交換がいつも決定権を握る
□理路整然と言葉は立派だが、どこか腑に落ちない

一旦立ち止まってみることをおすすめします。不自然な力の流れが起きているかもしれないからです。いままでの常識から解放されて、どこか変だなと感じる感性のアンテナを立ててみましょう。


次回は、一人ひとりが持つ、自然なのびのび感から生まれる個性を押しとどめる抑圧作用、人々がもつパワーの問題をひもといてみます。

| Maki | 最新D&I情報 | 16:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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