Diversity & Inclusion Blog

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ダイバーシティの推進を願い、より多くの意義ある活動や世界の情報を、より多くの人に届けるため発信していきます。
GEWELのメンバーや志を同じにする人たちから、日本や世界のダイバーシティ&インクルージョン情報をお届けします。
GOLDシンポジウムのご案内

4th GOLD Symposium

「インパクトリーダーシップ」シンポジウムから2年、今年で4回目を迎えるGOLDシンポジウムの東京での開催が決定しました。

NPO GOLD建部博子代表が日米の懸け橋になりたいという想いで東京とロサンゼルスで開催しているGOLDのシンポジウムは、常にリーダーシップにフォーカスしたテーマです。特に今回のテーマは、実践・行動のためのキーワードで、この時期にマッチしたものです。GOLDの姉妹団体GEWELは後援団体として参加します。是非ご参加ください。

英語版は→ http://www.goldleaders.org/event_2011_sympo.html

日本語版は→ http://www.goldleaders.org/event_2011_sympo_jp.html

 * * * * *

戦略から実践へ 求められる3C
CRIATIVITY(創造) COLLABOLATION(協働) CONECTING(人脈構築)


経済構造の急激な変革のなかで更なる拡大を始めたグローバルマーケット、これに伴い変化する労働環境や人々の価値観の多様化など、経営環境の変化に対応するグローバル企業の人的資源の争奪戦は激しさを増しています。組織内での「ダイバーシティ&インクルージョン」を実践するには、単発的な施策でなく総合的かつ中長期的なリソース・マネジメント(戦略的人材マネジメント)の一環と捉え、ビジネス成果に繋げる事の出来るリーダーの存在と育成が不可欠です。

今回のシンポジウムでは、「戦略実践時代のリーダーに求められる資質:3C(創造力、協働力、人脈構築力)」に焦点を当て、21世紀型リーダー育成のため、実績のある日米リーダーの経験や考え方に触れ、皆さんが抱えている課題を共有し、日米間のネットワークを構築する機会を提供します。

日時: 10月28日(金)
受付: 8:15 a.m. – 9:00 a.m.
プログラム 9:00 a.m. – 5:00 p.m.
ネットワーキング・レセプション 5:00 p.m. – 6:30 p.m.
会場:東京アメリカン・クラブ 東京都港区麻布台2−1−2

参加対象者
企業経営者、グローバル戦略企画担当者、ダイバーシティ&インクルージョン推進担当者、人材開発・育成担当者、教育関係者、起業家、次世代リーダー、セクターを超えた日米間ネットワーク構築に関心のある方。
参加費:
  早期申込(7月31日まで) ¥25,000
通常申込み(8月1日以降) ¥30,000

申込サイト 日本語:https://www.ilcc.com/gold/
      英語:https://www.ilcc.com/gold/en

主催団体:  
Global Organization for Leadership and Diversity
米国ロサンゼルスを拠点に、「日米の懸け橋」としてグローバルに活躍する
リーダーの育成を目的に活動しています。http://www.goldleaders.org

後援団体:NPO法人GEWEL
在日米国商工会議所
南加日米協会
Association for Women in Finance
Japan HR Society
US-Japan Council
Women’s Leadership Exchange

http://www.goldleaders.org/event_2011_sympo_jp.html
・シンポジウムへのお申込みは6月1日よりオンラインで承ります。http://www.goldleaders.org
お問い合せ(E-mail): 2011GOLDsymposium@GOLDleaders.org

シンポジウム・プログラム
参加者全員が一堂に会して行われる全体会議と、午後の分科会、夕方から行われるネットワーキング・レセプションの3部構成。
テーマは、(1) リーダーシップ、(2) 人材マネージメントとダイバーシティ&インクルージョン、(3) ビジネス成長の経済機会。
■リーダーシップ
グローバル経営を担う創造型次世代リーダーの育成
新しい戦力となる女性りーダーへのメッセージ
■人材マネージメントとダイバーシティ&インクルージョン
危機こそチャンス:ダイバーシティへの新たなチャレンジ
人材活用・開発の戦略的取り組み: 実践と成果
■ビジネス成長の経済機会
人脈構築から人脈資産へ
ジェンダー・ダイバーシティがもたらすビジネス・インパクト

基調講演
 黒川 清     政策研究大学院教授
 ルース・スーザン 駐日米国大使夫人、弁護士

講演者 (予定) 敬称略 50音順 
アキレス美知子 株式会社資生堂、執行役員
安藤 哲也 NPO法人 ファザーリング・ジャパン、代表理事
大河原愛子 ジェーシー・コムサ、代表取締役会長
北城恪太郎 日本アイ・ビー・エム株式会社、最高顧問
グロスマン・レスリー
ウーマンズ・リーダーシップ・エクスチェンジ、創設者
ジャクソン・テーサ
   ユニオン銀行、ダイバーシティ&インクルージョン副社長
スミス・ジェーン博士 スペルマン大学、LEADセンター代表理事
関満 亜美  ロイター通信社、日本編集局長
高尾 剛正 住友化学株式会社、代表取締役・専務執行役員
東海由紀子
シティバンク銀行株式会社、チーフ・ダイバーシティ・オフィサー
中富デボラ
中富・アンド・アソシエイツ,ガールガイド・ガールスカウト世界連盟、  国際コミッショナー
芳賀 圭子  ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、事業部長
堀井紀壬子 NPO法人GEWEL、アドバイザー、前代表理事
メーバー・グレシエラ マテル・インク、
  グローバル・セールストレーニング&ダイバーシティ副社長
| Maki | 最新D&I情報 | 15:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
The 4th GOLD symposium

The 4th GOLD symposium is a collaborative Japan – U.S. Leadership Initiative following the first three successful symposia in Los Angeles and Tokyo. This symposium will bring together influential leaders from Japan and the U.S. to share their insights into business advantages gained through the execution of the “Diversity & Inclusion” strategy, and to offer the “3C” skills required to be successful 21st century innovative leaders.

Why you should attend:

・Learn how leaders close the gaps between Strategy, Actions and Results
・Discover creative leadership tools and skills required to be successful 21st century leaders
・Explore best practices that will create alignment between Talent Management and Diversity & Inclusion
・Make meaningful connections with business and professional leaders across the Pacific
・Be inspired by and learn from the experience of other participants

When: Friday, October 28, 2011
Time: Registration & Continental Breakfast 8:15 am – 9:00 am
Program 9:00 am – 5:00 pm
Networking Reception 5:00 pm – 6:30 pm

Where: Tokyo American Club
2-1-2 Azabudai, Minato-ku, Tokyo, Japan

Cost: Early Bird (Payment made on or before 7/31/11) ¥25,000
Regular (after 8/1/11) ¥30,000

Registration: https://www.ilcc.com/gold/en

 http://www.goldleaders.org/event_2011_sympo.html

Who should attend:
Current and future corporate, business, academic, non-profit and entrepreneurial women and men leaders who value international collaboration and wish to expand their networks.

Program (Simultaneous Interpreting will be provided)
The symposium will offer a day of educational programs, interactive seminars and keynote speakers addressing “Bridge Buildings” from three points of view: 1) Leadership, 2) Talent Management and Diversity & Inclusion, and 3) Business and Economic Opportunities. Program Details & Speakers

Keynote Speakers
Turn Crisis into Opportunity: Time to Shape and Create Next Generation Diversity

Kiyoshi Kurokawa, MD, MACP, FRCP (London)
 Professor, Graduate Research Institute for Policy Sciences

Women’s Leadership: From “I can’t” to “I will”
Susan H. Roos
 Wife of U.S. Ambassador to Japan John V. Roos, Employment Attorney

On-line registration will become available on June 1, 2011
For further information, please contact us via E-mail 2011GOLDSymposium@goldleaders.org
| Maki | 最新D&I情報 | 11:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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地域に根ざす循環型社会の実現を  幸せの経済学より

映画「幸せの経済学」が問いかける真の豊かさとは?
By 高井瑞穂

経済成長がもたらす物質の豊かさが人々の幸せに必ずしも直結していないのではないか、と考えた環境活動家ヘレナ・ノーバーク・ホッジさんが、5年の歳月を使って制作/監督したドキュメンタリー「幸せの経済学」が公開されています。
http://www.shiawaseno.net/about-2

消費文化をリードし、経済大国である米国において、戦後から実施されている世論調査の「人々の幸福度」によると、1956年をピークに幸福だと感じている人の割合が年々下がっているとのことです。当然のことながら物質的には56年以降豊かになっているにもかかわらず、です。この原因の一部は、経済成長と共に進行したグローバリゼーションの弊害だと指摘し、グローバリゼーション側へ行き過ぎた振り子をローカリゼーション側へ戻すことで、環境、生活、精神面での真の豊かさを取り戻そうと提案しています。

確かに、巨大な多国籍企業の戦略がグローバリゼーションの名の下、「いつでも、どこでも、だれでも、同じ物を」を実現し、ある意味、利便性の向上、生活の効率化は進んだと思います。しかしその結果、世界規模のモノカルチャー化を促進し、国ごと、地域ごとの「らしさ」が失われつつあります。まさにダイバーシティーの逆ですね。

日本国内だけを見ても、いくつかの地方の市街地を通り抜けると、街のメインストリートは必ず見慣れたチェーンストアの看板が道路の両脇を埋め尽くし、それぞれの地方らしさが感じられないと思われたことはありませんか。地域の小さなビジネスが巨大企業に奪われ、環境および人々の生活がその企業の戦略に左右され、コミュニティーの意識も希薄になり、そこに暮らす人々が真の豊かさを感じられなくなってきているのだとしたら・・・。

これを断ち切る一つの解決策が、“地域に根ざす循環型社会の実現”(ローカリゼーション)だと、ヘレナ監督は提案しています。持続可能で自立したコミュニティーの構築が、生産地と消費地、生産者と消費者の距離を縮め、人と人、人と自然の繋がりを取り戻し、真の豊かさに繋がっていくと。この映画をきっかけに、みなさんも一度「真の豊かさ」と「地域循環型社会」の実現について考えてみませんか。

| Maki | 最新D&I情報 | 09:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
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GSWレポート2011  分科会メンタリング

Effective Mentoring for Professional Growth
成長のために効果的なメンタリングとは?

荒金雅子(株)クオリア代表取締役 

GSWでは3日間で8つの全体セッションと13の分科会が開催された。とりあげるテーマは大きく分けると女性のリーダーシップ、起業、小規模企業経営、NGO活動、ユース(未来の女性)支援などがある。私は毎回リーダーシップの分科会を中心に参加しているが、その内容は、メンタリング、戦略的コミュニケーション、ワークライフポリシーと日本でもなじみの深いものばかりだ。
特に私が現在力を入れて推進しているメンタリングは見逃せないセッションだった。今回のテーマはEffective Mentoring for Professional Growth(成長のために効果的なメンタリングとは?)というもの。

スピーカーはソデクソ(米国)D&I担当のRohini Anand さん、T-Systems(南アフリカ)常務Mardia van der Walt-Korstenさん、オラクル(スペイン)ヨーロッパ所長Gloria Lorenzoさん、アメリカンエキスプレス(スペイン)テレセールス担当部長 Julia Lopezさんの4名。
オラクルのGloriaさん、アメリカンエキスプレスのJuliaさんからは、アメリカンエクスプレス・オラクル・コカコーラの3社で共同実施している「Cross-Company mentoring」について発表があった。プログラムの目的は女性の能力開発と革新を創り出すことである。たとえば、スペインで行われているケースでは、役員クラスの女性をメンターに、潜在能力の高いトップタレント女性をメンティに、各社3〜5人を選抜し、重要人材のVIPプログラムとして実施されている。2010年に実施されたその内容は、1年間に5〜10回にわたる面談ミーティングを行うというもの。異なる企業が共同することで社外の文化を知り、視野を広げメンティのさらなる能力開発を行うことが出来るのだ。このような業界を越えたメンタリングは、ロールモデルの少ない日本企業にとっても関心の高いプログラムではないだろうか。

日本で現在展開されているメンタリングは主に組織の中の年長者(メンター)が未熟なメンティ(主に女性や若手社員)を対象に行うものが中心。いわゆるTraditional mentoringだ。しかし、今回発表企業では Reverse mentoring(下位者が上位者のメンターとなるもの)やPeer mentoring(課題を共有する者同士によるメンタリング)、buddy mentoring(同僚・仲間によるもの)、E-mentoring(webを活用したもの)など、多彩なプログラムが展開されていた。個人的成長やジェンダーバランスへの配慮、知識の世代継承や異文化への理解などその目的も様々だ。メンタリングは第一に、メンティにとって最も効果があるものだが、当然メンター、組織にとっても利益がもたらされなければならない。ここで強調されていたのは、とりわけメンターにとってのメリットである。
メンターにとってメンタリングとは、自らのリーダーシップ力の促進、後継者の育成、ネットワークの強化、偏見への気づきを高める機会でもあるのだ。

メンティのキャリアの成功のためには複数のメンターを持つことが重要と説くのは ソデクソ(※)のRohiniさん。(※)ソデクソは世界80ヶ国で主に病院や企業の社員食堂などフードサービスや管理運営を手がける従業員380,000人(世界)のグローバル企業。
ソデクソUSAでは、「Spirit of Mentoring」プログラムを展開している。これは対象を3つの層に分類し、メンティをサポートするもの。管理職・専門職女性は基本的に非公式に行うが、次世代リーダーとなる女性には公式なマッチングを行い早期に育成する仕組みとして機能している。目に見える成果としては、離職率の低下、生産性の向上、従業員満足の向上がある。さらに、目に見えない効果としては、メンター・メンティ双方にコミュニケーション力や仕事満足度、組織貢献意欲の向上などが見られたという。

また、ソデクソEuropeが行っているのは「Reciprocal Mentoring(相互メンタリング)」だ。これは執行委員会のリーダーがメンターとなるもので、メンター・メンティ相互の恩恵をより強調した内容になっている。メンティは、キャリアへの洞察や組織文化への認識、課題への挑戦の機会が与えられ、それにより自信や変化の機会、組織への共感が生まれる。
メンターにとっては「組織の中の目の見えない障がい」に気づくきっかけとなり、改善のためのアイデアや変化を生み出すよい機会となっている。メンターからは「メンティは、より効果的なリーダーシップを発揮するための新鮮な視点を私に与えてくれた」「メンタリングを通して、前提を持たず忍耐強く協働していく手法を学んだ」「メンタリングは女性に対する私の不安を払拭させた。より挑戦的な環境を女性にもどんどん与えていきたい」といった声もあがっているという。

日本企業でもメンタリングへの関心は高まっており、(財)日本生産性本部実施の「コア人材としての女性社員育成に関する調査」でも育成施策としてメンター制度を導入している企業は16%、検討企業は6割に上る。一方でメンター制度導入がどれだけ個人や組織の成長・成果につながるのか、疑問視する企業もいまだに多く見受けられる。単なるOJTの延長やメンティ(女性)支援だけを目的に展開している企業では、組織に与えるインパクトが弱く本来の成果につながりにくい結果となっていると考えられる。
メンタリングは、メンティ・メンター双方の成長を促すとともに、それが組織によい影響を与えることで戦略的な人材育成プログラムとなりえるのだ。そのことを改めて確信したセッションであった。
| Maki | D&Iイベント報告 | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
21回Global Summit of Women(イスタンブール)レポート 

第21回Global Summit of Womenが開催されました。
By 藤井幸子

2011年5月5日から7日の3日間、第21回Global Summit of Womenが、81ケ国から、約1000名が参加して、“女性が21世紀の課題解決の橋渡しをする”というテーマで、ヨーロッパとアジアにまたがる、歴史上の戦略的地点であるトルコ、イスタンブールにて開催されました。

オープニングは、ベトナムの副大統領、そしてトルコ、マレーシア、ナムビアのファーストレディ、トルコの女性と家族担当大臣のスピーチから始まりました。



3つの国のファーストレディたちは、自国の抱える女性問題を解決すべくプロジェクトを推進していることが、素晴らしいと感じました。女性が地球を救うために団結して知恵をだし、行動することが大切であること。また、まだ多くの国で存在する男女差別の撲滅や女子教育に力を入れていること、ドメスティックバイオレンスが問題であることに言及していました。

マレーシアのファーストレディが自ら、2013年のGSWをマレーシアで開催したい旨を宣言しました。
ベトナムの副大統領は選挙の真最中であるにもかかわらず、50名あまりのベトナム女性リーダーと共に4回目のGSWへの参加で、初めて英語のスピーチをしたことに好感を持ちました。ベトナムでは3月8日のInternational Women’s dayはとても大切な日として認識されているそうです。女性の力に大いに期待している国という印象です。

参加者が多かったのは、中国、ベトナム、マレーシア、韓国、モンゴルとアジア勢がそれぞれ50名程度、ヨーロッパではスペインからが最も多かったということでした。日本からの参加は3.11の影響もあり、登録していた人がキャンセルし、合計9名というこの5年ほどでは最も少ない人数でした。
あとで知ったことでしたが、このGSWの直後にFourth UN Conference on the Least Developed Countriesが同じイスタンブールで開催されたこともあり、日程的に続けて参加できることから、今までよりも多くのファーストレディや大臣級の参加が多くなったようです。

歓迎レセプションは4世紀に建てられたビザンチン教会跡で行われました。韓国、モンゴル、中国の代表団の方に、東北の災害支援をいただいたお礼を申し上げておきました。

Global Women’s Leadership Awardの様子

全体のプログラムは、
経済活動への世界および地域のインパクト:新興国の成長、地球規模でのSustainability、教育などへ、女性の果たす役割は非常に大きい。

CEO フォーラム 21世紀の働く場は?:マレーシアのHyrax Oil Sdn Bhdの創立者のDato’ Hazimah Zainuddin さんは、Trust(直観に基づく信頼)とConfidence(理性・証拠に基づく信頼)が人を動かす原動力になるという言葉から始まり、社内へのコミュニケーションを最も大切にしているとのこと。CEOがこのような意識で人に対するEmpowerment について考えていることを言葉にするのは大切なことです。

Globalでみたボードメンバーの多様性
女性が意思決定の場に増えてきてはいるがまだまだ十分ではない。2010年のCWDIレポートによると、地域的にはEUで11.9%、アメリカで9.9%、アジアパシフィックで6.5%、中近東、北アフリカで3.2%となっている。Quata制を取り入れている国はかなり進んでいる。USではDiversityはCSRに取り入れなければいけない。オーストラリアは女性の割合(%)をすべてのレベルで記載し、不十分な場合はなぜか?その証拠を求められることになっているとのことです。日本では男女共同参画とはいうものの、取締役会のような意思決定のレベルに女性が参画している企業はまだ少ないのではないかと思います。

スペインの男女共同参画担当の大臣は、女性はまだ意思決定の場には少なく、equal access to managementになっているかは疑問というコメントでした。とはいえ、スペインの議会の40%の候補を女性にするという法律のおかげで、女性議員の割合は36%になったとのこと。しかし経済界では?がこれからの課題とか。EC内の他の国では、ドイツテレコムは2015年までに、ビジネスを成功させるため、女性取締役の割合を30%にすると決定したそうです。スぺインでは2007年に250人以上の企業に対して、数字目標を設定させ、インセンティブを作り実行をしているとのこと。その結果の一例として、ブルーチップは2007年に4%だった割合が、2010年には10.8%まで増やしたそうです。ECでも2015年までに少なくとも取締役会の30%、2020年までには40%を、女性にするというターゲットを設定したそうです。問題はそのようなRequirementsを満たせる女性がいないという言い訳を作らせないために、女性の教育、その後の労働市場への参画を促すことが肝要であると結んでいます。

USのインテルでは、ボードメンバーの33%が女性であり、何%が適切かはわからないが少なくとも、多くなってよくなったという。ちなみにフォーチュン500社の平均は15.2%である。Intelではそのための改善努力として、取締役候補の人材プールを作ること(取締役候補の15%は女性にする。会社は女性を雇い、そのキャリアを支援し、スポンサーすること)。多様な人材確保にコミットする。シニアレベルの女性をスポンサーにする。そのアプローチは、CEO自らがDiversity & Inclusionの戦略を実行し、KPIを測定する。という実例を話してくれました。

3日目の全体会議
水、21世紀の石油そして女性というテーマで、地球のsustainabilityを保証する行動は女性がその多くの役割を担う。韓国ではGreen Growthというプロジェクトを2008年から開始している。そこには、”This is more than an environment policy or an energy program. Green Growth is a new paradigm of progress for generations to come. It is about changing people’s behavior and way of thinking.”と書かれています。日本でもこの度の災害から、経済を追求するあまりに無理が生じた部分を見直す。資源の使い過ぎに気が付いた人が多いと思います。お隣の韓国では、大統領主導でこのようなプロジェクトが進んでいます。

CSRのセッション
・Sung-Joo KimさんがMCMの例(Women’s initiative, NGOへの投資、彼女自身の財団でも社会を変えるという信念で途上国支援などを行っている)、
・ドイツのQiagenの例(子宮頸がん診断のサポート)、
・Turkcellの例(トルコの携帯電話の会社。SnowdropというプロジェクトがトルコではCSRの代名詞になっているくらい認知度の高いもの。年1万人の奨学金を出している。まだ教育を受けられない子供たちが多いため、非常に高い評価をされている)が紹介された。

最後のGlobal Women’s Leadership Awardは男性として初めて、国連の潘基文事務総長が受賞した。
国連内部の意思決定ポストに女性を登用することで、国際機関からの変革をした事務総長の話を聞いた。既得権を持つ男性たちの相当な抵抗にあった例、女性が世界の平和、経済活動に貢献できることをもっと証明したいという想いがある。昨年UN-WOMENの部門を作り、女性関係の世界的な課題を取り上げる統合部門とした。Glass CeilingならぬIron Ceilingがある、これを引っ張りおろそうという、心強いコメントでした。
| Maki | D&Iイベント報告 | 10:08 | comments(2) | trackbacks(0) |
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