Diversity & Inclusion Blog

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ダイバーシティの推進を願い、より多くの意義ある活動や世界の情報を、より多くの人に届けるため発信していきます。
GEWELのメンバーや志を同じにする人たちから、日本や世界のダイバーシティ&インクルージョン情報をお届けします。
多様な生き物が互いに支えあい、地球が生きている

生物多様性について勉強した感激を皆様に!
By 堀井紀壬子


今週、ある勉強会で株式会社レスポンスアビリティ代表取締役の足立直樹さんのお話をうかがいました。 足立さんは理学博士。1995年から2002年までは国立環境研究所で熱帯林の研究に従事。1999年から3年間のマレーシア森林研究所(FRIM)勤務の後、コンサルタントとして独立され、生物多様性を保持するために、企業ができることをコンサルティングされています。

企業に対するアプローチよりも私が圧倒されたのは、地球という星の生命の営みでした。38億年前にひとつの生物種が生まれ、38億年かけて現在地球上に存在すると推定される3000万―4000万種に進化してきたのです。実はその生物種の誕生について、足立さんのお話をうかがったあと、検索して調べてみたのですが、理解不能な言葉の連続であきらめました。生物は生き延びるために、すこしづつ進化する、遺伝子をうけついだとしても、親と同じ子どもはいないように、その種を維持する(サステナブルである)ために、生物は変化するのです。まさに種の維持するために生物が自然と行ってきたのが、多様性を作り上げることだったのです。

もし、全ての生物が同じであれば、全ての生物が同じ脅威でいなくなってしまうのですね。このような生物の生き残りをかけた38億年の歴史の中で、人類が登場するのは本当に最近の600−700万年前なのです。その壮大さに、私は思わず子どもの頃の興奮を思い出してしまいました。太陽のエネルギーをうけて、命をつむいできた生物の中の新参者が人類です。

なのに、その人類が、さらに特定すれば現代のわれわれが、この生命の多様性を破壊しようとしています。私のメモの間違いでなければ、脊椎動物は1970年から3割の種が減少しているそうです。哺乳類の20%は絶滅の危機に。いままでの多様な生き物を育んできた環境が破壊されているためです。世界の熱帯雨林は60%減少しているとか。現代のわれわれが快適な生活をおくるために、38億年の歴史が崩れようとしているのです。2050年までにさんご礁はほとんどなくなってしまうかもしれない、そうすれば、人類にも影響が出てきますよね。

一つ一つの生物に、地球上の生き物の生き残りをかけた役割があるのです。だから、多様な生き物がお互いに支えあって、地球という星は生きてきたのです。それを壊さず、なおかつ現在人類が享受している文明の成果を失わないこと、大変な知恵が必要です。
だからこそ、いろいろな人の知恵が必要になるのです。「環境破壊」ってこういうことだったのだと、恥ずかしながらあらためて気付きました。さっそく足立さんの著作を注文してもっと勉強しようと決意した次第です。
| Maki | 最新D&I情報 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
21回GSW(イスタンブール)への参加のお誘い 

グローバルサミットオブウィメン2011 in Turkyへのご案内

2011年5月5日から7日まで、トルコ、イスタンブールで女性のダボス会議といわれる、Global Summit of Women 2011が開催されます。
GEWELはGlobal memberとして参加いたします(Ann Sado、佐々木、藤井が参加予定)。
つきましては、日本から一人でも多くご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

第21回Global Summit of Womenは、ビジネス、政府、市民社会における女性を世界的につなぐことを目的としています。3日間のsummitの間でテーマに沿ったセッションで世界の女性たちの動きを肌で感じ、ネットワーキングを通してグローバルリーダー達と直接話をする機会があります。

GSWのWebサイトはwww.globewomen.orgです。
昨年のサミットの様子は、http://blog.gewel.org/?eid=118018


◆期 間:2011年5月5日夕方(歓迎レセプション)から5月7日夕方のクロージングまで
◆会 場:トルコ、イスタンブール、the Grand Cevahir Hotel 
(コンベンションセンターで空港から車で15分)。
◆ルームチャージ:1日シングル120ユーロ+VAT、Twin140ユーロ+VAT。

◆登録費:
個人でご参加の場合:
・NPO GEWELのメンバーとしての登録も可能です。NPOメンバーの登録費は、500USDです。1月末までの登録は450USDとなります。
・企業からご参加の場合:700USD(1月末までの登録であれば、650USD)です。
登録費には宿泊費は含まれませんので、別途ホテルの予約をする必要があります。

◆参考航空運賃
日本からの直行便は、トルコ航空と全日空のコードシェア便があります。
(成田発12時、イスタンブール着18時05分、関空発23時30分 イスタンブール着 翌日 5時55分 トルコ航空のWebで調べたところ成田発着5月3日日本発 13日から15日着で16万程度。関空発着で17万6千円。乗りつぎ便はもっと安いのもありますが時間がかかります。フィンエアー、スイス、ルフトなど)

◆予定企画
トルコ国内ツアーもアレンジする予定です。
5月3日日本発でGSWの前にイスタンブール市内観光、GSW後にカッパドキアやアンカラなどへのツアーを考えております。カッパドキアだけ観光をいれるとGSW終了後追加4-5日が必要となります。時間のない方はイスタンブールのみで帰国のスケジュールとなります)。

・事前に日本のトルコ大使館の観光局の方から、トルコについてブリーフィングをしていただく機会を設けるなど、また事後のネットワーキング交流会開催予定。

・GSWの期間中、朝食、ランチにGlobalリーダーの方を囲んでのネットワーキングも企画する予定。GSW期間中は毎晩レセプションがありますので、夜のネットワーキングは難しいと考えられます。

・また、お着物をお召しになりたい方は事前にご希望があれば、着物の準備、着付けのお手伝いも可能です。

参加ご希望の方は、mail@gewel.orgまで、タイトルにGSW参加希望と書いてご連絡ください。参加費割引の期日は、1月末日までです。
お待ちしています。
| Maki | 最新D&I情報 | 22:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
スローフードにみるD&I

自然と周りの人々と調和を取りながら生きる
スローフード協会会長のカルロ・ペトリーニさんからのメッセージ
by 藤井幸子


先日、スローフードについての番組がありました。「すべては食から始まる」という哲学で、なんでも効率を目指す昨今、食べることにもっとケアしないといけないのではと思いました。

日本は、世界で最も多様な食文化を受け入れている国だと思いますが、世界中のいろいろな食材が入ってきて、世界中の料理を食べることが可能である。日本人は多様な料理に興味を持ち、受け入れています。日本に滞在する外国人は日本(特に東京)は食生活については最高だといいます。多様な食材、料理の個性をリスペクトしつつ、いながらにしてこれだけ多様な料理を楽しめるということで、日本の食文化は確かに多様で、寛容ですね。


スローフード運動はイタリアのピエモンテ州 ブラ市から始まった、世界的な活動です。
環境問題としては、生物多様性と同様に、世界中の食材のなかで、かなりのものが絶滅寸前だそうです。効率を求めるあまり、原種の食材(野菜など)が今後得られなくなるとも。
食育の面からは、ブラ市の小学校での授業の例に、近隣で取れたリンゴ、遠距離にある生産地から来たリンゴと、遠くから来たリンゴにはどんな違いがあるか?(子供たちが地産地消を知っていたのには驚きましたが)という課題について、学んでいました。またそれぞれのリンゴがどんな色、匂い、味がするか?一覧表に書かせています。自分でどう感じたかを子供一人一人が自分の言葉で書いています。先生はどの子どもの言葉も大切にコメントしていました。これは食の多様性に対する感性、形、色、匂い、味覚、食感、言葉に対する感性を養う教育だと思いました。

また、世界のどこにも食について総合的に研究する機関がなかったために、多角的に食文化に関わることを学び、研究する大学をブラ市に作り、世界中から学生が来ています。総合的にということは食材の産地、環境問題、歴史、食文化、心理学、文化人類学などです。

会長のカルロ・ペトリーニさんは、スローフードの意味することは、「自然と周りの人々と調和を取りながら生きる」ということ、食を通して自分もひともCareする(楽しく料理を作れば、それが食べる人にも伝わる。食を通じた人とのかかわり)ことなど。スローの意味も、生活のスピードを自分がコントロールできる範囲で。生活の質を見直すことに他ならない。とありました。食のD&Iの面からとても大切なメッセージだと感じました。

| Maki | その他 | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
2011年明けましておめでとうございます。

2011年希望の物語を紡ぎましょう
By 堀井紀壬子

2011年明けましておめでとうございます。
今年は明るい兆しを作りたいものです。

年末に玄田有史さんの「希望の作り方」を読んで、共感しました。玄田さんが2005年から東京大学社会科学研究所を拠点に、仲間と「希望学―正式名称希望の社会科学」の研究をされてきた結果をわかりやすく新書版にされたものです。(岩波新書2010年10月20日発行)

玄田さんが言われる希望の四本柱とは、「気持ち=思い」、「あなたにとって大切な何か」、「実現=夢に実現する方向に近づいていく道筋段取りを考えること」、「行動」です。GEWELのセルフ・エスティームのワークショップを受けられた方は、「ハハーン」と思われるのではないでしょうか?

希望は与えられるものでなく、一人ひとりが考え、自らの希望の物語をつむぐものですが、個人の希望は「誰かと一緒にやるか」という要素を加えることで社会の希望になるということです。この希望の共有化について、玄田さんは「ダイバーシティ」、すなわち「不確実性が高まる今日、将来起こるかもしれない予想外の事態に対処するには、同質の人々の集まりでなく、個性や能力など多様な人材が集い、活躍することが重要になります」と述べられています。ただし、多様性はややもすると「バラバラ」の状態になるので、「理屈を超えてみんなが共有する考えや信念が存在すること」が必須条件であるというのです。

いま私の周りで、「いい加減、駄目だ駄目だと嘆くのをやめて、なにか行動しなければ」という人たちが増えています。特に私の世代や、私より高齢の世代では、「もう時間が無い、なにか行動しよう」という声をよく耳にするようになりました。私もまだ「何を具体的に行動するのか」は明確ではないのですが、今年は今後の残りの人生をどう生きるのか、私の「希望」を仲間たちとどのように具体化して行くのか、じっくり考え、行動に移して行きたいと思います。

また年末の会合で、かの「もしドラ」の著者岩崎夏海さんのお話を伺う機会がありました。岩崎さんの分析では、「もしドラ」が売れ、それに付随してドラッカーの著作が売れているのは、今の日本人の考えが変わってきたからだということです。いままでは、「誰かが考えてくれる、今までのやり方でうまくいく」と思っていた人たちが、これからは自分たちが考えていかなければならないと思い始め、リーダー、マネジャーとしての指針を求めて、ドラッカーのマネジメントを学び始めたとのことです。岩崎さんも日本の人たちが変革を自分たちが起こさなければと思い始めている「兆し」を感じておられるようです。

皆さんの「希望」は何ですか?もう一度、「希望=なりたい自分や社会の状態」を考え、ご一緒に行動する仲間作りを始めませんか?

2011年、GEWELも日本社会のD&I実現に向けて一歩づつ進んでいく所存です。今年もよろしくお願いいたします。
| Maki | 最新D&I情報 | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
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