Diversity & Inclusion Blog

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ダイバーシティの推進を願い、より多くの意義ある活動や世界の情報を、より多くの人に届けるため発信していきます。
GEWELのメンバーや志を同じにする人たちから、日本や世界のダイバーシティ&インクルージョン情報をお届けします。
インフラと製造業開発に日印協力 India-Japanese Collaboration in Infrastructure and Manufacturing

Sanjeev Shinha

インドは発展に向けて新たな道を辿っています。インドは、農業からハイエンドのITサービス産業に飛躍した珍しい国ですが、大規模な雇用と富創出、巨大な国内市場への供給だけでなく、輸出の機会を活用するためにも、インフラと製造業において多くの労力が必要となります。インフラと製造業の発展のため包括的機能(図:http://goo.gl/MGBBM6 )を提携できる財閥的な巨大な力が必要だと思います。

India is on a renewed path of development. While India leap frogged from Agriculture into high-end IT services industry, a lot of work needs to be done on the infrastructure and manufacturing side which is essential for large scale employment creation, supply to the huge domestic market as well as to tap into the export opportunity. The global conglomerates of India can and must play a very imp ortant role for the holistic approach needed (see:http://goo.gl/MGBBM6 ) for such a mammoth task!

インドの多国籍財閥であるGMR Groupは空港、エネルギー、高速道路および都市インフラ分野を主な業務としています。
GMR Groupは、インド・ニューデリーのインディラ・ガンジー国際空港の主ターミナル3の建設し全空港を運営している会社であり、トルコ・イスタンブールISGIA空港を建設・運営しており、最近は、フィリピンのマクタン・セブ国際空港の復旧、拡張および運営も行うことが決定しました。多様な事業の中6,000MW以上の発電事業を行う15ヶ所と3,000車線キロ以上の8つの道路資産もあります。

GMR Group is an India headquartered global infrastructure conglomerate with interests in Airports, Energy, Highways and Urban Infrastructure sectors.
GMR operates India’s busiest airport, the Indira Gandhi International Airport in New Delhi, where it has also built its flagship terminal T3. The Group has also built and operates Turkey-Istanbul ISGI A Airport and has recently been awarded the Mactan-Cebu International Airport project in the Philippines for rehabilitation, expansion and operation. The Group has 15 power generation projects of more than 6,000 MW and 8 Road assets of more than 3,000 lane-kilometers.

現在GMRは、南インドで港と物流ハブを含めた合計約550万平方メートルの工業地帯2ヵ所の発展に取り組んでいます。これらの工業地帯は、インドの主要な輸送経路、電力および水源へのアクセスが良く、自動車部品および自動車OEMのクラスタ、エレクトロニクス製造クラスタ、防衛、航空宇宙製造業区域、エンジニアリング、食品や農産加工、重機、製油所、石油化学、化学、製薬および玩具とスポーツ用品業、ならびに総合的かつスマートな住宅、社会・教育インフラストラクチャを包含することが計画されています。また、サービスや金融業界への強いつながりを持つGMR Groupは、企業の社会的責任に関する強固な目標を掲げ、社会開発に取り組んでいます。GMR Group 自己紹介動画(日本語) http://goo.gl/ntHCD5 。

GMR is working on two major industrial zone developments of total approximately 5.5 million square meters including a major port and logistics hub in south India. These industrial zones, well connecte d with major transport corridors of India and good sources of power and water, are planned to include Auto Component and Auto OEM Cluster, Electronics Manufacturing Cluster, Defense and Aerospace Manufacturing Zone, Engineering, Food and Agricultural Processing, Heavy Machinery, Refinery & Petrochemical, Chemical & Pharma, Toys & Sports Goods and holistic and smart Residential, Social and Educ ational Infrastructure. GMR Group with strong links to services and finance industry is also committed to social development initiatives with a strong Corporate Social Responsibility arm.

GMR has also forayed into sports by promoting the Indian Premier League
(IPL) cricket team ? Delhi Daredevils. A brief video on the GMR Group can be seen at: http://goo.gl/EXkSzQ .

来たる6月Mr. Arun Bhagat, Chief Operating Officer, Krishnagiri SIR, GMR Groupが、様々な開発のために、日本とのパートナーシップの可能性、日本からの技術、テナントおよび投資について相談するために来日します。6月11日に、Sun and Sands GroupがBhagat氏とのプレゼンテーションおよび交流会を計画しています。下記をご確認ください。

Mr.Arun Bhagat, Chief Operating Officer, Krishnagiri, SIR, GMR Group is visiting Japan to discuss potential partnerships, technology, tenants and investments from Japan for various developments. Sun and Sands Group is organizing a presentation and interaction with Mr. Bhagat on June 11th as follows.

この機会に私の国際開発ジャーナル記載のインタヴューとスピーチの情報も提供させて頂きます:http://goo.gl/XUbcgV .

日時:2014年6月11日(水)
Date: June 11th, Wednesday.
会場:新丸の内ビル9F #902
Venue: Room 902, 9F, Shin Marunouchi Building.
時間:1800-2100
Time: 1800-2100.

プログラム:Program
1800-1830: 受付 Reception.

1830-1840:Sun and Sands Group代表サンジーヴ・スィンハによる紹介。
Introduction by Sanjeev Sinha, President Sun and Sands Group.

1840-1910:専門家及び支援者からのご挨拶・メッセージ
 Greetings and messages from experts and supporters:
・榎泰邦氏、Sun and Sands Group副会長、サン・アンド・サンズ・コンサルタンツ代表取締役社長、元駐インド日本大使。
・Amb. Yasukuni Enoki, Vice Chairman, Sun and Sands Group, CEO Sun and Sands Consultants, former Ambassador of Japan to India.
・高島正之氏Sun and Sands Producer会長、横浜埠頭株式会社代表取締役社長、元三菱商事代表取締役副社長(予定)。
・Masayuki Takashima, Chairman Sun and Sands Producer. Concurrently President of Yokohama Port Corporation; Independent Director, Mitsubishi Steel and Mikuni Corporation. Former Member of the Board and Senior Executive Vice President of Mitsubishi Corporation (TBC).
・藤崎照夫氏Sun and Sands Group顧問、本田技研にて中南米・中近東・アフリカ四輪部長のほか、インド二輪最大手のヒーロー・ホンダ(Hero Honda Motors Limited)元社長、四輪のホンダ・シエル・カーズ・インディア(Honda Siel CarsIndia)元社長。
・Mr. Teruo Fujisaki, Advisor, Sun and Sands Group, former CEO of HONDA group entities in India, South Central Americas, Middle East and Africa.
Other distinguished guests to be confirmed. 他、確認中。

1910-2000:
・GMRグループ ク,リシナギリSIR, COO, Arun Bhagat氏によるプレゼンテーション。
・Presentation by Mr. Arun Bhagat, COO, Krishnagiri, SIR, GMR Group.

2000-2030:質疑応答および閉会の辞 
Q&A and Closing Remarks.

2030-2100:軽食と飲み物による交流会
Interaction over light snacks and drinks.

(定員:80名, limited to 80 guests)

最新情報およびお申込みは: http://goo.gl/wGiPS4
For latest details and registration please visit: http://goo.gl/wGiPS4

| Maki | その他 | 17:50 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
創立からの10年間を感謝して

―NPO法人GEWEL10周年記念夕食会を開催しました―

GEWELは今年創立10年を迎えました。この節目に当たり、今までご尽力いただいてきた創立メンバーや元理事、アドバイザーの方々に感謝をこめて、新緑の5月19日、ささやかな会を設けました。

創立時からの歩みを懐かしい写真とともに振り返りながら、創立に至った経緯や当時のエピソード、共通の夢や込められた想いなどなどが大いに語られました。
中心にあるのは“ダイバーシティ”や“インクルージョン”という言葉がまだ一般には知られていなかったころから、大切に育んできた“D&Iの精神”です。

ダイバーシティ推進の風が吹いている今、10年間の活動の成果を基に新たな一歩を踏み出してほしいと、現メンバーへの期待を込めたメッセージが贈られ、一人一人の心に力強いバトンが渡されました。



| Maki | その他 | 22:25 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
ダイバーシティとの出会い

芹澤 充子(せりざわ あつこ)

自分のキャリアを考えてみると、最初女性の営業第一号で始まり、プロダクトマネージメント、マーケティング、営業本部長と、ビジネス一本に関わってきたが、チャレンジングな中でも、ずっと楽しんで仕事をしてきたと言えると思う。

次第にビジネスが国内から、アジア14か国への展開に移っていき、そしてアメリカ本社で、日本人でアメリカ担当になったことなどを経験している時、“ダイバーシティ”と出会った。その時は、ビジネスが国際化していくなか、違う国籍の人達と関わって仕事をしていかなくてはならないために、“ダイバーシティ”が大切なのだ、といううたい文句だった。私は女性であるというマイノリティと、日本人であるというマイノリティの立場を経験してきていたので、“ダイバーシティ”に興味をもった。

そして、気が付くと、アジア14か国に社内の女性のリーダーシップ促進のネットワークWIN (Women’s Innovation Network)を、シンガポールで女性リーダー達とキックオフをして立ち上げていた。2005年には、CEOからグローバルビジネス戦略の一つとしての“ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)”がトップダウンで発表された。化学品製造という保守的で、男性優位のビジネス環境において、センセーショナルな出来事であったが、ほとんどの社員にとっては、ちんぷんかんぷん状態だったのはまちがいない。

その後、初めてグローバルD&Iの組織化が行われた。グローバル・ディレクターの下、アメリカ担当とヨーロッパ担当が設置され、そして2006年にアジア担当に手をあげた。 これが社内において、D&Iの始まりだった。CEOが先頭にたってD&I研修をし、取締役達も、各事業部に、各カントリーにリードしていった。
 
私にとっては、ここで本格的にアジア14か国のカントリーマネジャーとのD&Iの取り組みが始まった。企業として利益を出さなくてはいけないというゴールがあり、社員のモチベーションを上げ、ケアしなくてはいけないリーダーシップが求められていた。

しかし、国が違う、人種も違う、宗教も違う、言葉も違う、生活も違う、仕事のスタイルも違う、考え方も違う、決断の仕方が違う、楽しみ方も違う、悩む事も違う・・・。そんな中で人との関わりがあって、変化を起こしておくことが楽しかった。そしてこれ以後、D&Iが私のライフワークとなったのである。


| Maki | その他 | 00:37 | comments(1) | - |
NPO法人GEWEL
Bank of Japan and Abenomics: Quantitative and Qualitative Monetary

GARP Tokyo Chapter invites you to a talk by:
Dr. Shuji Kobayakawa, Associate Director General of Monetary Affairs, Bank of Japan.
日本銀行 日本銀行企画局 企画局長補佐 小早川周司氏.
Profile:
http://www.garp.org/membership/ChapterMeetings/Downloads/Koboyakawa_Shuji-BIO.html .
On Quantitative and Qualitative Monetary Easing and Japan's Economy.
________________________________________
Synopsis: Since the Bank of Japan embarked on a new regime of monetary
policy, called Quantitative and Qualitative Monetary Easing (QQE), there
have been remarkable developments in Japan.
In this presentation, based on the bank's semi-annual outlook report, Dr.
Shuji Kobayakawa will outline the bank's assessment of economic activity and
prices. In particular, Dr. Kobayakawa will discus s the bank's thinking
behind recent price developments, the effects of the consumption tax hike on
the economy, and the QQE's implication for the financial sector.
________________________________________
Date: Monday, May 12, 2014. Time: 7:00PM - 9:00PM.
Venue: Deloitte Touche Tohmatsu, 9th Floor, Seminar Room 9-03.
Shin Tokyo Building, 3-3-1, Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0005.
________________________________________
Click here to register.
https://www.garp.org/events/chapter-meetings/cm-login.aspx?selMId=1292 .
________________________________________
Contact:
Sanjeev Sinha, FRM, GARP Chapter co-Director, President, Sun and Sands
Group.
Tsuyoshi Oyama, GARP Chapter co-Director, Partner, Deloitte Touche Tohmatsu
LLC.
| Maki | その他 | 01:36 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
7年後の日本に思いをはせて

2020年に何が起きているか、想像できますか?
−オリンピック東京招致に成功したけれど−
藤井 幸子

まずは、招致に成功したことを、どうこう申し上げる筋ではありません。
前回の東京オリンピックのときは、何もかも変わり、それまでの価値観もひっくり返ったような記憶があります。戦後の欠乏状態からやっと、脱しつつあった日本、それ東京には首都高ができ、日本橋の上に高速道路が走って、新幹線が開通、地方から人口が流入し、まさに“三丁目の夕日”の時代でした。2020年のオリンピック開催で、東京だけでなく、日本にどんな変化が起きるのか、起こすのかが気になります。

首都高を日本橋の下に埋めるというアイデアも出ているとか聞きました。
招致に成功した理由は、まずプレゼンテーションが良かったという多くの声があります。これまで日本人はプレゼンがうまくない、メッセージ性に欠けるなどと言われてきましたが、練習すればできることを検証できたのかもしれません。これは今後日本を売り込むこともできる可能性を検証できて良かった点です。

9月7日以来、東京にオリンピックを招致できたことで、大騒ぎをしているメディアをみていると、これが大勢の声だろうかと疑問に思う次第です。用地買収や施設建設などかかるコストの計算が甘かったと今になって騒いでいます。しかし経済効果があるからいいという人もいます。確かに、スポーツはひとを元気にするものでしょう。東北大震災の復興もままならない現状で、オリンピックのためにそんなに費用をかけていいのだろうか?という意見もあります。まさしく、多様な価値観、考えがあるということでしょう。オリンピックのためならOKという考えもありますが、国家として、優先すべきことは何か?国民が納得できるものであるべきです。

私は2020年に、他にどんなことが起きているのだろうか、と考えてみました。
まず、D&I推進の立場から、「20・30」があげられます。今、企業経営者が“おかみ”の声をきき、『2020年までに、30%の管理職を女性にする』という数値目標に向かい、「取り急ぎ何とかせねば・・・」と動き始めました。しかし、D&Iのプロセスは数値達成しただけで、簡単に結果の出るような組織にすることはできません。効率優先では難しいのです。9月1日号のメルマガで書いたように、企業は何を創造するか?というと、価値創造でしょう。そんなパラダイムシフトに移行できるのでしょうか?

9月16日号のメルマガでは、“女性昇進バブル”という日経ビジネス特集記事について、私なりに思うことを書きました。D&Iのそもそもは、自分を大切に思えること(自尊感情)から発し、異なる他人を尊重できることが基本です。そこに無意識の思い込みがあることに気づき、できるだけそれを排除し、チーム内の異なる人々との接触や交流を通し、新しい価値を作り上げることが基本です。D&Iをちゃんと実践していることは、ハラスメントの問題も意識しているということにほかなりません。

“多様な考えを受け入れて、それぞれ出てきた意見よりさらに良いものへ導びく”という面倒なプロセスを何度も経験すること、D&Iを実践できるリーダーシップを育てていくこと、が企業にとっての一つの課題です。2020年に管理職の3割が女性になって、異なるものに価値を見出す組織風土が醸成されたら、それが本当に実現したら、どんな日本社会になっているのか、楽しみです。

3割は組織構成員の中で、クリティカルな割合だと言えます。本来は半分が理想ですが。企業の意思決定ボードに女性がどの位増えているのしょうか?社外取締役と言わず、本当の意味での経営者として、女性のリーダーシップが発揮されている組織はどんな文化になっているのかと想像するだけでも、オリンピックより興味がわきます。その時には、組織のガバナンスも今よりは、意識され、どうあるべきかを問われていると思います。企業に限らず、役所、政党においても20・30を実践してもらわないと、海外から見られる日本女性の立場はいつまでも、情けないままです。

一方で、超高齢社会がさらに進みます。私の年代のベビーブーマーのトップランナーが後期高齢者になるからです。今でさえ、日本社会の高齢者の割合は諸外国に比べて極端に高いのです。2020年、オリンピックが東京で開催される時は、日本、東京の人口もさらに高齢になっています。街にあふれる後期高齢者。この人たちが、心身ともに健全であればいいのですが。居場所のない高齢者たちが、どんな生活を送っているのでしょうか。会社だけで生きてきた男性たちが、地域コミュニティにソフトランディングできればいいのですが。

スポーツジムに昼間行くとこういう人たちが、沢山います。ひたすら自分の健康を維持するためなのか、自分たちがOKならいいという人も多いと感じます。「元気なら、少し地域のため、ほかの人の為に何か役に立とうと考えて、行動したらどうですか?(おせっかいなおじいさんを増やそう!)」と言いたくなります。

そして、2020年には東北の復興が終わっているのでしょうか。このところのような、豪雨、竜巻、台風など自然災害がもっと起きているのではないかということも気がかりです。日本沿岸の海水温が高くなり、日本の近くで台風発生が増えるとも考えられているそうです。

オリンピック開催だけではない、2020年までには、いろいろな変化が起きることでしょう。環境を注意深くウォッチし、環境変化にいくつになって対応できるようにしたいものです。



| Maki | その他 | 19:39 | comments(1) | - |
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二重国籍を持っているものは重いものを背負わなければならない

こういう人たちが増えれば、戦争はなくなる・・・。
藤井 幸子

8月15日の夜、世界大戦の時の日系2世の悲劇について、BS1で放映されました。
戦前アメリカに移民した、日本人の子供たちは、母国で教育を受けるために日本にわたっていた人たちが少なからずいました。開戦と同時に英語ができる彼らは、日本軍に利用され、徴兵されたもの、アメリカの情報収集のために無理やり洗脳されて、アメリカへの情宣活動に使われたそうです。
彼らは、日本に来たときは、日本人の顔をしているのに、日本語が話せないことで排除され、アメリカに住む人たちは、ジャップと蔑まれ、強制収容所に入れられました。

ある兄弟は、日本とアメリカで徴兵されて、アッツ島では、兄弟同士が戦闘し、兄は生き残りました。後でわかったことは、弟が日本軍のパイロットになってその戦闘で殺されたそうです。なんという悲劇でしょう。

また、広島では(広島県からアメリカに移住した人たちが多く、その子供たちも故郷である広島に戻っていた人たちが多くいたそうです。帰国していた女性たち20人が、英語ができるために、あるところに集められて、アメリカの通信傍受をさせられていて、広島の原爆で、全員が死亡したとのこと。

ある一人の日系2世の生き残りの人のメッセージが心に残りました。
「われわれ二重国籍を持つ者は、重いものを背負っている。戦時に、どちらの国にも忠誠を尽くすことは無理だ。我々のような二重国籍のものがもっと増えれば、戦争はなくなるだろう」と。

「自分で選んだ道じゃないが、どうにもならなかった」。
生き残った人たちの多くは、アメリカに戻り、剥奪されたアメリカ国籍を取り戻し、アメリカで暮らしているそうです。日本にとどまった人は、ごくわずかだそうです。

後編は16日に放映されます。見逃した方は、再放送をご覧になるといいと思います。

「長い旅路〜日本兵になったアメリカ人〜 」「前編」
 2013年8月15日(木) 午後10:00〜10:50 BS1

「長い旅路〜日本兵になったアメリカ人〜 」「後編」
 2013年8月16日(金) 午後10:00〜10:50 BS1

*おまけのおすすめ
 NHKスペシャル 「緒方貞子 戦争が終わらない この世界で」
 2013年8月17日(土) 午後9:00〜10


| Maki | その他 | 14:14 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
D&Iの始めの一歩は自分を知り、相手に興味を持つことから

オリンピック招致に関する東京都知事の発言をD&Iから考える
藤井 幸子

先日、オリンピック招致を巡って猪瀬東京都都知事がニューヨークタイムズに語った内容が問題となり、日本側はその鎮静化に躍起になったことは、記憶に新しいと思います。

イスタンブールについてどう思うか?ということに対して、イスラムの国々の宗教的なことに対する自分の思い込みを発言したことは問題です。
報道された内容から考えると、競争相手を知らずして、独りよがりになっているひとの発言としか考えられません。

競争相手を知ることは、ビジネスの基本であり、それによって、自分の側のユニークさを訴えるのなら、まだしも。海外で発言するにはあまりにお粗末としか言いようがないという私自身の印象でした。

トルコの国家、国民に対する敬意が全く感じられません。トルコの人たちがどれだけ日本を尊敬してくれているのか知らないのでしょうか?トルコの小学校では、エルトゥール号事件として教科書に載っています。明治23年、トルコの軍艦が和歌山の串本沖で沈没した時に、船員たちの救命や遺体の引き上げを村中で行い、亡くなった方を丁寧に葬り、かつ当時食料が十分なかったにもかかわらず、自分たちのたくわえを、助かった人たちが生き伸びるために提供した、という話です。

それで、トルコの方たちはとても親日的なのです。また、オスマントルコから新体制に変わるときに、日本の明治維新に倣えという大方針で近代化を進めたことでも知られています。

イランイラク戦争の時には、各国は自国の飛行機で滞在中の自国民を救出したのに、日本政府は手を打てずにいました。その時、イランに残された日本人を救出するために、トルコ航空の2機が日本人を救出し、成田空港へ連れ戻してくれたことがありました。これは、“エルトゥール号の恩返し”として、トルコ政府が直ちに手を打ってくれたためでした。実はこのことを日本政府は知らなかったらしい・・・。当時メディアもそんな背景を伝えなかったとか。

こんな歴史的な関係がある国に対して、国際都市東京の知事が発言した内容は、本当に恥ずかしい。

更にトルコはチグリスユーフラテス文明から始まり、多様な文化、宗教、民族が融合するところです。こういうところも歴史を知らないのでしょうか?そんな人を知事にしたのは、都民です。

幸いなことに、トルコ政府は大人の対応をしてくれましたが、井の中の蛙のような、知事の発言は相手を知ろうともしていない、D&I以前の問題だと思いました。
政治家の発言でも、ついうっかり言ってしまい後で言い訳をする人が結構いますが、実はその失言がその人の本音であることは、明らかです。

ダイバーシティ&インクルージョンのはじめの一歩は、自分を知り、相手に興味を持つことから始まります。そして、違うからと言ってそれを否定することは、NGです。そもそもオリンピックは外見の違い、文化の違い、宗教の違いを乗り越えて開催されるものであり、競争相手を自らの思い込みでけなすという行為は、問題視されて当然と思います。

| Maki | その他 | 22:55 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
リーダーについて アウンサンスーチーさんの言葉より

「人はその人生で、やりたいことをやるのではなく、やるべきことをするのが人生だ。」
―ノーベル平和賞受賞者 ミャンマー民主化リーダー アウンサンスーチーさんの言葉―
藤井 幸子

4月中旬に、アウンサンスーチーさんが来日し、いろいろなメッセージを伝えて帰りました。
彼女の言葉は、自国をなんとか民主化して、国民の生活を良くしたいという想いに裏付けされています。祖国の民主化の為に身を投じ、リーダーとなった時から、軍事政権からの弾圧を受け15年もの間自宅軟禁され、自由を奪われたスーチーさんの言葉は、私が聞いても心を打つものであり、リーダーの言葉として普遍的なものだと思い、いくつかご紹介します。

「民主主義は人に頼らず、自ら勝ち取るものです。勇気をもってともに祖国を変えましょう!」

:この言葉は、国民一人ひとりが変える勇気をもってほしい、国民に「自立してほしい」、ほかの人に頼って自分の望みをかなえようとせず、自ら行動して参加してもらいたいという、スーチーさんの想いに基づきます。また、「人生でタダで手に入るものは何もない、何かを求めるには自分が努力しないといけない。何もせず、ただ希望しているだけ、ほかの人がやってくれると期待するだけではいけない」といいます。「究極的には自分しかない」。だから、必要だと思ったら行動せよ!ということです。

彼女は、このような信念のもとに、2年前にやっと自宅軟禁状態から解放され、1年前に選挙に出馬し、議員となりました。しかし、議会は4分の1が軍人を占め、圧倒的権限を持つ軍と対峙しなければ、法律を変えて、民主国家を目指すことは困難です。

「ギブアンドテイクは100%自分の要求を通すことではなく、相手の立場も理解し、両者が新しい状況で何かを得ることです」

:スーチーさんが現体制の権力者たちにアプローチして、現実路線にシフトしていることに反対する人達に対して。より良い未来に大切なのは、国民が和解、協力することであり、共通の願いや目標に向かって協力することです。自分の価値ばかり考えていては、相手に影響力を持つことは難しい、という考えを具体化したものです。

私は、正義感に基づいた推進力で、ほかの人を否定し、相手が思わずひいてしまうことを自らも経験しました。こんな時に、相手にとって、受け入れられるように、咀嚼したメッセージやアプローチに変換するプロセスを取っていれば、結果的に自分が思うような方向に持って行けたかもしれないという反省も含めて、こういう視点も大切だと思います。

影響力を及ぼすには、相手を否定せず、相手の言い分をまず聞き、それをもっと自分たちに価値あるものにできないか?と相手の力を使って、影響力を及ぼせれば、その方が結果に近づきやすいとも言えますね?

「人々が変化を引き受けるには、安心感が必要です。変化とは、未知の新しい領域に足を踏み入れることで、多くの人には、それが不安をもたらします」

:何か新しいことを始めるには、新たな場所に行ったとしても、大丈夫だという自信を持たせることが必要なのです。人には今いる場所から動きたくない人が少なからず存在します。今の自分を肯定し、変化は必要ない、このままで十分だと思う人たちです。しかし、ある課題を解決しよう、このままではまずいのでは?という人たちは、現状を変えようとします。このような対立もD&Iの推進プロセスではよくおこることです。

それ故に、リーダーは、現状肯定派に対して、「そんなことであなた大丈夫なの?」ではなく、相手に、「いまあなたが果たしている価値ある役割は、新しい状態になっても(あなたの立場は)大丈夫」と納得させて、相手の行動を変えるような影響力を持つことだと思います。

「相手から力を奪うことが目的ではなく、相手により価値のある役割があることを理解し、その役割を果たせるよう、努力してもらいたい」

:軍に対して、反対するばかりではなく、かつ相手から権力の移譲を迫るばかりではなく、現実路線としてどうすれば、相手が話を聴く態度にまでなるか?と考えてのことだと思います。

D&I推進についても、いくら正しいと思うことを訴えても、相手から力を奪い取るリスクを感じさせずに、あなたたちの力や役割をより価値の高いものにしてください。というアプローチメッセージに変えた方がいいのかと、思った次第です。

□「人はその人生で、やりたいことをやるのではなく、やるべきことをするのが人生だ」

:自分にとって何がやるべきことなのかを常に考えているからこそ、リーダーとして、こういう発言ができるのだと思います。

信頼しうるリーダーは、その人自身の行動が、言っていることと整合が取れています。15年の自宅軟禁の間、自分の信念を曲げずに生きてきたスーチーさんは、本当に尊敬できる、たたずまいの美しいリーダーだと思います。
| Maki | その他 | 23:47 | comments(0) | - |
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食のD&I、恐るべし

食べるD&I?
鈴木 理香

このブログを書いてと言われた当初、“女性活躍推進”“グローバル”“ジェンダーギャップ”“イベント参加の感想”などD&Iに直結するような内容でないといけないよなぁ、と真面目に悩んでいた。が、自分が書いていて楽しくなければ読み手も楽しくないじゃん!とはたと気付いてからはめちゃめちゃ気分が楽になった。

そこでお題は・・・「食べるD&I」

私の24時間は、寝ている時以外はほぼ食べることを考えていると言っても過言ではない。もちろん仕事もしているわけだが、朝会社に着いてからは「昼どこ行こうかな?昨日の夜は××だったから今日は○○がいいかな?」だし、午後は「今晩はあの店で何を頼もうか・・・?」という具合に始終食べる事が頭を離れない。そんな私のとある一週間の夕飯をご紹介しよう。

月曜日:神保町「天鴻餃子房」1年生男子を連れて安価でお腹いっぱいになる店をチョイス。
さすがに若いだけあって3種餃子をぺロリとたいらげ、えびチリ、鶏から、青菜
炒め、チャーハン、まだいけそうな気配だったが、途中からおばさんは味見程度
しかおつきあいできない状態に。それでも立ち上がったら超腹いっぱい状態な
のははっきり自覚。中華恐るべし。10品目程度か?

火曜日:六本木「海月」以前このGEWELメンバーでも打ち上げをやった店。牛鍋
コース、今日は人数が少ないので7000円でお願いした。白子の茶わん蒸し、
カキのパン粉焼き、はまぐりの塩焼き、酢の物、刺身、メインの牛鍋などなど
思い出し切れない位の品数。うどんまでついてデザートは杏仁プリン。品目数は
おそらく20を超えていると思われる。

水曜日:千歳烏山「田舎道」独身のイケメン兄さんがやっている韓国料理屋。いきつけの美容師の紹介で度々通っている。スンドゥブが一押しだが、たこポクム、豚キムチ炒め、ナムル、だいこんキムチ、到底じゃがいも鍋までは行きつかなかった。これだけ食べてももたれない韓国はえらい!!13品目。

木曜日:鷺ノ宮「みやこや」ここは孤高のグルメで井の頭五郎が尋ねた超庶民的な店。
日頃西部新宿線に乗ることはめったにないので、まずは店までたどり着けるかが
第一関門。頼りになる友達のおかげで無事到着。とんかつメインの店かと思い
きや、そのメニューにびっくり。頼んだものは、小松菜とあげのピリ辛煮、
豚肉のエリンギまき、サバの塩焼き、肉豆腐、マカロニサラダ、豚ほほ肉の
塩焼き、豚ロースのニンニク焼き。どれをとっても人の良さそうな親方の心の
こもった仕事に脱帽。11品目。

金曜日:新宿「墨の絵」ここは女性に大人気の店。ご存じの方も多いのではないだろうか?
小食の人から大食漢まで対応する幅広いメニューもさることながら、何といって
も食べ放題のパンがいける!最初に出てくるフランスパンはどうでもいいが、お
かわりパン、特にいちじくパンが私のお気に入りである。鴨とりんごのサラダに
オニオングラタンスープ、いとより中心の白身魚のうにソース、デザートにコ
ーヒー。品目で言ったら15品目ってところか。

こんな食生活を送っていて、体重をキープするのは至難の業であり、徐々に徐々に取り過ぎのカロリーが今の私を形成している。が、まさに職のD&I、並べてみれば自分でもびっくり、中華、和食、韓国、とんかつ、洋食、その意味ではバランスがとれているような気もするが、これに昼食メニューを加えたらいったいどうなるんだろう・・・考え始めると怖くなるのでこの辺でやめておこう。
| Maki | その他 | 17:39 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
シニアの中のダイバーシティ

暮らしている街で経験したダイバーシティ
芹澤充子

今のシニアは元気だ。ちょうど団塊の世代がリタイアして、自分が住んでいる町が、今までは単に寝床だったのが、終の住処となったことに気付きだしている。しかし、まわりを見回すと、知っている人がいないという。

町や市も、そのような今まで“仕事人”だった人が、家にとじ込もらないで、社会に積極的に出て来て欲しいと思っている。もちろんその背景には、病気になったり、介護が必要になったりして、医療費が膨らむのを防ぎたい、ひいては孤独死等をなくしたいという背景がある。 

そこで、市役所がリタイア前後のシニアを対象に、市民を巻き込んだシニアの「地域にデビュー」、自分の居どころでの仲間づくりを推進してきた。私はここ数年その実行委員会のメンバーとしてやってきている。

当初の仲間づくりプログラムは、キーノートスピーカーのトークとグループによるディスカッションで、年1回の開催であった。しかし、1年に1回会うだけですぐに仲間が出来るわけでないだろうと、年1回のイベントではなく、何度も会う機会を作って、仲間つくりを促進しようということになった。

ひと昔はいい企画であれば、一つのイベントで、かなりの参加者が集まったというが、いまの参加状況を見ていると、どうもそではないらしい。参加者一人ひとりがしっかりとした意見を持っていること、またそれ以上に、びっくりした事は参加者の興味がそれぞれかなり違うということだ。

当初は、リタイア後は時間があるので、暇だろうから、プログラムをお知らせすれば参加してくれるに違いないと思っていたが、それは見事にはずれた。シニアの人に多く参加してもらうためには、一つのことを深くではなく、違う分野でバラエティのテーマを持たなくてはならない。

ということでプログラムはこんなふうに多様になった。
 あなたの市の地名の由来
 健康ウォ−キング
 フェイスブックってな〜に・ツイッターってな〜に
 ライフプランニング
 震度7の体験と防災
 確認しよう! あなたの生活習慣。吹き飛ばそう生活習慣病
 男子厨房に入りませんか
 触れてみる、使ってみるiPad 体験講座
 あなたのリクエストで作るミニ音楽会
 薬と共に仲良く生きる

このように参加者の興味は様々で、まさに自分の街で経験したダイバーシティだと実感した。



健康運動指導士を招いての講座の様子
| Maki | その他 | 09:39 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
女子柔道パワハラ告発事件から

女子柔道選手パワハラ告発事件をD&Iの視点で考える
藤井 幸子

このところ、スポーツ指導者による暴力事件(大阪桜丘高校の部活キャプテンの自殺やその他の教育現場における暴力的指導の在り方)が次から次へと報道されています。スポーツにおける根性論と暴力はほぼ同一とされる思い込みが蔓延していました。そして、オリンピック出場選手を含む、女子柔道選手15名がハラスメントに関し、日本柔道連盟へ直訴しても無視されたため、その上部団体であるJOC(日本オリンピック委員会)へ訴えました。全柔連の初めの対応は“なかったこと”にしたのでしょう。その辺の経緯は、皆さまよく御存じと思います。
2月7日版の朝日新聞に、彼女たちから相談を受けたという山口香さんのオピニオンがのっていました。

彼女の見方は「監督の選手たちに対する敬意がないことが、ハラスメントにつながった」というものでした。しかし、監督やコーチだけの問題ではなく、全柔連という組織の問題であることも。映像で見る限り全柔連の理事会は男性だけで構成されており、女性が一人もいない、かつ柔道だけで生きてきた人たちからなっているという指摘もあります。同じ畑で育った人達が、狭い視野の中だけで考えている。モノカルチャーの世界です。そして、選手を人としてリスペクトしていない、オリンピックに勝つための道具としてしか見ていなかったのだと思います。

監督の会見を見ましたが、自分の基準だけでものを見ていたことを、如実に表しています。それについて、「問題があったとは考えていない。相手が自分の考えと合わなかったから、オリンピックに勝つための行動だったのに告発された・・・。」自分は悪くないというコメントでした。

山口さんは、“強いものに立ち向かう気持ちを持てるように、自立した女性になるために柔道をやってきた”はずの、選手たちにも声を上げることを求めたそうです。選手たちはオリンピックに選ばれたいと願う、とても弱い立場だったわけです。声を上げることによって、どんな仕打ちをされるかを思うと、怖かったと思います。でも、これは許されないことだと声を上げた、その勇気と覚悟にエールを送りたいと思います。

この記事の中で、全柔連の体制変更まで求めるのはわがままだという声があると言っていますが、そんな組織風土だからこそ起きた事件(もしくは悪しき慣習)だし、メディアもその辺を深く考えた発言をすべきだと思います。

一方、匿名で告発したことに対して、ある人は当然公表すべきと言います。絶句しました(あとで訂正しましたが、それがその人の本音でしょう)。そんな状況ではないからこそ、代理人を立てて告発したわけですから。“一人一人ヒアリングする”というのもあり得ない話です。個人ベースでヒアリングして、また密室のハラスメントを繰り返す可能性があることを考えていないのでしょうか?企業でのハラスメントの取扱いマニュアルでも、ありえない話です。密室でのハラスメントにどう対処すべきかを知らない人たちが、組織を運営していることが、重要な課題だと感じました。

ある意味では、これだけグローバル化の進んだ柔道の日本のトップ組織が、外から自分たちはどうみられているかに気づかず、長い間運営してきたことのつけが、海外から見たら信じられない事件を生んだとも考えられます。オリンピック招致に差し障るから、という理由で、急遽動いた人たちもいます。倫理的な問題がオリンピック招致決定のスコアに関わるとしたら、日本での開催はさらに遠のいたと思われます。

他人へのリスペクト、その前に自分自身の価値を尊重すること、これがD&Iの基本です。自分を尊重できない人は、他人を尊重できるはずがありません。
| Maki | その他 | 08:46 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
故野村るり子さん 追悼

「やるべきことはやった!」と言って、キャリアを終わらせた生き方!
−天才教育コンサルタント 野村るり子さんが亡くなられました−
藤井 幸子

GEWELの創設メンバーの一人でもあり、女性起業家としてGlobal Summit of Womenに毎年参加し、ゴージャスな笑顔で私たちを元気にしてくれていた、野村るり子さんが病気で亡くなられました。

お別れの式では、ご自身として「やるべきことはやった、悔いはない。」という言葉を残されたと伺いました。高校生の時に、単身渡米し、どうやってサバイバルできるか?を実体験し、ご自身があきらめたスポーツ選手のメンタルコーチや、夢をあきらめず、なりたい自分になるためのコーチなど、ずっと人とかかわることをされてきました。本も多く書かれています。

まだこれからという年齢で、私たちも残念としか言いようがないのですが、ご自身がやるべきことをやったと思える人生を送ったるり子さんにエールを送りたいと思います。

“いっぱいのエネルギーと笑顔をありがとう。 あなたのおかげで、素晴らしい時を過ごせました。”

 * * * *

(株)ホープス代表取締役、野村るり子さんの突然の訃報に驚きながら、
お世話になった娘の分も、と雪の残る19日、お別れ会に参列してきました。
佐々木まき

お別れ会では
「野村は志半ばで去るのではない。
病は得たが、それによって得られたこともある。

やることはやりとげ、本人にはまったく悔いのない人生だった。
みなさんが成長していくことが野村の喜びですから」
と話されました。

そして、ご本人の最終言、
「あなたが今ここにいることには、意味がある」というメッセージカードを
いただきました。
 
起業時の苦労話やさまざまなるり子さんの想いがつまった野村の一言はこちら http://www.hopes-net.org/nomuravoice/

悲しみの中にも、残されたみんなへ希望のバトンを渡されたような、
るり子さんらしいお別れ会でした。

こんなに早い別れが来るとは今でも信じられません。
いままで、いろんな場面で私たち母子を支えてくださり、ありがとうございました。
これからきっと、喜んでくれる報告をするからまっててくださいね。





| Maki | その他 | 01:23 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
2013年 新年のあいさつ

今年は、巳年、これまでの自分から脱皮して成長を!藤井 幸子

皆さま、あけましておめでとうございます。
巳年の新年にあたり、D&I的な視点で干支を考えてみました。
ヘビは脱皮を繰り返しして、成長する生き物です。ヘビは再生や長寿の象徴だそうです。

私たちも自分の殻を破り、脱皮をすることで成長するのではないでしょうか?
自分の枠を広げるには、脱皮というプロセスが必須なのではと思います。自分の枠の中に納まっていては、枠は広がらないし、異なる視点でものを見ることも難しいでしょう。是非新年にあたり、D&Iの旅をさらに続けるため、脱皮しながら成長することを自分に課するのもいいのではないかと思います。ヘビが脱皮するときは、目からうろこが落ちるそうです。思い込みを払しょくして、新しい視点でアイデアを考えることもD&Iの旅のプロセスです。



また、へびは弁財天の使いといわれます。弁財天(弁天さま)はあの宝船に乗っているお正月のシンボル、多様な七福神なかの唯一の女性神で、学問・弁舌・音楽・除災・財宝・至福を与える神で、農業神・海上神・福徳神などとして人々の願いを聞きとどけてくれる女神と信じられているとのこと。


        
今年は巳年ですから、女性がさらに活躍するには、丁度よい年かもしれません。女性も今のままではなく、脱皮し、成長することで、財福をもたらすのではないでしょうか?会社の中でもこんなネタで、女性活躍推進の年としてもいいかもしれません。
日本も、巳年にちなんで、過去の栄光を取り戻そうとするよりは、古い自分から脱皮して、これまでとは異なる意味での成長を求める方がいいのかもしれませんね。

また、今年は、20年に1度の伊勢神宮、60年に1度の出雲大社の二つの神社が遷宮する年に当たります。遷宮にはいろいろな深い意味があるようですが、「再生し常若を保つこと」や「精神と技術を伝承すること」も意味していると聞いたことがあります。

巳年に、日本を代表する二つの神社が遷宮することは、日本再生への第一歩と言えるのかもしれません。それは、誰かがやってくれるのではなく、私達一人一人が意識して、これまでの自分の殻から脱皮し、成長して、初めて、再生への道が見えてくるのではないでしょうか?
夢で終わらないようにしたいものです。
| Maki | その他 | 01:36 | comments(0) | - |
NPO法人GEWEL
自分を信じる

自分を信じる
藤井 幸子

元サッカーJ-リーグの三浦和良選手がフットサルのワールドカップ代表になった時のコメントに、自分を信じるからチャレンジすると言いました。選手としては体力的限界にあるだろう彼が、新しい分野でチャレンジするというのは、私達から考えればすごいということですが、自分を信じるということは、何よりも強いことだと、納得しました。

また、最近読んだ、三浦しをん著【風が強く吹いている】という小説は“自分を信じる”という言葉を腑に落とす内容でした。ほとんど無名の大学陸上部が箱根駅伝にチャレンジする話で、走ることが好きな走という登場人物は、自分を信じろと言われます。なかなかその意味が腑に落ちていなかったのですが、箱根に出場できるようになって先輩がいう言葉が、自分を強くするのだということに気がつき、記録にチャレンジし、チームメンバーと初めて達成感を味わうというものでした。

私達は、自分の基準を設定して生きています。その基準は個人個人異なると思います。自分は○○だからこの辺で満足。。というのでは、持っている力を引き出すことにはなりません。
アンソニーロビンスは、「もし、あなたが心から何かを変えたいと望むなら、まず手始めに、あなたが生きている基準を変えることだ」。
自分が設定した基準が、「あなたが望む未来にふさわしいか?」を考える必要があると言っています。

きっと三浦選手は、自分にとって次の基準で生きること、新しい基準のゲームにエントリーすることにしたのだと思います。「勝てるかもしれない」ゲームにエントリーし、自分の能力を開発し、自らを成長させることではないでしょうか?
勝てるかどうかでゲームを戦うと、人生において勝ち負けがすべてになってしまいますが、人生の本質は「どれだけ成長したか?」ではないでしょうか?
自分がこれまで、挑んだことのない次の基準のゲームにエントリーすると、見えてくる世界や、走っている選手たちの実力も異なり、全く違う刺激が得られる。
異なるものに刺激をうけて、革新的なアイデアが出てくることが、組織や個人にとってD&Iのゴールだと思います。勿論、そのプロセスの中で、いろいろな課題が出てそれをマネージすることがD&Iの旅です。

iPS細胞の研究でノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授の言葉は、とても考えさせられていいですね。「何度失敗してもそれから学べばいい」。「人間万事塞翁が馬」。など
そして、「人間の能力は今見えているよりも、もっとあるのではないのか?氷山のようなもので、見えていないところをもっと伸ばすことが可能だろう」。とも言われています。

私は、いろいろな方がどんなメッセージやコメントを発信しているのか?を聞くのが好きです。自分の言葉にしている人、それを実行している人はより魅力的に見えます。
| Maki | その他 | 00:04 | - | - |
NPO法人GEWEL
自分たちの文化に誇りを持つこと

子どもたちがダンスを通して、自分たちの文化に誇りを持つことを学ぶ
―ハワイ島 ALOHI DPOLYNESIAN DANCE ACEDEMYについて−
藤井 幸子

http://www.alohidanceacademy.com/About_Us.html
「自分の場所に誇りを持つ人間が好きだ」by リンカーン

ハワイ島での経験です。何年か続けて滞在しているリゾートで、子どもたちのフラダンスのパフォーマンスを見る機会があります。子どもたちは、5−6歳から高校生くらいまでの男女、民族はハワイ系、日本人、白人といろいろです。初めはかわいいと思ってみていたのですが、この5年ほど毎年みていて、この子どもたちが成長し、ダンスが上達して行くのを目にしています。かつハワイのフラに限らず、ポリネシアダンス(タヒチアン、ニュージーランドのマオリのダンス)を現地に行き、手ほどきを受けています。ポリネシアンの人たちがどう移動してきたかの歴史や、それに伴い文化、ダンスも少しずつ変わっていることを学び、パフォーマンスしています。

 

この団体創設者で、ダンスを教えているKumu Lani Isssacsさん(舞踊家、教師、振付師で、ハワイ文化の継承に貢献している方です)は、いつも自分の想いを観客の私たちに語りかけます。
“ハワイのフラは、アメリカの一部になって以来、変わってきた。それは自分たちの文化を失いつつあることにもつながる。今私たちの世代が自分の知っていることを、子どもたちに伝えなければいけないという想いがあり、ダンスを通して、ハワイのフラの原点である、タヒチやポリネシア人の移動の歴史、文化を学んでほしい。”“子どもたちは普通の生活をしていますが、ダンスのレッスンの時は、しっかりどう行動しなければいかないかを教えています。”

この団体のサイトには、多様な子どもたちがいるように、【Non-Discrimination Policy】には、「どんな民族、肌の色、国籍、人種も受け入れ、教育、運営する」とあります。

【行動指針】として、レッスンに着るものは定められ、遅刻は許さない。欠席したら、その分は自分で取り戻すこと。質問をするときはクラスの進行を邪魔しないよう、タイミングを見計らうこと。親や家族の見学はOKだが、小さい子どもを連れてくる場合は静かにみているように。常に先生とアシスタントには敬意をもって接すること。クラスの前後で生徒はスタジオを掃除すること。先生が話している時、踊りを見せるときは静かに注目すること。スタジオは遊び場ではない。練習が基本である。など当たり前のことを約束させています。その中でも、質問をする前に考えなさい、自分の目と耳をまず使い、ちゃんと観察して学ぶこと。自分がダンスを学びたいと思った理由を常に意識すること、そしてその理由を学ぶための根拠にすること。というのは私には注目すべき項目でした。
さらに、父兄や地域のコミュニティ(kokua)はハワイ島のコミュニティをケア、サポートをするミッションがあると結んでいます。

 Kumu Lani Isssacsさん

私は観客の一人として、この子どもたちがダンスを学び、自分が今住んでいるところハワイ島の文化、その基本にあるポリネシア文化を、自分のアイデンティティの一部にするために、大人たちがケア、サポートするという活動理念に共感し、可能な限り今後も見守りたいと思います。
| Maki | その他 | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
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原発事故は人災だった?

先送りをするJapanizationの結果か?
学術会議 学術フォーラム‐原発事故調査で明らかになったこと
‐学術の役割と課題を聞いて

8月31日学術会議主催のフォーラムを聞いてきました。国会、政府、民間の3つの事故調査委員会の報告が相次いで出された今、学術的な面で議論するというものでした。

「事故はまだ終わっていない」から始まる、国会事故調の黒川委員長のイントロ部分は、是非読んでいただきたい文章です。http://www.slideshare.net/jikocho/naiic-digest
この中で、想定できたはずの事故がなぜ起こったか?の根本的な原因として、政、官、財が一体になり、国策として原子力平和利用の名目で、複雑に絡まった『規制の虜(regulatory Capture)』が生まれた。など、組織を守ることが優先され、国民の命を守る安全対策は先送りされたということが書かれています。スリーマイル島事故、チェルノブイル事故後、世界は安全に対して、対策を強化し警告を出していた時期に、日本では安全保安院と電事連での馴れ合いの中で、これを優先しなかった組織体質が問題とされています。当事者である政府、東京電力の責任者たちは、責任を果たす覚悟があったのか?危機管理能力が問われています。「組織として変われるチャンスはいくらでもあったのに、変われなかった。」ことを危惧し、世界からみて、日本という国の信頼を取り戻すには、これまでと同じではいけないというコメントです。

最近の報道では、他の電力会社の管理職の人が、「福島の事故では誰も死んでいない」と言ったことが報道されています。これは氷山の一角で、いまだに原発の安全神話を広めようとしている人たちがいることは、大きな問題だと思います。3.11で変わらなければいけなかったのに、相変わらずのマインドでいることが大きな社会問題だと考えられます。

政府事故調の畑村委員長の話の中にも、電力会社の安全対策の中に、外的要因(津波)への対策を先送りしていたことが、大きな原因であるとありました。
委員長所感として、,△蠧世襪海箸狼こる、ありえないと思うことも起こると考えるべきである   見たくないものは見えない、見たいものが見える 2椎修文造蠅料枋蠅判淑な準備をする し舛鮑遒辰燭世韻任狼’修靴覆ぁ∋伝箸澆郎遒譴襪、目的は共有されない イ垢戮討亙僂錣襦△修諒儔修暴斉陲紡弍する Υ躙韻梁減澆鯒Г瓠危険に正対して議論できる文化を作る Ъ分の目で見て、自分の頭で考え、判断・行動することが重要であることを認識し、そのような能力を涵養することが重要である。とまとめています。
これを、さらに説明されました。
△砲弔い討蓮東京電力は自然災害対策において、津波に対する対策を整備せず、複数の原子炉の同時被災を考えなかった。ことが原因として言われています。ひとはものを見たり考えたりするとき、自分の利害、組織・社会・時代の影響により、自分がみたくないもの、都合の悪いことは見えないもので、自分がみたいものがみたいように見えてしまうのが、人間の特性であることを自覚し、必ず見落としがあると意識しなければならない。
の可能な限りの想定を考え十分な準備をするということは、異なる意見を聴く、考える順番を逆にしてみる、異なる視点で考えてみることが必要だ。わかったような思い込みをしている私達、考えることをやめている私達は変わらなければならない。
また、Δ牢躙韻魑掴世任る文化の醸成が必要である。嘘を嘘だと言わなかった文化があったことを指摘しました。
私は、これを即ち意見の多様性を受容することが大切であるというメッセージとして受け取りました。

民間事故調はフリーのジャーナリストの船橋洋一さんが理事長を務める日本再建イニシアティブが独自に行った、調査です。船橋さんは3.11で日本の再建に国が目覚めると期待したそうですが、15日後にそれをあきらめ、この財団法人の初めての仕事として、民間事故調査委員会を立ち上げたとのこと。3.11以後の様々な対応を世界中がみていて、国のかたちが問われているにもかかわらず、組織内の文化が変わろうとしないことが課題であると考えたそうです。
調査にあたり、様々な人たちからのインタビューを行った中で、東電トップのインタビューは断られたそうです。また、東電の内部告発はなかったが、下請けの事業者からの内部告発はあったとのこと。

検証のフレームとして、シビアアクシデントへの対策が不十分であること(そもそも、原発は原子炉と使用済み核燃料プールが同じ敷地内にある、いったん事が起これば、制御不能になるという危機意識が欠如していた。縦割り行政の元、複合災害への対策はなされていなかった)。国策民営の失敗:安全神話と原子力”ムラ“の形成。危機管理体制欠如が大きな事故に発展した。ことを指摘しました。他の2つの事故調と同様に、海外からの警告を無視し、自縄自縛と日本の技術が最高という思い込みのもと、安全対策という言葉はタブーとされ、責任者不在の状態で、原発が推進されていった。ことが問題である。としています。

事故調は責任がどこにあるかを明確にしていない点で、海外メディアなどから批判されている点もあるようですが、調査は事実を追求するためで、国会、政府、国民が調査結果を判断し、責任追及することは司法にゆだねる。今後訴訟が起きてくることは明らかである。と締めくくっています。

どの事故調も意見の多様性を活かしていない組織の問題、原発は安全であるというとんでもない思い込みを広めた政府と電力会社の文化に問題があったことを指摘しています。
一方、現場対応力では、現場の人たちが命を懸けて、対応していたことは忘れてならないと感じました。

テクニカルなことは別にしても、なぜD&Iが必要か本来の意味から、話を聴いて、組織の閉鎖性、危機対応能力などを認識し、どう変わればいいのか?みんなが当事者として考える時期です。
多様な人々の能力を生かし、組織を守ることより、企業・組織は社会的価値がどこにあるのか?を考える人を増やしていかないと同様なことがおきる可能性は否定できないと感じました。

翌日9月1日の朝日新聞朝刊に、一橋大学の野中先生(民間事故調の委員の一人)が、オピニオンの欄で、東電の失敗の本質は?という問いに、「オープンな知の総動員体制を作れなかったこと」、日本企業再生のカギは?に対して「知のダイバーシティを高め国境をまたぐことだと思います」と答えています。

私たちが推進するD&IはGenderや年代に限らず、考え方の違いも含まれます。異なることを大切にし、なぜそうなのか?など議論を尽くすことを、私たちはもっと学習しなければ、変化に対応できず、ガラパゴス化がもっと進むだけになるのではないでしょうか?

また、先日先送りばかりして、決定を遅らせる、実行しないなどの現象を“Japanization”と海外で言われているという番組がありました。世界でアニメや日本食への評価は高く、良い意味での“Japanization”は嬉しいことですが、先送り=日本というのは、情けないことです。
| Maki | その他 | 14:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
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スー・チー氏のノーベル平和賞受賞演説要旨

逆境の中で私が見つけたもっとも大きな喜びは、「思いやり」の価値を学んだことである。

21年の時を経ての演説です。「無関心の宇宙にいるようだった」と語るスー・チー氏は苦難の中、志高く生きてきた女性リーダーです。忍耐強く信じる道を歩み続ける人に明けない夜はありません。勇気をいただきました。


スー・チー氏のノーベル平和賞受賞演説要旨 (共同通信より)
2012年6月16日 22:20カテゴリー:アジア・世界

 何年も前、私は英オックスフォードで息子とラジオ番組「無人島のレコード」を聴いていた。
 著名人が招かれ、無人島に流された場合に携えていきたい8枚のレコード、聖書とシェークスピア全集以外の1冊の本、一つのぜいたく品が何かを語る番組だった。
 番組の最後に、息子が番組に私が招かれることがあるだろうかと尋ねた。「もちろんよ」。私は軽く答えた。息子はどんな理由で呼ばれると私が考えているのかを尋ね、私は「多分、ノーベル文学賞を取るからよ」と答え、2人で笑った。

 今回の演説稿を書いている間、私は授賞が発表された際の自分の反応がどんなだったかを思い出そうと懸命に努力した。
 こんな感じだったと思う。「おお、彼らは私への授与を決めたんだ」。現実感は全くなかった。なぜなら私はその時、自分自身を現実的に感じられなかったからだ。
 自宅軟禁の時しばしば、まるで自分が現実世界の一部でないかのような感じがした。自宅が私の世界であり、自由を奪われ監獄にいる人々の世界、それに自由な世界があった。それぞれの世界は、無関心の宇宙の中で、独自の道を突き進む別々の惑星のようだった。

 平和賞は、自分が暮らす隔絶された空間の外部にいる人々の世界に私を再び引き寄せ、現実感を取り戻させた。
 何日も何カ月もたち、授賞に関するニュースが電波に乗って伝えられるにつれ、私は受賞の意義を理解し始めた。
 それは私を再び現実に引き戻させた。さらに重要なことは、ビルマ(ミャンマー)の民主化や人権の闘争を世界に知らせたことだ。われわれが忘れられることはなかった。
 忘れ去ることは一部の死を意味する。忘却とは他の人類とわれわれとをつなぎ留める輪の一部を失うことだ。

 最近のタイ訪問でビルマからの労働者や難民に会ったとき、多くの人たちが叫んだ。「私たちを忘れないで」。ノーベル賞委員会はビルマでの抑圧や孤立もまた世界の一部であり、人類が一つであることを認識していた。   私にとって受賞は、民主主義と人権に関する私の懸念が国境を超えて広がったことを意味する。平和賞は私の心の扉を開いた。

 私の国では、北部では武力衝突がやまず、西部では今回の旅に出る数日前、集団間の焼き打ちや殺人が起きた。
 残虐行為のニュースが地球上にあふれている。平和の土台をむしばむ勢力はどこにでもいる。平和が死んでしまう場所は戦争だけではない。体面を傷つけたり、敵意や怒りを与えたりする苦痛が無視された場所にはすべからく、紛争の種が存在する。

 仏教徒の私が一般的に「苦痛」と訳される言葉「ドカ」の本質を調べようとしたのは自宅軟禁中だった。六つの「ドカ」とは身ごもること、年を重ねること、患うこと、死ぬこと、愛する人と別れること、愛していない人との生活を強いられることだ。

 自宅軟禁中に私は何度、大好きな世界人権宣言の前文から力をもらったことだろう。
 「人権の無視や軽視は、人間の良心を踏みにじる野蛮な行為をもたらした。言論や信仰の自由を享受でき、恐怖や欠乏のない世界の到来は、人々の最高の願望として宣言された」「専制と圧迫に対する最後の手段として人々が反乱を起こさざるを得ない状態にしないために、法の支配によって人権保護することが肝要である」

 もし、なぜビルマで人権のために闘い続けるのかと問われたら、以上の文章がその答えだ。ビルマで民主主義のために闘い続けるのは、民主主義の制度と実践が人権を保障するために欠かせないからだ。
 この1年、民主主義と人権の価値を信じる人々の努力が実を結びつつあることを示す兆候が出てきた。
 私がきょう皆さんと共にいられるのは、わが国の最近の変化のおかげであり、これらの変化は、われわれの状況に世界が関心を払うために努力してくれた皆さんら自由と正義を愛する人々によってもたらされた。

 ビルマでは政治犯がまだ収容されている。有名な政治犯が釈放されたことで、残る無名の政治犯が忘れられてしまうとしたら警戒すべきことだ。
 ビルマは多くの少数民族からなる国で、将来の信頼は、真の団結精神によってのみ形作られる。
 1948年に独立して以来、国全体が平和と言えた時期は一度もなかった。対立の要因を取り除くために必要な信頼と理解を醸成できなかった。
 ここ数カ月、政府と少数民族勢力との間の交渉は進展している。停戦合意が、国民の強い願望と団結の精神に基づいて形成される政治的解決につながることを希望する。
 国民民主連盟(NLD)と私は、国民和解のプロセスでどんな役割でも担う準備ができている。テイン・セイン大統領によって実行に移されている改革は、国民生活が向上した場合のみ、効果的と言うことができ、その意味では、国際社会は死活的に重要な役割を担っている。

 わが国の潜在力はとてつもなく大きい。ただ繁栄のためではなく、国民が平和かつ安全、自由に暮らせる調和がとれた民主社会をつくるために、この潜在力を伸ばし、発展させるべきだ。

 世界の平和は一部だけをほかと切り離すことはできない。世界のどこかで負の勢力が正の勢力より優勢であれば、われわれ全てが危険にさらされる。全ての負の勢力を駆逐できるかは疑問が投げかけられるだろう。単純な回答は「ノー」だ。
 究極の世界平和は、達成不可能なゴールだが、われわれは追い求め続けるべきだ。平和を達成するための共通の努力は、個人と国家を信頼と友好で団結させ、人間社会をさらに安全かつ思いやりのあるものにさせることを助ける。

 私は「思いやり」という言葉を熟考した上で使った。長年にわたる慎重な熟考とも言える。
 逆境の中で私が見つけたもっとも大きな喜びは、「思いやり」の価値を学んだことである。たとえ、ちょっとした思いやりであっても、沈んだ心を照らすことができる。思いやりは、人々の人生を変えることができる。

 タイのメラ難民キャンプを最近訪れた際、支援者は「援助疲れ」に対する不安を語っていた。それは「思いやり疲れ」とも言い換えられる。「援助疲れ」は資金の減少という分かりやすい形で現れる。
 難民の要望を満たすために必要なコストは、無関心でいることから生じるコストよりもはるかに高くつくのだろうか。
 私は世界の援助者に対し、保護を求めている人々の要望に応えるよう訴える。
 難民の受け入れ国は、困難な問題に対処するための考慮や実際的な援助を受けて当然だ。

 私たちが究極的に目指すべきは、どこで暮らす人々も自由や平和を享受できる世界をつくりあげることだ。
 安心して眠りに就き、幸せに目覚められる平和な世界をつくるために手を携えよう。

 私がビルマの民主化運動に加わったころ、何かの賞や栄誉を受けることなど考えもしなかった。
 歴史は、私たちが信じる大義に向かって最善を尽くす機会を私たちに与えた。
 ノーベル賞委員会が授与を決めた時、私は自分の自由意思で選んだ道を進むことにさほど孤独でなくなった。
 ノーベル賞委員会やノルウェー国民などの支援が、平和を追求するという私の信念を力づけてくれた。(共同)
| Maki | その他 | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
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ハビタット・フォー・ヒュマニティ・ジャパンの震災支援活動より

世界の貧困に対して、「家をたてる。しあわせをたてる。」
ハビタット・フォー・ヒュマニティ・ジャパンの3.11東日本大震災メモリアル式典に寄せて
芹澤 充子(ハビタット・フォー・ヒュマニティ・ジャパン 顧問
      GEWEL会員)

ハビタット・フォー・ヒュマニティは、1976年からバングラデッシュやスリランカ、モンゴル等世界約100か国で「人間らしい生活をする基礎」である家を建て人々の自立を支援する国際協力NGOです。 通常、15〜20名ほどのボランティアがチームを作り現地に赴き、更地に土台作りから始めて7〜10日間で家を作る。重労働でも、日に日に壁が高くなり家が形作られる喜びがあり、笑いもみられる活動をしている。


東日本大震災が起こり、今回日本人のための、日本人による、日本国内での支援活動を1年間続けた。震災復興の現場では、瓦礫の撤去や家の中の泥の排除、また時には家を建てるのではなく、家を壊わすこともした。途方もない程殺伐とした被災地では、テレビでは伝わらない臭いとの戦いをしていた。そこに笑いや喜びはなく、気持ちが沈み、ただ茫然とたたずむボランテイァをたくさん見た。
以来、ハビタットの仲間たちは朝から日が暮れるまで、外で汗を流し続けた。季節が変わり、冬の到来を感じた頃、仮設住宅へ布団やホットカーペットを、一つ一つの家庭に届けた。ホームオーナーとも顔を合わせることができ、彼らの笑顔を見られたのは喜びだった。

震災メモリアルイベントでは、被災地のボランティアに参加した大学生のスピーチが行われた。その一部を紹介したい。
「私がこの1年間のボランティア活動を通して得たもの、それは人と人との繋がりです。被災地で活動するなかで出会った人々から、たくさんの貴重なお話を聞きました。ボランティア活動をした家の方に感謝の言葉をもらうと、それが私の力になりました。また、一緒に活動した仲間や出会った人々は今の私になくてはならない存在になりました。これらすべては私を支えてくれる大切な絆です」。


もうひとつ、被災地のあちこちでD&Iが見られたこともうれしいことであった。
海外から駆けつけたボランティアや日本各地から来た大学生、サラリーマン、また、家を壊されたり、家族を亡くされた現地の方々など、それぞれ違う背景を持つ人たち(まさにダイバーシティ)がそれぞれ熱い思いを持ち、復興という共通目的をもつ同士の絆のもと(まさにインクルージョン)、厳しい状況の中で活動していた。みんなが言葉・習慣を超えて、それぞれが背負っている辛さを超えて、同じ空気を吸いながら「故郷」の復興のために一歩進もうとしていたのである。

HPはこちらへ Habitat for Humanity Japan


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若き女性冒険家のSarah Outenさんの体験を聞いて

インド洋をボートで単独横断した女性冒険家、人の力だけで、現在世界一周中。
藤井 幸子

3月8日International Women's Dayに、アクセンチュアさんでは全女性社員を招いて、8回目のIWDイベントを行いました。GEWELはこれまでの協力関係からご招待いただきました。
このイベントでKey Note Speakerとして、若き女性冒険家のSarah Outenさんが自分の体験を話しました。
アクセンチュアUKがサラさんのメインスポンサーなので、第2回目の冒険の途中、日本に滞在しているため、アクセンチュアさんのイベントにも参加してくれたとのことです。

当日のサラさんのTwitterには以下のように書かれていました。
There's still a long way to go in neutralizing gender inequality and stereotypes around the world - here's to the journey.



私自身は、Sarahさんのお話しや考え方にとてもInspireされたので、GEWEL blog読者の皆様にお伝えしたいと思います。

Sarahさんはドイツ生まれ、英国育ちの26歳。強い信念、人間力と、高いSelf-esteemを持つ冒険家です。
彼女は当初は先生になろうと思っていたのですが、「その前にやりたいことがある」と冒険にチャレンジしました。様々な困難を乗り越える中で自分の成長を感じ、そして大好きな自然の中にいることでMotivationを保つことができる一因にもなっているとのことでした。冒険よりもチームマネージメントの方が難しいとのことです。

彼女の冒険の旅は、2009年23歳の時、オーストラリアからモーリシャスへ単独ボートでインド洋を横断することから始まりました。これはギネスの最年少記録です。約4ケ月かけて、インド洋を横断する最中嵐にあい、恐怖に震えながら、「自分はどうしてこんなことをしているのか?」と考えたこともあったとか。そんな時、自分の中にいろいろな役割を持つ人がいて、サラに話しかけたり、指示したり、アドバイスしてくれたりなどで乗り切ったそうです。またよかったことを思い浮かべて、元気を取り戻し、どうしようもないときは泣きながら、“お母さん!!”と叫んだこともあるそうです。
嵐が続いたときには「明けない夜はない、この状態がいつまでも続くことはない」と信じて、ボートをこぎ続けたとのこと。
また、時には自分の意思を貫き通すだけでなく、状況を判断し、進路を変更したり、退却を決断する勇気が必要だとも言います。

海がこんなに美しいのなら、陸路で冒険をすることも、きっと素晴らしい経験に違いないと思い、新しい計画に着手し、2011年4月にはLondon2LondonをHuman powerで(ボート、カヤック、マウンテンバイクだけ)地球を一周するという新たな旅に出ました。
カヤックでロンドンからフランスへわたり、ヨーロッパ大陸をマウンテンバイクで走り続け(バイクのタイヤは50回ほどパンクしたそうです。全部自分で修理するのです)。カザフスタンや、中国、ロシアを経て、樺太のサハリンへ。そこから再度カヤックで北海道へ着いたのが昨年10月です。さらに陸路、東北を経由し、11月に東京の英国大使館に到着しました。(日本の道路は凹凸が少なくて、マウンテンバイクで走りやすいとか)。冒険の途中の様子をYouTubeでみることができます。

そして、過酷な冒険のさなか、東北ではボランティア活動や他の団体と協働して防寒具の寄付もしています。
現在は、銚子からアメリカ大陸へボートで太平洋を横断するために4月20日の出発に向けて準備しています。

彼女は最後に、前進するには ABC(A:Attitude, B:Belief, C:Courage)が大切だという、コアメッセージを送りました。
つまり冒険をするには、ポジティブな態度、自分自身の力を信じること。そして勇気が必要という意味です。これは冒険に限らず、生きていく態度と受け取りました。

ここでは書ききれないことが沢山あります。ぜひ、下記のHPにアクセスしてサラさんと冒険を共有してみてください。 http://www.sarahouten.com/

| Maki | その他 | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
2012年に向けて 1

年頭のごあいさつ
藤井 幸子

皆さま新たな思いで2012年を迎えられたことと思います。
私自身は、不確実性の時代に、信念を持ちぶれない生き方をする、他人とのかかわりでの学びをMotivationにして人生を楽しみたい、と思っております。

私どもGEWELはビジョンやミッションを創立者の堀井さん、アン佐渡さん達から引き継ぎ、昨年4月新体制をスタートいたしました。
今年もD&Iリーダーシップとは?を課題としてその実践にむけて活動していく所存です。皆様、是非興味を持ってD&Iへの理解を深めていただき、GEWELへのご支援をいただきたくお願いします。

昨年は想定外の出来事が世界各地や国内で次々と起き、改めて複雑な状況に対応できるリーダーシップの在り方が問われてきています。東日本大震災で被災された方たちは、まだ大変な状況でご苦労されています。私たちは何ができるのか?を意識しつつ今年も活動をしてまいります。

お正月のTV番組では“ニッポン復活”“日本社会の閉塞感を打破するには”について、さまざまな視点で語られていました。
特に2011年は、日本企業による外国企業(特にアジアの企業)とのM&Aの数が最も多かったそうです。M&Aを成功させるには相手の文化を受け入れつつ、その企業の持つ価値をどう活かすか?というところがポイントだといわれています。自分たちの思い込みで押しつけ経営をしても失敗するそうです。まさしくDiversity & Inclusionをどう実践するかにかかっていますね。

2012年の日本社会活性化へのキーワードをご紹介します。
・Global化とは画一的な価値を押し付けるのではない。
LocalなものがGlobalにも通用するという価値に気づくことでもある。

・日本企業の持つ現場力はグローバルでも価値のあるものである。自分たちの持つ価値が大したものではないというのは、思い込みである。日本のモノづくりを支えてきたビジネスモデルはいわゆるブルーカラーがクリエイティビティを発揮していた。これに対してアメリカ的大量生産はホワイトカラーがマニュアルを作り、ブルーカラーが作るビジネスモデルである。

・ストーリー性が重要である
モノづくりの背景にストーリー性があることはユニークな生活文化に価値をもたらすものである。

・グローバルに通用する人材は経験(海外武者修行)により企業も人も変わる。
タイの洪水で生産活動ができない期間を好機ととらえて、社員教育を実施した。(何もできないという思い込みをポジティブな行動に変えた例)。こういう人材が日本に戻り、さらに人を育てるサイクルを作ることで、企業も変わる。

・日本人は本来雑種文化の中で生きてきた、寛容の文化であったはず。

・常識を破ることは思い込みを打破することに他ならない
D&Iの基本は自分の思い込みに気づき、考え方・行動・態度を変革することにあります。ビジネスケースとしていろいろな例があります。

・これからはリスクをとらないことが、リスクとなる時代

・昨日のようにあるために、変わることが必要である。
周りが変わっていくのに、そのままでは昨日のようにあることはできない。

昨年末にインタビューしたインテージの田下会長のメッセージの中に、“相手の文化背景、人とのかかわり方の歴史などを知らずにはビジネスは成功しないが、こちらの大切にしている価値観を腑におとしてもらう努力が必要だ”とありました。組織におけるD&Iは、Gender Diversityだけでなく、様々な切り口のものに広がってきています。
| Maki | その他 | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
2012年に向けて 2

昨年はGender Diversityの切り口でも、いくつかのトピックスがありました。私どもGEWELはD&Iの切り口の中でGender Diversityはまだ継続的に取り組む課題であると考えております。

2011年11月のエコノミストに掲載された記事で、“The Land of Wasted Talent”と日本組織に対し課題を投げかけられました。労働人口が減少する中で、日本企業は女性の能力を十分使えていない、能力を捨てている国であるというショッキングなタイトルです。女性にとってライフイベント後の再チャレンジがしにくいことが課題と指摘されています。日本の企業でもこの5年間で大きく変化し出していますが、再チャレンジできる組織風土作りと当事者としての女性の意識も課題だと思われます。

また、CWDIレポート(Women Board Directors in Largest Banks in Fortune Global 200)が発行されました。次に一部分掲載されています。”Women Board Directors of Fortune Global 200”というタイトルで、Fortune200にランクインした企業における女性ボードメンバー数の経年変化をみているものです。

ボードメンバーに女性が多い企業は、上位7社がP&G、Wellpoint、 Statoil Hydro、GM、Target、Wells FargoとHPで、30%女性が取締役という企業が10位までランクされています。2011年の傾向は、中国の企業が19社(2009年は11社)もランクされていることです。中国の経済力が伸びていることが大きく反映されています。しかし全体をみると、ボードメンバーに占める女性の数が0という企業数が2009年の45社から2011年の2年間で49社に増えています。

日本企業はというと、Fortune200には2011年6月現在で24社(2009年25社、2004年27社)がランクされています。詳細を見ると、6社に女性取締役(社外取締役含)がいます(日本郵便、日立、ソニー、三井物産、明治安田生命、富士通)。すなわち、18社では女性がボードメンバーにはいないということになります。

国別にみると、Quota制を導入している国で注目されるのはマレーシアです。2011年6月27日に内閣が、公的にリストされている企業において、2016年までに女性取締役割合を30%にするという政策方針を決定しました。ヨーロッパではすでにノルウェー、スペイン、アイスランド、フランス、オランダ、イタリア、ベルギーがQuota制を導入し、目標数値は3割から4割としています。Quota制を具体化するためには、男性の企業リーダーによる“men-speaking-to-men”という動きや女性取締役候補者のスポンサーとなり育成していくことが効果的と書かれています。

日本でも平成22年12月17日に決定された第3次男女共同参画基本計画で、指導的立場にある女性が「『2020 年に30%』と目標を置いています。しかし、お膝元の公務員管理職に占める女性割合は国で2.2%(H20年)都道府県レベル6.0%(H22年)、市町村レベル9.8%(H22年)と大変低い数値となっています。官が率先して目標を達成すると企業も本気で行動に移すのではないでしょうか?

参照:政策・方針決定過程への女性の参画をめぐる状況
| Maki | その他 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
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酒井譲さんの講演を聞いて

成長は最高のエンターテインメント ―酒井譲さんの講演を聞いて―(1)
 藤井 幸子

「ご機嫌な職場」の著者、酒井譲さんがキーパーソン21主催の講演会 “ビジネスパーソンの成長を決めるビジネスマインド”を聞いてきました。
話されたことは一つ一つが納得!という内容で、その中でも是非シェアしたいと思ったことをいくつか挙げてみます。

1.初心を取り戻す
ビジネスパーソンの成長に欠かせないものは、マインド、スキル、ナレッジが3つ揃っていること。
其々のレベルでマインドが次のステップに進むために必要なもの。
  レベル1はできることをする(能力)
  レベル2はやりたいことをする(欲求)
レベル3はすべきことをする(価値観)
  レベル1から2(または2から3)へのステップへ行くにはマインドが必要で自ら気づくこと
このようなステップを歩んでいることに気づければ成長を感じる。かつレベル毎の区切りが大切である。

ここで、一つのマインドを乗り越えると、他人は成長を感じる。また、上のレベルへ行くと他人の成長も幸せに感じられる(生存確率が高まることで幸せに感じる、成長のStory)。
ここで、酒井さんは“成長は最高のエンターテインメント”という素晴らしい言葉で説明されたのです。
酒井さんは人間を決める要素は、成長と信念だと言います。信念とはAとはBであると言い切る力で、その間にロジカルがあると他人は信じない。

2.ビジネスパーソンのあるべき姿とは? 
借りたものは返す、絶対に!これは恩送りの精神そのものです。松下幸之助氏も同じことを言ってますし、何を借りているかを覚えていること、価値あるものを借りたら返す。ビジネスはある意味で“貸し・借り”の関係とも。これができない人は誰にも信用されないということらしいです。

講演の前に”良い仕事“とは?という課題を与えられ、文字にしなさいと言われました。
私はー匆颪篆佑北鬚卜つ価値をもたらす、⊆分も達成感を持てる チャレンジングなもの ぐ貊錣忙纏をした人とも楽しむことができる。とたくさん書きました。
酒井さんは くじけそうなものがある仕事は良い仕事(つらいものを乗り越えた時に、その先に成長がある)と言われています。良い仕事とは心から楽しめる、かつ人の役に立つ仕事である とも。

3.自分を管理することができる:ストレス耐性をつけ、自己管理しながらパーフォーマンスをあげると、面白いことはストレスがあることに他ならないと考えられるようになる。とのことです。確かにその真只中にいるときは、くじけそうだったり、ストレスを感じていたりしたことが、後になってふり返ると自分が成長していた時にあたり、面白かったと思えるようになっています。
| Maki | その他 | 02:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
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【案内】11/20(日)現役女性技術者の講演とパネルディスカッション@東京お台場

2011年11月定例会 in サイエンスアゴラ
世界初のメガネなし3Dテレビ開発物語と女性技術者たちの本音トーク

** JWEF会員以外の方、男性の方、技術者以外の方、学生さん、どなたでもご参加できます。仕事に悩む技術者の方、もっと面白いアイディア、製品を世に送り出したいと考えている技術者の方、必見です!**

11月度の定例会は、科学技術振興機構(略称JST)主催第6回サイエンスアゴラの企画として開催いたします。

震災後の復興にあたり技術者の活躍の場はますます広がっていくと思われます。特に、前例にとらわれず今までの常識を超えたイノベーション創出が期待される今、女性技術者の活躍は産業界のみならず日本全体を活性化する鍵となるのではないでしょうか。

このような趣旨のもと、女性技術者による講演会とパネルディスカッションを企画しました。

第一部は、蠹貅埜Φ羈発センター主任研究員の福島理恵子氏をお招きし、世界初のメガネのいらない3Dテレビ、グラスレス3Dレグザ商品化の道のりをお話いただきます。福島氏は、全国発明表彰21世紀発明賞、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011大賞等を受賞した、働く理系女性のロールモデルとして広く知られている方です。ご講演では子育てと会社での研究を両立していくための工夫など、ご自身のワーク・ライフ・バランスについてもお話しいただきます。

第二部は、日本女性技術者フォーラム(JWEF)会員を中心にパネルディスカッションを行います。仕事のこと、キャリアのこと、家庭のことなど本音を大いに語ってもらいます。
みなさまお誘いあわせのうえ、是非東京お台場の会場へお越しください。

【日時】 2011年11月20日(日) 12:45〜15:45 受付12:30
【場所】 産業技術総合研究所臨海副都心センター別館11階 会議室2
 〒135-0064 東京都江東区青海2-4-7
 http://unit.aist.go.jp/waterfront/jp/menu/access_map/index.html
第1部 ゲスト講演
○時間 12:50〜13:50
○講演者 福島理恵子
 蠹貅埜Φ羈発センターマルチメディアラボラトリー主任研究員
○演題
 世界初のメガネなし3Dテレビ開発物語と私のワークライフバランス

第2部 パネルディスカッション
 私たち女性エンジニアの仕事、キャリア、ライフ
○時間 14:00〜15:30(90分)
<パネリスト>
パネリストプロフィールはこちら
福島理恵子 蠹貅埜Φ羈発センターマルチメディアラボラトリー主任研究員
行木 陽子 日本アイ・ビー・エム螢愁侫肇ΕД∋業エグゼクティブ IT スペシャリスト 
永松 愛子 宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙環境利用ミッション本部主任開発員
  ※第2回JWEF奨励賞受賞(2010年)
白井亜矢子 王子製紙蠖兄業・新製品開発センタープロジェクト推進室グループマネージャー(JWEF会員)
<モデレーター>
西田 薫 蠹貅蚤人誉推進部きらめき企画担当グループ長(JWEF運営委員)

【参加費】 無料
【定員】 約40名
【申込み】 https://jwef-jp.sslwww.jp/cgi-bin/form/?no=5
【締切】 11月19日(土) ただし、定員になり次第終了します
【お問い合わせ】jwef_committee@nifty.com 
 担当:西田、町田、森

(参考)サイエンスアゴラ2011 http://www.scienceagora.org/
| Maki | その他 | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
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相手を尊重するということ

D&Iで相手を尊重するということ
“足を踏んでいる人は踏んでいることに気付かない?”

人々は、多様な背景を持って生きています。そのため、相手を尊重しなければいけないということはよくいわれていますね。今回は相手を尊重するってどういうことなのかについて考えてみます。

相手を尊重した結果、空気や視線を感じて、自分の意見を言わずに飲み込んでしまうことがありませんか。これは「場の空気を読め」と言われ、身に付いたリスク管理の方法のひとつです。ここでいう空気を支配するものは、制止を促す態度だったり、声のトーンや目力だったりちょっとしたしぐさだったりします。

私たちは日常で、意識的、また無意識に相手を抑圧したり、自分が抑圧されている場をよく経験しています。これはグループがもつグループダイナミクスですが、多くの場合、多数派が少数者であるマイノリティーを無視したり、黙らせたり、排除したり、特別扱いする方向に力を発揮します。
日本人によく見られる“見てみぬふりをする、聞かなかったことにする、黙殺する”という行動もその場の空気を尊重した結果であったりするのです。

D&Iを進めていくことは、形骸化した場を生き生きとした一人ひとりの血の通う場に変えていくことでもあります。そのためには、その場でおこっているダイナミクスを見る感度を高めて、メンバー一人ひとりを押し殺していないか、注意深く見守り、その場を変えていくことから始めないといけません。

まず、一人ひとりが無自覚のまま表している自分自身がもつ力・相手に与える影響について知ることが必要です。
わたしたちは一人ひとり、多様な力や資源、さまざまな属性をもっています。年齢や健康状態、経済状態、家族関係、出自、読み書きできる言語の種類、住まい、出身校、持っている人的資源、情報にアクセスできる能力、専門的知識、目に見えない障がいや性的志向などなど。
努力で身につくものや、自分自身ではどうしようもないものもあります。

例えば、
壮年の男性が10人いるグループにひとり、若い女性が入り、ボーイズトークが延々と続くとしたら・・・。

その場にいるマイノリティーとなった若い女性の立場にたって、どんな気持ちか、どんな言い方で場を変えることができるか考えてみてください。
また、反対に、壮年男性の立場にたったとき、女性をどのように尊重できるでしょうか。

こうしたことに無自覚でいると、多数派を尊重することを選んでしまい、結果として少数意見を無視してしまうという事態がおこってしまいます。“相手を尊重する”ということは、“相手を尊重するために空気を読んで”多数派の意見に流されることではありません。一人ひとりと対等に関わろうとするあり方なのです。

自然とその場をスル―しているマイノリティの人がいたら、D&Iリーダーシップを発揮する場面です。ぜひ発言を促してみてください。昔から、出る杭は打たれ、出すぎた杭は打たれないといわれています。多数派が場の空気の圧力で少数派の意見をスル―してしまうのに待ったをかけてみましょう。このように、D&Iの場は、安心して自分の意見を言ってもいい場なんだとメンバー全員が実感していくことができます。

次回は安全安心な場について考えていきます。
| Maki | その他 | 03:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
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GSW Initiative KOREAN-JAPAN "Women Help Women"

Informal Press Conference and Strategy Meeting of GSW Initiative Korea-Japan, Women Help Women
by Ann Sado

On July 8, 2011 from 10 a.m. an informal press conference followed by a strategy meeting was held at the Korean Embassy with a group of South Korean female business leaders and entrepreneurs, who came to provide support for women and children in the Tohoku region hit by the March 11th earthquake and tsunami.



The aid will be in monetary donation of 100,000 US dollars and 150,000 US dollars worth of goods for this year and the first 50,000 US dollars will be transmitted to the GSW Initiative Japan account following upon the opening of the bank account in Tokyo. The goods will also be sent as soon as recipient organization is found to make sure the delivery of the goods will be made to the most needed areas in Tohoku. The remaining amount of donation and goods will be brought in late November this year with the mission to visit the devastated zone. Basic necessities, summer clothing, and other
items were considered to be shipped.

The delegation of 10 members from Korea had 2 doctors who would be giving psychological care to women who suffered shock and depression and business advice to women who may be recovering their business or wanting to start up new businesses. Other leaders represented fields of coaching, art/culture, Asian women entrepreneurship, and women who had served as soldiers, as well as staff of Sungjoo Group and
MCM Japan. The mission will cover a 5 year span to make sure the objectives of Women Help Women will be achieved.

The delegation was headed by the Chief Visionary Officer of Sungjoo Group and MCM worldwide, Ms. Sung-joo Kim, who is also one of the key, active International Planning Committee members of the Global Summit of Women (GSW) headed by Ms. Irene Natividad in Washington D.C., USA.

Ms. Kim felt that such small steps one at a time with women holding hands together to move forward will also help to overcome the tragic history between the two nations. She strongly felt that when women felthappy and healthy, their family members would also be happy and healthy, explaining the reason why the support was focused on women and children.

To support these objectives, GSW Initiative Japan was established with a diverse and inclusive group of members for the Japan team led by Ann Sado, Japanese-American 3rd generation of A to Z Sado Enterprises Ltd. and former co-founder of NPO GEWEL in 2004 but currently serving as advisor. As a veteran participant of GSW for 11 years as a panelist or moderator, she is committed like Ms. Sung-Joo Kim in bringing economic self-independence and advancement of women's status globally, but especially in Japan where the percentage of women on the Board of Directors in major companies is still 1.4%. Recommendations for candidate recipients of this monetary donation from GSW Initiative Korea, WHW, were provided.



She chose experts in disaster relief work such as Mr. Carlos Miranda Levy from the Dominican Republic, who
had served in the relief activities of Haiti and Katrina disasters, as one of the team members, who had already been here to provide relief work in Tohoku. On his Relief 2.0 team, executive director of British Chamber of Commerce, Ms. Lori Henderson, co-founder/director/secretary general of IMPACT Japan Foundation,
Ms. Haruko Nishida, and Mr. Damian Penstone, partner of Propel Consulting were also present to give comments and advice after working in Ishinomaki. She also worked closely with the president of NPO KIFA, Ms. Narikou Kaneshiro, a Korean resident living in Japan for a long time, bridging the two cultures of Japan and Korea and regular participant of GSW. Also a young political female leader from the Liberal Democratic Party, Karen Makishima, who headed the 17th district of Kanagawa Prefecture, also assisted as she had attended the GSW in Istanbul, Turkey for the first time and realized the importance of GSW's mission. Also from NPO GEWEL, Ms. Michiko Sugita and Ms. Chie Motoi, newly elected directors joined in the support, along with Ms. Maki Sasaki,secretary general. Other organizations such as HealAction of Ms. Junko Kim, Peace Boat of Mr. Yoshioka Tatsuya, Living Dreams Japan of Mr. Patrick Newell supporting 18 orphanages in Tohoku and Kanto, Athlemedia of Mr. Kei Itoh,and Inter-America Development Bank of Ms. Ada Diaz Duque were also there to provide pertinent information or comments to assist the Korean side.

*From the informal press conference, two news article coverage followed as below in Japan and one in Korea.
The Japan Times
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110709b2.html

Chuo Nippou Shahttp://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?articleid=2011071200200093019&linkid=4&newssetid=1352
| Maki | その他 | 10:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
被災地支援活動 “Women Help Women”

GSW Initiative “WOMEN HELP WOMEN”について

Global Summit of Womenの活動の一つとして、東日本大震災で被災された女性や子どもたちをサポートしていこう、という動きが始まりました。

3.11の被災を聞き、GSWの国際委員会の委員である韓国の実業家 Sung Joo Kimさんが、即座にサポートを申し出ていました。この度、韓国の女性起業家や女性医師たちと共に、7月8日来日し、今後どんなサポートが必要かを関係者や支援専門家たちとワークショップを持ち、被災地の、特に女性起業家へ継続的サポートをしていきたいというプランを話し合いました。



そのサポートの一環として、まず10万ドルの寄付と15万ドル相当の物資支援を申し出ています。この受け皿はGSW Initiative Japanが受け持ち、関係者と連絡を取り、被災された女性や子供たちのため、最も有効に活かせるよう調整を取ることになりました。

韓国代表団のメンバーの女性医師は、被災された方たちのメンタルケアが大切であることを強調していますし、起業家の方たちは事業を復興するためのビジネスアドバイスやさまざまなビジネスコラボレーションを考えています。また、女性だけではなく被災によって親を失った子供たちへの支援も活動に含まれます。韓国からの女性代表団の人たちは、小さな歩みでも、確実にかつ継続的にサポートを続け、女性たちの自立に役に立ちたいと述べています。



GSW Initiative JapanはGEWELのアドバイザーである、アン佐渡さんがリーダーとなり、多様な人たちがメンバーになっています。災害コンサルタントのカルロス・ミランダさんは、すでにReilief 2.0チームを立ち上げ、東北での被災された方へのサポート活動を行っている人です。ほかにもBritish Chamber of Commerceの専務理事ロリ・ヘンダーソンさん、IMPACT foundation Japanの事務局長西田治子さん、在日韓国人の女性起業家の金城成行さん、政治家牧島かれんさん、ピースボートの吉岡達也さんなど、現地での活動を支援している多くの専門家の方々とともに様々な視点で、5年間にわたる、このGSW Initiativeに関わっていくことになります。

*その様子は下記に掲載されました。
The Japan Times
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20110709b2.html

Chuo Nippou Shahttp://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?articleid=2011071200200093019&linkid=4&newssetid=1352
| Maki | その他 | 09:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
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安心していられるため自己肯定感を持っているラダックの人たち 幸せの経済学より

幸せの経済学を見て、わが身を振り返ってみました。
By 藤井 幸子

前回のメルマガで紹介したように高井さんがこの映画の感想を、書かれています。http://blog.gewel.org/?eid=150960
私も国際生物多様性の日(5月22日)にこの映画を見ました。映画だけではよく見えてこなかった、ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんのメッセージの背景を理解しようと、懐かしい未来−ラダックから学ぶ−(懐かしい未来の本 発行)を読み始めました。

ラダックで起きていることは、すでに地球規模で経験していることです。ヘレナさんが1975年に移り住んだラダックは、それまでローカルで経済が回っていたラダックの幸せな生活が、かなり短い間に、開発、グローバル化という名のもと、その地に住む人々の生活や意識がどんどん変わっていく様子をみて、これではいけないと起こした活動がラダックプロジェクトです。ローカルで、ほぼ自給自足に近い生活をして、お互いの顔を知っていて、助け合いながらその地にあるものを育て、食べ、自分たちの文化を持っていた人たちが、外から来るものが、優れていて自分たちが長い間培ってきたものを価値が低いと思うようになっていくことに危機感を感じて起こした運動です。
映画の中では、ローカリゼーション、GNH(国民総幸福)、生物多様性をキーワードとしてメッセージしています。

我が身を振り返って、自分が子供の時から社会人となってからも、日本でも同じことがおきていたのだと再認識しています。海外から入ってくるもの、文化、さまざまな製品、食料品など、明治維新の開国以来、私たち日本人は自分たちの文化を尊重してきたのだろうか?経済効率化を推進することが優先され、自分たちのアイデンティティについて、あまり考えずに突っ走ってきたのではないか?と考えるこの頃です。

ひととの関係においても、私たち団塊世代の成長期は都会へ多くの人が流れて、一次産業よりは2次産業、3次産業へと労働人口の構成がシフトしています。それと共に、祖父母、両親、子供がいる大家族から、家族がどんどん細分化されて、核家族、そして一人住まいへと。地方では高齢の方が多い、限界集落が当たり前みたいなのが、日本の現状となっています。ヘレナさんの本の中では、“大家族の中では親密ではあるが、核家族のように一つの関係だけが密着したものではない。子供たちは多様な世代から学ぶことができ、個人により大きなゆとりと柔軟性をあたえ、圧迫感を減らしている。特に年よりや、女性、子供が不利になることが少ない。”“年寄りの経験と知恵が尊重され、。。。。対照的に私たちの社会では、技術の変化が速いため、経験はどんどん価値が低くなっている。。。。”と述べています。また、“ラダックの人たちは、親密で信頼でき、長く続く他人との関係の共同体で生きていて、西洋的な自由という概念とは異なるが、自分に対する疑いを持つことが少なく、安心していられるため自己肯定感を持っている”とも書かれています。

3.11が起きて、本来自分たちが生きていくために必要な自然、食料などを担ってくれている人たちへ敬意を忘れていたのではないか?ということに、正直恥ずかしながら気がついたのは事実です。お店へ行けば、欲しいものが買えるという便利さの陰には、どれだけ多くの人のおかげがあるのかを、忘れがちになっていた自分の姿があります。
今更日本はローカリゼーションができるのか?という疑問もありますが、日本のもつ文化を再度見直すことが必要だと思います。次世代の人たちに伝えられるものを。。。。
| Maki | その他 | 01:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
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GEWEL history 2 2005〜2010

GEWEL History from the Viewpoints of Co-Founder(2005〜)By Ann Sado

We were consequently able to stage the first symposium promoting Diversity Management in 2006 with guest speakers such as Dr. Price Cobbs, leading Diversity Management expert, Ms. Melanie Harrington, executive director of AIMD (American Institute for Managing
Diversity, Inc. of Dr. Roosevelt Thomas), Kay Iwata, founder/president of K. Iwata & Associates,



and other Japanese speakers as Ms. Mitsu Kimata, president of NPO JKSK,
Mr. Masanori Kanda of ALMAC Inc., who both served as GEWEL advisors. HP's Mr. Yamada and Ms. Kawai, along with Goldman Sachs' Ms. Fukumoto participated in the panel discussion with Kay Iwata and Melanie Harrington.




Every year I was able to take more women from Japan to the Global Summit of Women. In 2007 at the Berlin Summit, I was able to have women like Ms. Yukiko Yoshimaru, Diversity Development Office head at Nissan Motor Co., Ltd. to speak about their programs/efforts on work/life balance, and in 2008 at the Hanoi Summit, Ms. Taki Fukumoto of Goldman Sachs' HR director to also speak on the panel on Work/Life Integration with ministers and corporate executives. Her appearance with her Japanese husband carrying their son in his arm changed the outlook for Japan with male involvement in childrearing.





At the Beijing Summit of 2010, Ms. Julie Hickey with support of Ms. Chie Motoi spoke of Accenture Japan's unique support program based on the age of the child and the appointment of 10 female executive partners, a true breakthrough in Japan.



From 2010 the study team at NPO GEWEL was able to offer a more comprehensive workshop on the aspect of Inclusion, a key component for Diversity Management's success, using the animation of Roosevelt Thomas Consulting & Training, "The Giraffe and Elephant Fable."
This workshop is on-going and evolving make more individuals and corporate managers/directors aware of Diversity & Inclusion!

| Maki | その他 | 00:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
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GEWEL history 1 2001〜2004

GEWEL History from the Viewpoints of Co-Founder(2001〜2004)By Ann Sado

Stepping down from Vice President of NPO GEWEL to Advisor in order to pass the baton down to the younger generations with gratitude to all who supported NPO GEWEL since 2003!

Today on April Fool's Day, 3 weeks have passed since the 3.11 Tsunami/Earthquake/Nuclear Radiation Disaster.
My heart is heavy for all the lost lives and those who suffered unbelievable devastation forcing many to live in evacuation centers. One of my dear friends from the time I arrived in Japan to study at Waseda University in 1970 was one of those who had evacuated.

However, she sent good news that she and her spouse returned to their home on the hills of Iwaki, Fukushima. I am concerned for the safety of their health but amazed at their courage to continue finding a way back to normalcy! I pray fervently for the resolution of the nuclear radiation and for the brave men battling to stop the meltdown.
* * * * *
All this takes me back to 2001. I remember vividly attending the Global Summit of Women right after the 9.11 in Hong Kong to participate as a moderator for a panel of entrepreneurs. My UA flight was cancelled but I managed to switch to Cathay Pacific and got there on time. About 550 women leaders were expected.

When I arrived, I thought only about 100 or 200 would be attending, but lo and behold, over 500 women were already there. I was truly impressed with the commitment of these women leaders.



Two Algerian female leaders could not get the flight out to Hong Kong but they arrived on the 3rd day of the Summit. My heart
burst with pride, and all 500 or more women stood up to give standing ovation to these two ladies who had weathered all sorts
of obstacles to attend. Their commitment, perseverance, and determination were greatly respected and integrated into the heart of each attendant.

After this experience, it became the motivation for me to find like-minded partners among women in Japan to create a space for each of the ladies to fully express their potential and to assist in empowering more women to realize their greatness as with the Global Summit of Women.

With Maki Sasaki, we had organized a trip to study women's leadership in Korea with Professor Kanatani of the Women and Work Research Institute. I was fortunate through my Zonta Club of Tokyo III under Zonta International, District 26 to find the connection to meet with Ms. Yunsook Lee, who was a minister of the Women's Affairs at that time and also had served as the Governor of Zonta International, District 26 for Korea, Japan, and Taiwan.

For this study group, Maki Kimura also accompanied as a reporter of Jiji Press. Both Maki Sasaki and Maki Kimura decided to join my efforts to create an NPO to support more women to be empowered.

Through Maki Sasaki, I was introduced to Kimiko Horii and Hitomi Konishi, who were also looking to found an organization to empower women while they assisted at Women and Work Research Institute. After meeting them, we all decided to work together and came up with the naming of GEWEL, Global Enhancement of Women's Executive Leadership, and other directors were approached.



Hiroko Tatebe, who was also inquiring at Women and Work Research Institute, decided to join forces with us. With incredible speed, our organization had begun to shape in July of 2003, and our NPO proposal was registered with the Tokyo Metropolitan Government in September of 2003. With record speed of 3 months, we were registered in January 2004 and off to a great start to focus our energy on training women in all skills that would raise their self-esteem and encourage them to break the glass ceiling at every level of the corporate management. Also we had the support of various advisors abroad like Ms. Yunsook Lee and in Japan as Ms. Mitsu Kimata, Ms. Merle Okawara, Ms. Sakie Fukushima, Mr. Takashi Kiuchi, and others.



*Create Your Own Brand in Los Angeles,California
*Global Summit of Women 2003 in Marrakeck,Morocco
*Global Summit of Women 2004 in Seoul, Korea

We added along our evolving journey not only Jack Canfield's "Peak Performance" and "Success Through Action and Responsibility" workshops, but in 2004 through my association with the Asian Pacific American Women's Leadership Institute (APAWLI), we were able to have Kay Iwata, consultant of diversity management and good friend of Adrienne Pon, one of GEWEL's advisors and on the Board of Trustees for APAWLI, to come to Japan and walk us through the Diversity Management principles she consulted and trained in many Fortune 500 companies. We also took over 30 some Japanese female leaders to the Global Summit of Women 2004 in Seoul, Korea.

To continue with next edition (2004-2011) ...
| Maki | その他 | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
社会貢献 まず知ることから始めましょう

誰かのためなら人は頑張れる
By 藤井 幸子

先日 Chabo!(Charity Book Program:ある著者たちが本の印税の20%を寄付し、JENというNPOを通じて世界の難民、被災民のサポートに使われる)の著者と読者の集いに参加してきました。そのタイトルは「誰かのためなら人は頑張れる」というものです。NPO法人JENの事務局長木山啓子さんの著書と同じタイトルです。

初めに勝間和代さんが、社会貢献はそんなに大げさに考えることでもない。誰かのために、は自分のためにと同じこと。
ーりに活かしてもらっている。(自分は誰に活かされているのか?を体感すること)
⊆分から始まる。(自分の中に組み込むことから始まる)
6眩の報酬よりは、感謝・喜びの報酬が大きい。これによって人生が楽しくなる。
というイントロから始まりました。

パネリストの方がご自身の“誰かの役に立つこと”の意味を語り、その中から印象に残ったことをいくつか。。。ご紹介します。

人の役に立つことは相手の問題を解決することで、自分の能力がそれにより高まる。またネットワークが構築されることで、自己成長も図れる。

生きているだけで、ひとは10の負債を負っている。それを11以上にして返さないと、社会全体にとってプラスにならない。

この言葉はパウロ・コエーリョのザーヒルという半自伝的小説の中に、「善意の銀行」について語っていることと一致します。 私はストーリーよりもこの言葉が記憶に残っています。「人は善意の銀行に蓄えられているものを借りたら、次の人が使えるように善意を預けることが求められる」。誰かに善意で助けてもらったら、次の人に何か役に立つことを返しておくことだ。という意味でしょうね。

フロアから、自分と遠い距離にある人(例えば難民や被災民で自分の身の回りではない)には何かしても直接言葉を交わすわけでもなく、役に立った気がしない、という質問が出ました。これに対して、

見返りを期待すると不幸になる。遠いところにいる人でも、その人たちの存在を気にしたことが、これまでの自分と異なることで素晴らしいことだ。というコメントをしていました。

ちなみに木山さんの難民・被災民の自立支援への5つのお願いは。
 |里襦´行動する B海韻襦´に困譴覆ぁ´ヅ舛┐
というものです。これは個人としても同じことが言えるのではないでしょうか?

私たちは一人では生きていけない、いろいろな人のおかげで今の自分がある。ということを謙虚に認識し、誰かの役に立てる自分は、素晴らしいと思えるような人生を送りたいものです。職域社会だけの自分の存在ではなく、家族、友人、地域社会とのつながりの中で、自己資本と他人資本の循環をうまくして回すことで自分の貢献残高を高めるという勝間さんのはじめのコメントが腑に落ちました。

また、12日の土曜日のNHK総合TVの無縁社会に関する総合討論の中で、
ある人が自分は非正規社員で職域の中ではつながりを感じないが、ビッグイッシュ―を毎回買うたびにそれを売っているホームレスの人と少し話すときに、感謝されると人とのつながりを実感するというコメントがありました。
ほかの人からも、職域の中だけで人とのつながりを求めようとせず、周りに活かされている自分をもっと実感すべきであり、ひととのかかわりは面倒なことがたくさんあるが、踏み込む発言をして、日常的な経験から人との関わり方の境目を学ぶことが大切だ。
“ヤマアラシのジレンマ”(お互いにとげが気になって近寄れないヤマアラシのようなものだ)の状態から抜け出すことが大切(これは自分と異なるひとと関わることはお互いのとげが気になる。Tensionを感じる。しかし、これは当たり前のことで、そのようなとげを受け入れることも人生の醍醐味につながるのでは?)というのも面白い表現でした。

Diversity & Inclusionは、多様な人とどうかかわるか?(面倒なことは多いですが)、自分も大切にし(自分だけが良くなればいいということではありません)、他人の価値も尊重し、お互いを活かせる許容性を持てるよう、日常的なことから実践するひとが一人でも多くなるといいと思っております。

CHABO! 
http://www.jen-npo.org/chabo/about/
| Maki | その他 | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
スローフードにみるD&I

自然と周りの人々と調和を取りながら生きる
スローフード協会会長のカルロ・ペトリーニさんからのメッセージ
by 藤井幸子


先日、スローフードについての番組がありました。「すべては食から始まる」という哲学で、なんでも効率を目指す昨今、食べることにもっとケアしないといけないのではと思いました。

日本は、世界で最も多様な食文化を受け入れている国だと思いますが、世界中のいろいろな食材が入ってきて、世界中の料理を食べることが可能である。日本人は多様な料理に興味を持ち、受け入れています。日本に滞在する外国人は日本(特に東京)は食生活については最高だといいます。多様な食材、料理の個性をリスペクトしつつ、いながらにしてこれだけ多様な料理を楽しめるということで、日本の食文化は確かに多様で、寛容ですね。


スローフード運動はイタリアのピエモンテ州 ブラ市から始まった、世界的な活動です。
環境問題としては、生物多様性と同様に、世界中の食材のなかで、かなりのものが絶滅寸前だそうです。効率を求めるあまり、原種の食材(野菜など)が今後得られなくなるとも。
食育の面からは、ブラ市の小学校での授業の例に、近隣で取れたリンゴ、遠距離にある生産地から来たリンゴと、遠くから来たリンゴにはどんな違いがあるか?(子供たちが地産地消を知っていたのには驚きましたが)という課題について、学んでいました。またそれぞれのリンゴがどんな色、匂い、味がするか?一覧表に書かせています。自分でどう感じたかを子供一人一人が自分の言葉で書いています。先生はどの子どもの言葉も大切にコメントしていました。これは食の多様性に対する感性、形、色、匂い、味覚、食感、言葉に対する感性を養う教育だと思いました。

また、世界のどこにも食について総合的に研究する機関がなかったために、多角的に食文化に関わることを学び、研究する大学をブラ市に作り、世界中から学生が来ています。総合的にということは食材の産地、環境問題、歴史、食文化、心理学、文化人類学などです。

会長のカルロ・ペトリーニさんは、スローフードの意味することは、「自然と周りの人々と調和を取りながら生きる」ということ、食を通して自分もひともCareする(楽しく料理を作れば、それが食べる人にも伝わる。食を通じた人とのかかわり)ことなど。スローの意味も、生活のスピードを自分がコントロールできる範囲で。生活の質を見直すことに他ならない。とありました。食のD&Iの面からとても大切なメッセージだと感じました。

| Maki | その他 | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
Female Contestants Take 1st and 2nd for the First Time!

KeyForce Toastmasters Club Female Contestants Take 1st and 2nd for the First Time!
by Ann Sado

On October 11th afternoon at JICA Tokyo Center, the Area 23 Humorous Speech Contest took place with 5 contestants from Bannerdale, Key Force, and Hachioji Toastmasters Clubs. The host club was Bannerdale Toastmasters Club.

   

3 men and 2 women competed, and for the first time in many years, 2 women placed 1st and 2nd place, a real breakthrough in Diversity & Inclusion. Misato Ishikawa placed 1st with a funny speech about the interesting people among the judges she met for reporting on the job at NHK and for year-end parties. Ann Sado placed 2nd with a hilarious speech about her 6 kilogram furry Himalayan male cat and his antics, which eventually made the owners wonder who was the boss in the house! Hiroaki Masui of Bannerdale Toastmasters Club placed 3rd for his humorous speech about being made to buy fake antique in Morocco.

During the interview, Ann Sado explained about KeyForce being the first club with women taking the initiatives, being a social experiment, so that men who join the club had to face the glass ceiling of not being able to be the president of the club. KeyForce was named because women had the key to unlock the Force in the Universe because they had the power to bring new life. There is one other club in Hawaii,named Toastgoddesses, which is also mainly for women to foster communication and leadership among women. Both founders, Laura Crites and Ann Sado, felt in 1999 that it was most important to empower women to become more influential public speakers.

A researcher of JICA from Antigua spoke after the contest that in his country there were hardly any strong women role models and mothers did not have any influence over their children due to the collapsed family system, so as a counselor/coach for young men in jail, he felt that it was most important to empower women in his country.

If anyone is interested in seeing how Misato Ishikawa and Ann Sado would do at the Division Humorous Speech Contest, you can join on Nov. 3rd, Wed. at the Tokyo Women's Plaza in the afternoon. Please check www.keyforce.org for further information.

| Maki | その他 | 21:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
日常の一コマでみるD&Iと寛容

先日、夜9時ごろ、山手線の電車で、3歳くらいの子どもをつれている母子をみかけました。男の子は、ずっと「立つのいやだ」とぐずって、お母さんにぶら下がったり、泣いたりしています。お母さんはほとんど放心状態です。

その光景を見て、その昔、子どもを連れて電車に乗っていた時、近くにいた男性に「うるさいなあ」と言われ、批判の目で見られた時の瞬間が頭の中によみがえりました。


 * * * *

8月29日ツイッタ―で話題になった、朝の東京の地下鉄で、
「子どもがうるさいので降りてくれませんか。これからみんな働くん
ですよ」と言って、勝ち誇った笑みをもらした女性に関する話です。
母子は次の駅で泣きそうな顔して降りて行ったといいます。
http://news.livedoor.com/article/detail/4974161/

状況がわからないのでなんとも言えない、と言いたいのをあえて置いて、
これだけの情報のみでコメントしてみたいと思います。

なぜ、この女性は、お母さんが働いていないと判断したのでしょうか。
なぜ、うるさくしている子どもに、働きかけなかったのでしょうか。
なぜ、いろんな人が乗ることが前提の公共交通機関で、「降りてください」と言うことができたのでしょう。

この女性の言動について、
「子どもは、泣くのが仕事」「日本人はいつからこんなに冷たくなったのか」「これは脅迫。同じ運賃払って乗っているのに、降りることない」という意見とともに、
「よく言ってくれた」「勇気ある行為」という賞賛する意見もあります。

この行為は、ダイバーシティ&インクルージョン(多様性と受け入れ)の視点からみてどうでしょうか。

D&Iの問題は、会社の会議室などの特別な場面だけの話ではないと思います。

自分の、今の環境にあってほしくないと思うものを排除する行為は、リスクを避ける本能的なものです。
自分の、心地よいところに安住していたいという気持ちと対峙する瞬間、生まれる葛藤があります。

ひとは誰でもきれいなもの、心地よいもの、好きな人や安心できる物事に囲まれて生きていたい。
しかし、みんなが自分の心地よさだけを追求する社会は、安全で心地よいのでしょうか。


 * * * *

すこし相手の立場に立つことで、みえなかったことがみえてくることがあります。

山手線で、わたしは、男の子の気がまぎれるように、横から「眠いね。お腹すいてるのかな?おばちゃんも」と、できるだけやさしい声でかけてみました。男の子は驚いて、はにかんだ様子で、ちょっと笑顔をかえしてくれました。

みなさんは、どう思いますか? そして、同様の場に出会ったとき、どんな風に感じ、どんな行動をしますか?

By 佐々木まき

 * * * * *
次回、本音で語ろうD&Iワークショップは、英語版のDVDをみて、自分の具体的な経験を皆さんで話していただく予定です。

10月12日(火)18時30から20時45分まで
場所は、東京ウィメンズプラザ(表参道)です。

参加ご希望の方は、mail@gewel.orgまでどうぞ。
今からスケジュールに入れておいてくださいね。


| Maki | その他 | 16:17 | comments(1) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
ダイバーシティ体験 暗闇ワールド

真っ暗闇を体験して、暗闇と対話してみませんかとお誘いをうけ、暗闇、怖いなあと思いながら、どきどきしながら行ってきました。

ここからはネタバレになるので、体験したい人は読まないでくださいね。

はじめに。暗闇探検。
チーム8人は、視覚障害者の方のガイドに従って
白杖をもって真っ暗闇のなかを探検します。

だんだん光がなくなる世界へ。
不安で、動悸がして、冷や汗がでるような感覚です。
ひやー、もともと怖がりなので、すっかりパニック寸前です。

でもそこには、力強いガイドさんの声と腕が待っていてくれました。
「ここまできてね。そうそう。着きましたね。」
やさしい暖かい手。とっても安心。

最初はぎこちないながらも次第にみんなで声をかけあって、
手を差し伸べたり、肩を貸しあったり。

暗闇になれてくると音とにおい、
左手と右手でもつ杖の情報が頼りです。
いつも使わない五感がフル回転しだします。

探検のあとは、ビジネスプログラム。

暗闇のなかで、与えられた課題をチームで解決していきます。
光があれば一目瞭然なのに、もどかしいったら、ありません。

自分の持っている情報をなんとか伝えようと
あらゆる言語を駆使して表現します。

これは
難しかった・・・。


最後は、「暗闇ティータイム。」
これってなに?
ここになにかあるよ。
コレまわしますね。どうぞ。
何かわかんないけど、飲んじゃお。
これおいしいよ。食べて。これもどうぞ。とか
あれこれ、おしゃべりしながら、触り、香りや食感を楽しんだのでした。

自分がどう見られるかを気にしなくっていいのも楽でした。

  *  *  *

こんなこと、当然わかってるだろって思わずに自分の思いや考えをちゃんと言葉で表現することってとても大切と感じた一日でした。

ダイバーシティ&インクルージョン、多様性と多様性を受け入れることの意味を体感できる一日でもありました。

暗闇体験できるのは
ダイアローグ イン ザ ダーク
(銀座線外苑前徒歩8分)

By ささき
| Maki | その他 | 18:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
GEWELの活動に関するアンケートのお願い

GEWELの活動に関するアンケートにご協力ください!

NPO法人Gewelは、ダイバーシティ&インクルージョンを普及するために活動しております。創立6周年を経過し、今までの活動を振り返り、今後ますます社会的に意味のある活動を推進していくために、皆様のご意見を反映させたいと考えています。
質問項目は下記の5問です。
下記のアンケートサイトにて、ぜひご回答をお願いいたします。

1.GEWELをどこで知りましたか。
2.どの活動に参加しましたか。
3.あなたの役に立った活動は何でしたか。
4.今後期待する活動は何ですか。
5.今後活動に参加・協力していただける方を募集しています。


http://www.dounano.net/answer/vXjhP1365.html
| Maki | その他 | 01:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
米連邦政府で働く最高位の日系人女性、ジャネット・タカムラ教授

「ジャネット・タカムラ教授との朝食会」
By 日経BP社・記者 治部れんげ

 3月16日(火)に、ホテルオークラのティールームでコロンビア大学・社会福祉学部長のジャネット・タカムラ教授を囲む朝食会が開かれました。タカムラ教授は老年学がご専門で、クリントン政権時には大統領任命により、保健福祉省の高齢化問題担当次官補を勤めました。米連邦政府で働く日系人女性として、最高位だそうです。
タカムラ教授の英語プロフィールはこちら。

 研究者、政策立案者として活躍してきたご経歴から、いわゆるアグレッシブな米国キャリア女性を想像していました。ところが、実際にお目にかかってみると、タカムラ教授は柔和な雰囲気を持つとてもチャーミングな方でした。限られた時間に出席者の意見に耳を傾け、自然な雰囲気で意見交換をされる様子が印象的でした。

 日本には女性リーダーが少ないため、「女性の」リーダーに対するイメージが偏りがちです。けれど、米国にはすでに企業役員に占める女性割合も15%を超えており、高い職位に就く女性はもはや珍しくありません。そういう中では“女性リーダー”のあり方も多様なのだろうと推察しました。

 お話のなかで特に印象に残ったのは、タカムラ教授がなさった定年退職者に関する研究です。定年退職を間近に控えた人に、定年後の生活について説明会を行うと、心境に変化が生まれるというのです。

●日米で共通する退職問題

 「早く退職したいか」という問いに対し、説明会前は多くが「イエス」と答えるそうです。この段階では、皆、定年退職についてあまり知識がなく、「これからは仕事をせずにゴルフ三昧」といった甘い期待を持っているためです。しかし、定年後の生活について説明を聞き、退職金で暮らす現実の厳しさを知ると、多くの人が、「早く退職したいか」という問いに「ノー」と答えるようになるそうです。

 私も少し前に、日本の会社員の定年後について取材しました。定年後の生活設計をテーマにしたセミナーが、日本の会社員にも人気を呼んでいます。これまで仕事一本槍できた人は、日本でも米国でも、定年後は大きな精神的ショックを乗り越える必要があることが分かりました。
 日本では定年退職した男性が、長い時間を持て余した結果、妻にまとわりついて邪魔にされるという話をよく聞きます。タカムラ教授から、米国でも同じことが起きていると聞き、興味深く感じました。高齢化社会に入り、直面する課題は日本も米国も共通しているようで、私たちはお互いに学び合うことがたくさんあるなと感じました。

| Maki | その他 | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
安心して自分の考えを言える場は多くの人たちが求めているもの

シニアもつながりを求めている
―“本音で話す場があれば、エネルギーをチャージできる―
By 藤井幸子

あるNPOのお手伝いで、組織を退職したシニアを対象に、“2度目の一歩をふみ出そう”というセミナーを行いました。全く見ず知らずの人たちが約15名、男性がそのうちの8割以上でしたが、初めはかたい表情でした。シニアは社会から何を期待されているか?というテーマについて、大学生のサポートメンバーも入った5名ほどで話し合い、自分の人生を語るというインタビューなどプログラムが進む中で、だんだん打ち解けて、自分のことを話すようになり、1日半のコースを終えた時には、素晴らしいネットワークになりました。

皆さんリタイア後も社会とつながりをもとうと、それまでもある度の活動をしている人たちでしたが、何かしらしっくりこないのか?自分の居場所を求めているようでした。

20歳そこそこの学生メンバーと本音で話せる場は、なんて素晴らしいシーンか!思わず感動しました。学生にとっても普段はシニアの人たちと話すこともありません。彼らはシニアに何を求めているのか?人生を長く生きている人たちから、結果だけでなく、どんな背景、プロセスでそうなったのか?それぞれの人たちの価値を伝えてもらいたい。という意見が多かったようです。「でも、そんなきっかけがないんだよね。。。」というシニアの意見が圧倒的です。

このセミナーでは世代、性別、経験などまさしくダイバーシティな人たちが、お互いを受け入れて、本音で話す場を得て、自分が何をしてきて、これから何をしたいのか?いろいろな人たちの意見を聞き、エネルギーを得て、次の一歩を踏み出そうとしていました。安心して自分の考えを言える場は多くの人たちが求めているものなんだと痛感した次第です。

ところで、私たちは何があると幸せだと感じるのでしょうか?
あるシンポジウムで、NPOで世界の難民といわれる人たちの自立支援をしている女性の話です。「人の幸せは誰かのために何かをすること」であり、そのNPOでは自立を支える基本方針として、「自分の身の回りにおきていることに、何か気がつくことから、少しずつ幸せになってもらいたい」。「自分のことを分かってくれる人がいることで、悲しみの連鎖を断ち切ること」だそうです。

この二つの事例からも、人は本音で話すことができて、それを聞いてくれる人がいる。ということだけでも幸せになれるのではないでしょうか?


| Maki | その他 | 23:53 | comments(1) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
暮らしやすさに関して、日本は世界36位 ー2010 Quality of Life Indexより

D&I社会調査にちなんで 国際比較”暮らしやすさ”
By 佐々木まき

GEWELでは、私たちが今どこにいるのかを考えるために、ビジネスパーソンの社会調査を実施しました。これからどこに向かって歩んでいくのか、を考えるデータ<2010 Quality of Life Index>がありましたので、一緒に見てみたいと思います。

データでは、Quality of Life 、暮らしやすさに関して、日本は194か国中36位だといいます。総合点ではコスタリカやポーランドよりも低い。安全性では100点満点、気候は84点と高得点ですが、経済は51点/100点と泣かず飛ばずですし、リビングコストのポイントが大変低いのが課題です。100点満点中24点です。生活物価の高さ、住居の狭さとはいえ、日本よりポイントが低い国、スェーデンの0(世界最下位)を除き、下から2番目193番目です。
ウェスタンスタイルの生活様式を基準にしていることなど、当然視点の偏りはありますが、世界最下位に近いリビングコスト、194か国中36位をどう見るか・・・。

首相は「世界経済第2位の国」と胸をはって演説されていますが、私の日々の生活実感からすると36位というのは、十分妥当な線のような気がします。
夜塾に通う子どもの安全が図れ、働く母にとっての命綱!と、早々に持たせた携帯電話。月請求額が5万円を超えたこともままあります。(パケット代だとか。あとから抗議しても、”暖簾に腕押し”でした。)
夜遅くまであいていて、私たちにはとても便利なスーパーやコンビニ。でもそこで働く人たちはパート・アルバイトなので所得が低く家庭がもてません。若者だけでなく、年齢が高い人も多いのが現状です。
東京では、毎日のように電車が止まっています。すっかり当たり前になってしまった”人身事故”。疎外されている多く人々の存在を教えてくれます。

D&Iは、単に個人が所属する組織の中だけで完結するものではありません。一人ひとりが生きているあらゆる場に広がり、影響を及ぼしていくものです。個々人の生きがいややりがいが生まれ、究極的には、人が生きることの質を高めるものとなっていきます。

私たち自身が自信を持って、日本は暮らしやすさNO.1!といえるようになるために、何から始めればいいと思いますか。私は真摯に人と関わることから、“認め、尊重するD&I”を、日常の一こま一こまで実践しようと思っています。

2010 Quality of Life Index: 194 Countries Ranked and Rated to Reveal the Best Places to Live
項目:Country、Cost of Living、Leisure & Culture、Economy、Environment、 Freedom、Health、Infrastructure、Risk & Safety、Climate、Final Score

1. France  55 81 69 72 100 100 92 100 87 82
2. Australia   56 82 71 76 100 87 92 100 87 81
3. Switzerland  41 86 79 78 100 95 96 100 77 81

4. Germany    54 82 71 83 100 89 90 100 79 81
5. New Zealand  62 82 65 77 100 88 70 100 84 79
6. Luxembourg  44 76 85 77 100 87 66 100 83 78
7. United States 56 79 67 62 92 78 100 100 84 78
8. Belgium    41 83 66 64 100 88 96 100 86 78
9. Canada    62 76 69 62 100 84 85 100 69 77
10. Italy     56 85 63 74 92 90 62 100 87 77
(中略)
31. Chile     60 67 54 71 100 73 73 100 59 71
32. Estonia   60 82 44 77 100 75 64 86 74 71
33. Costa Rica  62 64 53 78 100 78 48 93 79 71
34. Panama    62 63 52 77 92 72 74 93 69 71
35. Poland    51 74 52 72 100 80 64 86 76 71
36. Japan    24 92 51 71 92 89 64 100 84 70

参照データはhttp://www1.internationalliving.com/qofl2010/index.php#Japan

分析は、http://www.internationalliving.com/Internal-Components/Further-Resources/quality-of-life-2010
| Maki | その他 | 13:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
「子育てから考える日本のサステナビリティ」オルタナ最新号に

GEWEL理事をさせていただいております、環境ビジネス情報誌「オルタ
ナ」副編集長の木村麻紀です。

私事ですが、一昨年10月に出産し、半年間の産休・育休を経て復職しました。復職から約10カ月。この間の仕事と子育てとの両立とはとても言えないほどの「悪戦苦闘」(苦笑)から発案した座談会企画「子育てから考える日本のサステナビリティ」を、ただいま発売中のオルタナ最新17号で掲載しました。

今の少子化対策、両立支援には何が足りないのか。仕事と子育ての両立から得られる喜びとはー。

環境に関わる分野で活躍するビジネスウーマンのネットワークで、私もメンバーの一人である「環境ビジネスウィメン」のご協力を得て、同じ時期に出産したビジネスウィメンの面々、プラスちょっと先輩の河口真理子さん(大和総研)、大先輩の土堤内昭雄さん(ニッセイ基礎研究所)をお迎えして、前内閣府男女共同 参画局政策企画調査官の船木成記さん(博報堂)にモデレートしていただきました。

女性起業家(企業家)が出産・子育てというライフイベントに遭遇して直面した様々な問題点を取り上げて解決へのヒントを話し合うと同時に、彼女たちの日ごろの体験を分かち合いながら、ワークライフバランスやオルタナティブな子育ての実現に向けたユニークな提言になったのではないかと自負しております。

長いバージョンのものをウェブサイトで詳報しております。お時間の許
す方はこちらもご覧下さいませ。
http://www.alterna.co.jp/ikuji/index.html


ご興味を持っていただけましたら、ぜひともお手にとってご覧下さいませ。
http://www.alterna.co.jp/ 
(オルタナオンラインショップで販売中。全国書店、アマゾンでも販売)

| Maki | その他 | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
“あうんの呼吸”はもう通用しない

いま日本人に言語力が求められている
―“あうんの呼吸”はもう通用しない―
By 藤井幸子

30日夜のテレビで言語力について、サッカー選手を例にとって、日本人の言語力が低くなっていることが問題だと言っていました。学校教育の現場でも大いに問題にされているとか。また、企業でも特に新人で頭がいいのに、言語力の低い人が増えており、特訓しているとか。。。

“日本人よ主張せよ”“日本人らしさを追求しろ”
オシム監督は、日本ではそもそも対話が欠けていると言ってますが、妙に納得しました。
“これまで日本人は“あうんの呼吸”で、空気を読み、察する能力が高いので、言われなくても分かる、ということが良いことだとされてきた。しかしIT化、Global化の中で個人の価値観が異なることが明確になってきた昨今、自分の意見をはっきり主張すること。他人の意見を聞き入れること。さらに個人個人が異なるので、相手に合わせたコミュニケーションの細やかさが求められる”ということだそうです。この細やかさは日本人の得意とするところだそうです。

これはまさしく、ダイバーシティ&インクルージョンの推進は、一言でいえば“コミュニケーションスキルが重要だ”ということだと思いました。

“これまでの日本人の対話では、考えをあいまいにして、分かってくれるのでは?という甘えがある。これからは、自分の考え方を分かりやすく人に伝えるという努力をする必要がある”というまとめでした。

| Maki | その他 | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
勇気を持って、責任を100%自分自身で取り、行動に移す年 

新年のごあいさつ
By 佐渡アン


1月2日の赤富士 山中湖半より

2010年は虎年ですが、私が虎をイメージしますと“勇気と信念”という特性を実感します。又漢字で“虎”と書くと、インドに住む虎を意味していることを発見しました。インドやスリランカでは、虎をサファリで見かけると幸運をもたらすと伝えられています。

このように、色々な角度でダイバーシテイ&インクルージョンを感じて欲しいと思います。干支では“寅”という漢字を使いますが、古い概念や伝統を重んじる時に角度を少し変えて、新たに取り入れる事を薦めます。新しい、ダイナミックな信念を生み出す事が出来ます。虎に例えて“勇気を持って、責任を100%自分自身で取り、行動に移す年”を皆様と一緒に創造して行く事を祈念しております。

E(出来事)+R(対応)=O(結果)
E=Event(出来事)は変えられません。しかし、R=Response(対応)は自分がどのように反応するかで、O=Outcome(結果)が変わります。これはポジテイブにものを考え、対応すれば、マイナスな出来事もプラスの結果を生み出すという事を意味しています。是非そのような日本に変身して行く事を祈っております。

| Maki | その他 | 13:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
ジェンダーってそもそも何だと思いますか?

ジェンダーってそもそも何だと思いますか?
By 小西ひとみ

■下記の単語を見て、女性、男性、男女両方にふさわしい言葉を分類してみてください。

つよい、線の太い、経済力のある、指導力のある、無頓着な、頭のよい、積極的な、明るい、かわいい、従順な、依存的な、美しい、気持ちのこまやかな、家庭的な

女性にふさわしい言葉:
男性にふさわしい言葉:
男女にふさわしい言葉:
さあ、どう分類されましたか?

ところで、ジェンダーは、1960年代の公民権運動や第2次フェミニズム運動の影響から、それ以前は階層の不平等の中に埋もれていた、性、人種、民族などの不平等があらためて認識されるようになったことに始まります。これは、階層や職業は、個人の力で変化させることが可能ですが、性、人種、民族などはほとんど変更できない生まれ持ったこと、生得的特性になります。特に「性」については、社会的不平等が再認識され、女性差別の原因を模索する中で、生物学的「性」としての「sex」と、文化的・社会的に形成されたステレオタイプ的役割期待から作られた「性」としての「gender」とに分けられることになってきました。

現在では、ジェンダーとは、文化的・社会的に女性/男性を特徴づける指標や特性で、男女それぞれにふさわしいと期待されるパーソナリティ、関心、外見、役割、行動様式などのあり方といわれています。

男女それぞれにふさわしい役割は、どのように作られてくるのでしょうか。
先ほどの分類結果は、どうだったでしょうか?あなた自身のジェンダー意識の再確認となったことと思います。

伝統的役割分業が、女性/男性の特性や行動に対する人々の期待や女性/男性が開発すべき能力や技術についての人々の信念を形成し、これらの信念が女性と男性の行動を形成するといわれています。

社会における男女の格差を維持・促進する要因の一つに、女性に対する否定的な態度が挙げられますが、「女性は男性に比べて有能ではない」という考え方だけでなく、「女性は男性と違い弱い存在だから、大切にされるべきだ]という考え方の両方が含まれます。

ただ、最近の10代のジェンダー意識は変わりつつあるようにも思います。
「ギャル男」を言う言葉をご存知ですか?
渋谷を闊歩している男性たちです。彼らはヘアスタイルを決めるのに1時間をかけ女性から[かわいい]といわれることを望んでいるそうですよ。

文化・社会的役割は、時代と共に変化していきます。
もっと、個人の能力、パーソナリティを尊重していけるように、自分のジェンダー意識を進歩させて、男女共に自分の個性を活かし、イキイキと活躍できる社会を作っていきましょう。

引用・参考文献:鈴木淳子・柏木恵子(共著)『ジェンダーの心理学:心と行動への新しい視座』倍風館
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マイケル・ジャクソンにみるインクルーシブリーダーシップ

マイケル・ジャクソンにみるインクルーシブリーダーシップ
By 佐々木まき

10月28日から世界同時上映されたマイケル・ジャクソンの映画、ご覧になりましたか。2週間限定上映だったのが、満席で見られないお客からのリクエストで、2週間の上映延長(11月27日まで)されるほど多くの観客を動員した映画です。私が娘に誘われて行った映画館はレイトショーにもかかわらず、老若男女の観客で満席で、終了後に拍手がわき起こっていました。ちなみにうちの娘は3回も見に行っていました。

ここでご紹介したいのは、マイケルがコンサートをプロデュースしていく過程がとてもインクルーシブだということです。
たとえば「みんなが全てを出しつくせるように・・・」というマイケルの言葉が示す期待とみんなの成長。また一人ひとりのアーティストに対して、「ここはあなたが素晴らしく輝くところだから」という、一人ひとりの見せ場への気遣いと尊重する態度。120%当事者として参加しているスタッフの面々。そこここに垣間見えるスタッフの努力や頑張りを認めるやりとり数々・・・。
マイケルの振舞いや言動を通して、全体に張り詰める緊張感と枠を超える創造的な仕事への興奮が空気のように伝わってきます。漠然としていたダイバーシティ&インクルージョンの底力を見せてもらったような気がしました。
ご覧になるときっと、インクルージョンってこういうことを言うのか、と腑に落ちる思いがしますよ。

以下、GEWELのインクルージョンスタディーチームメンバーからの意見です。

この映画で私が感じたことは、インクルージョンのためには、
1.みんなを包む大きな目標が必要だということと
2.大きな目標を完成させたいと思う総意、そして
3.一人ひとりが完成に必要なマインドとスキルを兼ね備えたプロであるということでした。
この3つがあって、初めてインクルージョンできるんだなあと思った次第で
す。
(小西ひとみ)

インクルーシブなリーダーの下で何かをするという事は、一つのミッションに対して、自分達の智恵、能力や努力を共有しあって、勇気を持って出し切ると言う事を実感しました。意見を出すと些細な事でも検討し、取り入れてみる事をマイケル・ジャクソンはしていました。プロデューサーの方も気配りを全員とマイケルにしていました。常に尊重し合って、受容して、もっと素晴らしいパフォーマンス・舞台に全員が邁進している姿が観客を感動させていたと思います。
一場面でバンドの一人の音とリズムがどうしてもマイケルには物足り無い場合、ののしって、怒るのではなく、「とても良いが、自分が 理想している音は・・・」と言って、自分の体と声でその音とリズムを自分が見本となってショーケースしてから、相手に頑張らせ、全く音楽とリズムをクリエイションする二人の真剣な情熱と取り組みは感動的でした。
一人一人選んだチームメンバーのタレントに、踊りの一員、歌の一員、バンドの一員として、見せ場があるのが凄いと思いました。
(佐渡アン)









| Maki | その他 | 17:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
Legacies of Women Forumへのお誘い

グローバルリーダーシップを学ぶ機会です。ぜひ参加しましょう!

Legacies of Women Forumは、世界で活躍する各界の女性リーダーが一同に介するグローバル・サミット・オブ・ウィメンを毎年主催しているアイリーン・ナテイビダッド氏が国ごとに開催する新たなフォーラムです。
若い世代に対して、成功を成し遂げた女性社長の生の経験を通してビジネスやキャリアに、もっと具体的な知恵をアドバイスし、話し合える場をと開催いたします。参加者同士がネットワーキングできる軽食や飲み物も用意されています。自分のキャリアを構築しているキャリア志向の女性たちにはぜひ参加していただきたいと思います。
また、英語のみでのフォーラムですので、グローバルな環境を実感したり、インターナショナルな交流を楽しめます。

2. タイトル: Legacies of Women Forum in Japan
3. 日時: 2009年11月9日(月) 午後6時半(開場)から9時まで
4. 場所: パソナ(株) (中央区銀座5−2−1、銀座TSビル)
 map

5. 会費: 5000円(パーティー含む)当日現金にてお支払いください。
6. 特記: 使用言語英語 通訳なし
7. フォーラムスピーカー:
 モデレーター、主催者:アイリーン・ナテイビダッド
 パネリスト:
  フクシマ咲江、代表取締役会長、コーンフェリーインターナショナル
  大河原愛子、代表取締役社長、JC-COMSA
  小笠原由紀子、代表取締役社長、ジャパンタイムズ

8. ネットワーキングパーティー: 7時〜7時半
  フォーラム、質疑応答 時間: 7時半〜9時

9. 申し込み先:the Association for Women in Financ(AWF)
rsvp@awftokyo.com まで
 下記事項を添えてお申し込みください。
 Name _________________________________________________________
 Company ______________________________________________________
 Host Organization — Please circle one:
   AWF  FEW  GEWEL  OTHER _________________
 Address _______________________________________________________
 Tel_____________________ Email ________________________________



10. 参考:Irene Natividad氏はワシントンD.C.を拠点に各大陸で年一回のGlobal Summit of Womenを主催国の協力で開催し続けてきています。2009年の5月はチリでバシェレート大統領の下でサミットを成功させました。来年は中国北京にて開催予定で、ちょうど20周年を迎えます。
GSWはビジネスと政府の間で参考になるベスト・プラクテイスを女性大統領、総理大臣、大臣、グローバル企業のCEOやIPOの成した起業家とNPO/NGO団体のリーダーが80カ国以上集まり交換し、女性の経済的自立と発展を会議する場と交流の場を提供している。家族は夫と息子一人。男性の事務局長がご活躍の彼女を支えています。12月1日にはLegacies of Women Forumをパリで開催する予定。
| Maki | その他 | 10:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
男性管理職は女性社員の育成の仕方が分からない!?

ダイバーシティ・マネージメント研修で分かったこと
「男性管理職は女性社員の育成の仕方が分からない!?」
By 小西

今まで、ダイバーシティ・マネージメント研修を行なってきましたが、
そこにはある共通点があります。導入しようとする企業の多くは、
女性の戦力化を目指して企業ごとの活動を起こしています。つまり
女性の管理職育成を目指しています。

今まで男性同士でなにも問題なく、そしてわかりやすい環境で仕事
をしてきた中間管理職にとって、男性社員を管理職に育成すること
はやってきたわけですが、女性社員を管理職にした経験はほとんど
ないと思います。
ですから企業にとって、中間管理職が未知なる女性部下を育成でき
るかどうかは大きな課題となっています。しかし現場の実態は一様
ではないですし、ダイバーシティの考えはマニュアルを覚えるよう
にはできません。それぞれの管理職の生きてきたバックグラウンド
・価値観から生成された自分の偏見や固定観念などで受け取り方や
行動の仕方が異なってくるからです。

ダイバーシティ・マネージメント研修のスタート直後は、管理職を大
雑把に5つのタイプに分けることができます。管理職の世代によって
も比率は変化します。

例えば
・「会社が目指すならやりましょう」タイプ
・「セクハラと言われたら困る」タイプ
・「女性は結婚するのが幸せなのに」タイプ
・「どうせ辞めるから期待しない」タイプ
・「自分自身大いに賛同」タイプ
に大別できます。

私は、これらの考え方は残念に思う内容もありますが、否定するつもり
はありません。なぜなら、育った環境の中から潜在的に持っている
固定観念からきていることが多いにあると思えるからです。

男性・女性で比較すると確かに体力や筋力には違いがあります。
しかし、男性社員にもいろいろなタイプがいるように、女性社員にも
いろいろなタイプがいます。ライフスタイルを大事にする男性もいれば
仕事中心の女性もいますし、その逆も然りです。両方とも仕事に取り組
む姿勢は変わりありません。

D&Iを動かすためには、「個人の考え方の変容」と「D&Iを実行
できるスキル」が必要です。それが使えるようになるためには、企業も
社員も大きなエネルギーと時間がいるでしょう。

そのためには、会社側から管理職へ伝えるべきメッセージが大変重要だ
と感じています。それは、D&I導入に至った経緯、根拠、データ、
将来のビジョンの共有化を具体的にわかりやすく行なうことです。
管理職の方々は「これまでと同じではなぜダメなのか」、「このままだ
どうなるのか」が納得できれば、取り組む姿勢も大いに変化するものと
思われます。

ところでみなさん、グローバル化といわれていますが、私たちは世界の
人々の働き方や仕事の捉え方など、どれだけ知っているでしょうか。
世界が取り組んできたことをまず学び吟味する中から、D&Iの次の
ステップに進む何かが見えると思っています。

| Maki | その他 | 02:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
2008年度 テレワーク人口実態調査の結果 国土交通省

国土交通省によると、「IT(情報通信技術)を活用した場所や時間にとらわれない働き方(=テレワーク)」の実態調査を実施しました。
2008年度では、就労人口の15.2%が1週間あたり8時間以上のテレワークを実施していることがわかりました。

 テレワーク人口実態に関する調査は、2002年度から実施されており、政府のテレワーク人口倍増アクションプラン(2007年5月)では2010年度までにこの数字を20%まで引き上げることを目標にしています。

 「テレワークは、身障者・高齢者や子育て世代の就労を手助けするとともに、企業側からは人材確保の手段としても期待されており、少子高齢化社会の活性化の武器の一つと考えている。インターネットの常時接続の急増等と相まってこれまでのところ着実に数字がのびているが、今後は、2005年当時と比べて企業の情報セキュリティの強化や景気の低迷などが普及を阻む要因となることも考えられる」とコメントしています。

調査の結果の概要については、http://www.mlit.go.jp/crd/daisei/telework/index.htmlに掲載。
 2009年度は各省と連携して、セミナー・講習会の開催などの普及・啓発活動を強化していく予定とのこと。
http://www.mlit.go.jp/report/press/city03_hh_000002.html
| Maki | その他 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
「ダイバーシティをすすめるリーダーシップ」講演を終えて

(株)ニューチャーネットワークスさんのご紹介の異業種研究会で、
「ダイバーシティをすすめるリーダーシップ」という講演をしてきました。

皆さん、ダイバーシティという言葉は聞いたことがあるようで、
熱心に参加してくださいました。
 ただし、企業としてのダイバーシティの取り組みが、やはり
「女性活躍支援」という「女性の問題」となっているようで、
このような機会を出来るだけ多く活用して、GEWELの
考えるダイバーシティ&インクルージョンを広めていかねば
という思いを強くしました。

また、そのとき、参加者に聞いたのですが、その会社がなぜ
「ダイバーシティ推進室」や「女性活躍推進チーム」を作ったのか、
経営戦略という観点から答えられる人が少なかったのが、印象的です。

 企業経営者は「わが社はなぜ、ダイバーシティを推進するのか、
インクルージョンで何を目指すのか?」を繰り返し、管理職に伝え、
社員に理解させることをしなければならないと思います。

By 堀井
| Maki | その他 | 11:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
どうしてどこもかしこも、D&Iというと女性だけなのか

企業がD&Iを推進していった未来には何があるのでしょうか。
「どうしてどこもかしこも、D&Iというと女性だけなのか」
By 小西ひとみ

ダイバーシティ・マネージメント研修を実施する企業が最近増えています。私も講師として依頼を受け、数年前から複数企業の管理職の方々に対して研修を実施しています。

研修を実施して強く感じたことは、「どうしてどこもかしこも、D&Iというと女性だけなのか」という点でした。

多様化する雇用環境は、すさまじい勢いで変化していますし、働くことへの価値観の多様化も世代ごとに大きく変化しています。その中にもちろん女性も含まれているわけです。D&Iを企業で導入する目的は、高齢化が加速する中で、企業の成長に貢献してくれる優秀な人財を集めることが困難であり、多様な人材を受け容れていかねばならないという現実があるからでしょう。そのためには、今まであった働く上での制度や評価基準では、機能しなくなっていきます。それぞれの働く環境の中での制度や、それぞれの貢献に対しての新しい評価基準が導入される必要があるのではと思います。しかし、多くの企業はまだそうなっていないように感じます。企業の考え方を明確にすることは、社員をどう捉えているかが見えてしまいます。
そこが足踏みしている理由かもしれませんが。

私の「企業のD&Iイメージ」はこうです。「多様な人材が、互いにその能力を認めて、自分の能力との相互補完的関係の中で、成果を挙げていく。」
その関係はプロフェッショナルな関係です。そして互いに相手の能力を信頼し、互いのライフスタイルに折り合いをつけながら、目標を共に達成していく。チーム環境は、それぞれのライススタイルが受け容れられ、みんながリラックスしていて、言い合いもあるが、笑いもある、思ったことは語られ、自分の能力を信頼してくれていると感じ取れている。私のイメージは、こんな感じです。

あなたはどんなイメージが湧くでしょうか?

D&Iのスタートは、社員一人ひとりに我々はどこを目指しているか、そして何をどうしようと考えているかを明確にすることです。社員は実行するために分からないことを質問するでしょう。そのコミュニケーション自体がD&Iであり、それを続けていくことで企業はパワーを発揮していくだろうと思います。

理想といってしまえば、それでおしまいです。
大きなD&Iの波を起こそうではありませんか!
あなたは一人ではありません。共に取り組んでいきましょう!


| Maki | その他 | 00:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
AWFメンターディナー

ロサンゼルス在住GEWEL理事(GOLD代表)建部博子さんが
AWFメンターディナーにスピーカーとして参加されたご報告です。


The Association for Women in Finance (AWF) のミッションは、
「金融業界で働く女性の会 は、東京を ベース とするボランティア組織で、金融業界の仕事に携わる女性に交流の場を提供することを目的としています。この交流の場では、参加者の キャリアを発展させ 、幅広い人脈を作り、情報交換をし、 同じように活躍する 各国の女性と出会うことができる」とういうものです。

建部さんの談によると、
このメンターディナー・ミーティングは18名ほどの会員制の夜の会合です。英語でのコミュニケーションができるメンバーが、不定期に開催している会で、会員紹介であればビジターもOKだそうです。

このメンターディナーは、さまざまなキャリアをもつロールモデルとしてふさわしい女性をお招きし、メンターとして、ご自身のキャリアについてや経験談を話してもらい、参加者それぞれが感じている悩みや相談事などをオープンに話し、参加者同士シェアしあうことができるとのこと。

お食事しながらのリラックスした少人数の会ですから、全員が身近なこととして感じることができ、ロールモデルやキャリア形成をはかるのに、効果的な役割を果たしているといいます。

こんな風に、ロールモデルが身近に感じられ、キャリアについて、考えたり、学んだりすることができる機会があちこちで開催されるといいですね。
特に、ロールモデルがいないと言って、将来像が描けなくて悩んでいる女性たちには朗報だと思います。

詳しくは
The Association for Women in Finance (AWF) のHPまでどうぞ。


ささき
| Maki | その他 | 21:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
NPO法人GEWEL
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